Unityランチャーに自分でインストール/ビルドしたアプリケーションを登録する

Ubuntu 11.04以降採用されたらしいデスクトップ環境「Unity」。そのランチャー(画面左端に出ているもの)は、apt-getでインストールしたアプリケーションについては、簡単に追加できます。

  1. インストールしたアプリケーションを起動する。
  2. 起動したアプリケーションのアイコンが、ランチャーに表示されるので、そこで右クリック
  3. 「ランチャーに常に表示」をチェックする。

また、ランチャーに追加せずともDashホームの検索から起動することができます。

一方、自分でビルドしたり、バイナリをダウンロードしてきて配置した場合、アプリケーションを起動すればランチャーに表示されるものの、「ランチャーに常に表示」は選択できないし、Dashホームからも検索できません*1
こういったアプリケーションを登録するにはひと手間必要です。

僕はeclipseをインストールしたときに困ったので、eclipseを例にします

  1. ~/.local/share/applications*2 以下に、適当な名称で.desktopファイルを作成します(例えばeclipse.desktop)
  2. 先ほどのxxx.desktopファイルを編集し、以下の項目を設定します

    [Desktop Entry]
    Name=Eclipse
    Exec=eclipse_bin
    Terminal=false
    Type=Application
    Icon=/home/reppets/bin/eclipse/icon.xpm
    • Name: Dashホームでの検索や、マウスカーソルを合わせた時のツールチップに表示
    • Exec: 実行バイナリのパス(パスが通っている場所にあれば、そのファイル名のみでも可)
    • Terminal: ターミナルで実行するか否か(だと思います。未検証)
    • Type: Applicationを設定する必要がある模様
    • Icon: 任意だと思いますが、表示したいアイコンがある場合そのパスを指定
  3. このあとログオフ/ログオンで、apt-getでインストールしたアプリケーションと同様に扱えます
次のページを参考にしました:独学Linux : Unity Launcherをカスタマイズする方法《Ubuntu 11.04対応》

*1:Alt+F2でコマンドが発行できるので、バスが通ったところにあれば登録しなくても実行はできます

*2:/usr/share/applications以下でも良さそうですが…