ネットブックと中古pcのどちらが得か??

ネットブックとほぼ同じ価格帯にいる 軽量ノートpcを購入して じゃあ実際どちらが得だったのか考えてみよう。
購入したのは2005年モデルの(もしかしたら2004年)約3年前のpcで 当時はそれなりの価格だったものの現在では安ければ3万円程度で手に入るものと聞いています。
ThinkPad X40というIBM(現在はLenovo)のノートPCです。
私の購入したのは、値引き前で49800円という価格の付いたX40では最も高い部類に入る比較的程度の良い中古モデルでした。
比較するネットブックは結構多くの種類があるもののほぼすべて同じスペック、HDD搭載モデルという前提での話です。
私がネットブックを持っていないので、雑誌などからパフォーマンスを探るわけなのですが・・・
 
まずCPUなのですが、軽量中古はPentiumMかcerelonMで後で出しますが CerelonMでは全くかなわないのでPentiumMのモデルを必然的に選択することとなるでしょう。
ネットブックはAtom 1.6Gで横並び。
ZシリーズのCPUを搭載したモデルもありますが、こちらは少し価格帯的に高価になるので外しています。
Hyperスレッディング等の新しい技術が使われているのでいろいろな意味で良くなっています。
反面、キャッシュ容量や先読みのロジックの簡素化など行っていますのでそういった処理には弱いはず。
といっているとキリがないので、一応HD BenchのCPUテストで比べてみると・・・
PentiumM 1.4G CPU 83996 FPU 66523
Atom     1.6G CPU 94045 FPU 64229
この結果については、CPUに関してはクロック差がリニアに出たものと思われます。
FPUに関しては前述の仕様の違いからの結果でしょう。
 
モリーにつては、
X40    Read 53891 Write 35569
ネットブック Read 47986 Write 48413
という結果を先に書きますが、これは意外な結果。
ひとつはBusの問題で、X40の場合チップセットがCPUに対して少し古いためにFSB400の範囲ないにメモリーのアクセスも持っています。
また、メモリーの種類もDDRに対してDDR2となているので圧倒的にATOM有利と考えたのですが実際にはそうではなかったようです。
リードに対してライトが遅いのは、おそらくDDR2の効果が出ていてより、リフレッシュのタイミングに影響されにくくなっていることが効果として働いているのでしょう。
 
何よりも異なったのがHDDの性能
こちらはCrystalDISKmarkを使って(雑誌の記事がそうだったので)比べてみました。
結果は笑いしか漏れません。
X40    Read 17.16 Write 16.68
ネットブック Read 58.04 Write 59.96
もちろん、容量がX40の40Gに対して ネットブックは80〜160Gと容量の問題もあるのですが
サイズが1.8incと2.5incとサイズによる速度の差が出てしまっています。
もちろんインターフェースのE−IDEとS−ATAのさも大きな問題として残っています。
それにしても・・・大きすぎますよね。
SSDにする効果がX40には大きいことがうかがえます。
モリーが1Gだとすると重たいアプリケーションではスワップが起きるので本体速度にも大きな影響を与える部分となるでしょう。
 
総合的に考えると、年式によるへたりなども考慮すると 新品のネットブックを購入する方が機械を使うという意味ではお得にはなります。
しかし一概にそうだとは言えないのがやはり人の使うもの
たとえば、画面の大きさなどでは差が出ます。
X40の場合13インチの画面でXGAとなっています。
多くのネットブックは(同価格帯)は8インチ程度の画面サイズ。
少し高いモデルでも10インチの画面サイズとなっています。
サイズは見やすさに繋がるのですが、それ以上にそれだけの面積があってもこのサイズだということは実は重量から考えると難しいことをやっているということなのです。
努力とはいえ古い技術だと言うばかりではありません、いまにもつながる技術の部分なのです。
ただ、それによるメリットはというところなのですが キーボードの面積が広いのです。
画面サイズと横幅は当然比例するので横サイズの幅が広がり、キーボードのサイズが大きくなる。
そして、縦サイズも伸びてパームレストの場所が確保されていること。
X40はトラックポイントなので比較は難しいところですが、ネットブックの多くはパームレストのサイズが大きく削られており そこにあるマウスをコントロールするトラックパッドの縦長が短く
解像度が縦に600ドットしかないモデルが多いため、縦スクロールの頻度が高いにもかかわらず使いにくいという矛盾を抱えています。
また、ファンクションキーや 付加キーの多くは省略されていることが多くそのあたりも使用上のもんだいとはなります。
 
