纳帕(ナパ)海をかけめぐる!!
5月5日 香格里拉
前回から続いております。
次に向かうは、松赞林寺から近い所にある、
これまた香格里拉きっての観光名所・・・纳帕海デス♪
入口付近には小型のお馬さんがスタンバイ。
そう、コチラはお馬さんに乗って見学することも可能なの!
が、我々は全く興味がない。絶対お高いし!!←ケチめw
ヤクに乗れるっていうなら話は別だが、馬くらい子供の頃に乗ったことあるし。
ドライバーの小马が、受付に付き合ってくれつつ
「骑不骑马(馬に乗る)?」と聞いて来た。
「不骑!!」乗らない!ここはしっかり意思表示!
ちょっとでも「え〜どうしっよかなぁ〜(;◔ิд◔ิ) 」なんてヘラヘラしたら
付け入る隙を与えマスから!!
小马は「乗らないの?馬に乗った方が早いのにー。」とか言ってるケド
「歩きたいの!`・ω・´)ゝ キリッ」と強く意思表示!
ま、本当は別に歩きたいわけじゃないが・・・w
タダならそりゃあ馬に乗りますわよ〜
受付の女性と小马は恐らく顔馴染み、何やらまたチベット語と思しき言葉で
話したのち、じゃあよろしく〜と車へと戻っていったのだが。
受付の女性、「2人で700元ね」と、いとも当然のようにおっしゃる。
(°Д°)はぁ? 700元ーーーっ?
絶対コレ、馬に乗せようとしてるな……。とピンと来たので
馬乗らないよと伝えると、受付の女性が「ちょっとショウマー!」ってな感じで
小马を再度呼び寄せた。
何言ってるかは分からないが、以下予測
受付「ちょっとー、コノ外国人たら馬に乗らないとか言ってるんだケドー」
小马「わかったわかった、今説得するから」
受付「うちはね、馬に乗ってもらってこそ儲かるんだから!」
小马「おう、まかせろ!」
というやりとりだったかどうかは分からないが、
再度、小马が我々に「馬に乗った方が早いよ?」とか言ってくる。
さっき聞いたよ、ソレ。
だーかーらーっ!
歩きたいの!馬は乗らないのーーーっ٩(`ω´٩ꐦ)!!
・・・こうして受付の女性から冷たいまなざしを受けながら
入場料金だけ支払った。
ちなみにそれでも1人48元(=約960円)
高っ!!
だって・・・
纳帕海というのは、
いわゆるひとつのー、ただの草原なのデス。
春から夏は雨量が増えるので、山の水が流れ込んで湿原になり、
その時期になると地元の方々が牦牛(ヤク)や羊などの放牧にやってくるのだそう。
5月初めのコノ頃はまた水が増え始めた程度・・・
小马によれば、いずれ完全に水に覆われるのだとか。
・・・という多少の物珍しさはあるが、ただの草原だ。
ただの草原に入るのに1,000円近くお金がかかるのだ。←ケチw
他の観光客の皆様はほとんど・・・馬に乗ってマス(笑)
なんせただの草原なんで、むしろ馬に乗りにくる場所なんだろうと思う。
でも・・・
徒歩でプラプラするのもなかなかいいもんデス。
馬に乗ってしまうと目線があがってしまうので・・・
自分の足で歩く方が動物たちとの距離が近いし、
好きな場所に立ち止まって写真を撮ることもできるわけで。
まぁあまり遠くまで行くと疲れるので・・・ババァだからねw
30分ほどで切り上げると、小马が待っていてくれて写真を撮ってくれた。
そして、「じゃあ早く車乗って!次面白い所に行くから!」と
なんだかノリノリでせかす小马。
そのまま纳帕海に沿うように山に向かって車を走らせる。
謎のがれきの山をよけながら・・・
車のバックドアを開け放って、大八車の車輪を道路に走らせながら
運んでる(?)少年を眺めたりしながら・・・
しばらく行くと上り坂の途中で停めた。
そのまま小马は、傍らにあった岩の上に登ると、
スマホを渡して来て「(オレの)写真撮って!」
・・・へっ😱?
何故ワタクシが・・・小马の写真を撮ってあげなくてはならないのか?
良く分からないが、次々にポーズを決める小马を撮り続けるワタクシw
続いて、我々にも岩に登るように言うので、登って下を見下ろすと・・・
すっかり水をたたえて湖状になっている纳帕海の一部の
中州のように取り残された場所に牦牛(ヤク)がたくさんいるじゃないのーヾ(๑◕∀◕๑)/
どうしてあの場に取り残されたようにいるの??
どうやってあそこに行ったの?
ビックリして小马に聞いてみたら、「泳いで渡ったんだよ」と教えてくれた。
そうか!動物だって泳ぐよね〜、すごいね!と愉快な仲間ちゃんと興奮していたら
まさに目の前で泳ぎ始めたのーーーっ。゚+.( °∀°)゚+.゚
うわーなんて貴重なのかしら✨✨✨
地元の小马ですら実際に泳ぐ姿を見たのは初めてだって!
しかもコノ後、列をなして道路までのぼり、
さらには道路を横断して厩舎まで帰っていったのだ。
人間が先導しているわけでも追い立ててるわけでもなく、
自分たちだけでちゃんと厩舎に戻るのね。
小马が言ってた面白いものってコレだったのだろうか?
いや〜なかなか見られないものを見ることが出来て満足だよ〜。
谢谢小马!と思ったら・・・
ここってたまたま寄っただけだったらしい。
再び纳帕海をぐるりと巡るように車を走らせると
突然、車ごと纳帕海に突っ込んでいった!!
チベット大草原に日産車・・・CMかw
なかなかシュールでゴザイマス。
それにしても、馬なんて乗る必要はやっぱりなかったんだ(笑)
車ごと一気に突っ込んで、
こんなにすぐ近くでたくさんの牦牛(ヤク)見ることができるなんて!
ありがとう・・・小马❤
このアトラクション(?)込みなら、1,000円の価値あるかもw
いや、むしろ最初からココに来てくれれば
タダだったんじゃ・・・Σ(゚∀´(┗┐ヽ(.◕ฺˇд ˇ◕ฺ;)ノ
↑ケチ臭いこと言うなっ💢
ま、ここでも小马の写真を何枚も撮ってあげることになったのだが・・・(´౪`)うひゃひゃ
・・・つづく
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