ではどちらを選ぶのが正しいのか?
私は気にいればどちらでもとは思うのですが、実際3年前のPCであれば業務に使うには何の問題もありません。
同じ理由で3年前のスペックなら利用上問題のある作業はそんなに多くありません。
それでよければどちらでも満足ゆくのではないかと思うのですがどうでしょうね・・・・

海外用携帯電話回線

海外で携帯電話を利用するとき、基本的にはその国に行ってからプリペイドのSIMを購入することとなります。
日本の携帯電話でのローミングであれば
 
例)海外の(現地の)人が私に連絡を取るとき
現地→日本のキャリア→現地のキャリア→私の携帯電話
という経路となり
現地から日本のキャリアまで つまり国際電話を掛けてもらうことと成ります
そして、日本のキャリアから現地のキャリア、私の携帯電話の料金を私が支払うことになります。
合計すると両者とも結構な負担になっていることがわかると思います。

故にローミングは高いとなるのですが・・・・
それでも、普段使っている電話機をそのまま持ち出せると言うメリットと
相手先の国内のキャリアの殆どを使うことが出来るので 地区によって得意なキャリアとかを選択する必要がなくなります。
日本では、何処でもどのキャリアでも何故でも通じて当たり前のように言われますが、海外では必ずしもそうではないのです。
勿論、プリペイドでも期限があるので次回には使えないと言うことも少なくありません。
ただ、友達から結構つまらない用事で電話などを貰ったとき
「いま海外なんだ」なんていったら 色々と長話になって 数分で数千円の請求があることも・・・
それが仕事用とプライベートとの携帯電話の区別をしていない私などでは 非常に危険なことに成るので海外用に別の電話番号を用意しています。
今、最も安いのが月額980円のプランとなっているわけです。
 
月額の980円も海外でSIMが購入できるまでの間や、電話番号が最初から確定しているので人に教えて連絡を取ったりするのにはかなり効果があります。
また、何かあったときに必ず連絡を取れる番号と言うのは非常に便利なわけです。
その為の980円が高いと思うか安いと思うかと言うことなのですが・・・・
 
ところが、どうせローミングするならと海外の電話会社が日本でSIMを販売しているパターンもあります。
それが今日の話しの中心となる「モベル」という会社
イギリスの電話回線を使い、世界中へのローミングをサポートしています。
故に、例えば日本国内でSIMフリーの携帯電話に刺せば日本国内でも使えます。
勿論、通話料金が画期的に安いわけではないのですが それでも日本のキャリア並みぐらいにはなっています。
ですが、このメリットの最も大きなところは 月額の基本料気が必要ないこと。
つまり、一旦購入すれば それっきりで永久にこの番号を使い続けることが出来るわけです。
これは便利な契約なのです。
 
昔から無かったのかと言えば実はそうではなく、昔からありました。
新規購入が5000円で、それプラス通話料金となっていました。
ところが現在絶賛セール中で、初期費用が0円のキャンペーンとなっています。
http://www.mobell.co.jp/simcard/
新規で加入する場合、最初にSIMカードを自宅まで送ってもらう為にかかる580円(だったと思う)がかかるだけで日本でも海外でも使えて月額費用のかからないSIMが購入できます。
携帯電話込みでも、6980円〜39800円で購入することができます。
http://www.mobell.co.jp/sim/
安いだけでよければ、端末単体で6980円って安いと思います。
ほぼ、レンタルで使わなかったときの1週間ぐらいの代金で 電話機をもらえるわけです。
そして、次回以降も使えると言うメリットもあります。
 
多少、悪く考えれば
このSIMを購入して、日本国内で海外製のSmartPhoneのダミーカードとして使うなら 回線が有効でないとGPSが使えない端末なども 回線無しで使えるようになったりするわけです。
 
勿論、セール期間中限定と言うことなのですが
この期間に、海外に出かける可能性のある人なら とりあえず購入するって方法があると思うのですが・・・
今回、韓国のでの待ち合わせにはこれを使おうかなっと!!
ちなみに、日本国内からもIP電話サービス(SKYPOUT等)がイギリスは安い国なのでそれはそれでいいかも。