メキシコ:予選後のドライバーズコメント

rint2005-06-26

http://www.fiawtcc.com/2k5/readnews.asp?id=619

ロベルト・コルチアーゴ(予選1番手タイムも、ペナルティで10グリッド降格)
「僕にとっていい日だった。僕とターシングのギャップは信じられないほどわずかなものだったが、ファステストタイムをキープできて満足している。チームにとってもホンダにとってもハッピーだ。誰もトラックについての事前の知識がなかったからより平等だったし、僕らの車が速くてとてもコンペティティブだと分かった。ペナルティについては、そりゃフロントローでスタートできれば良かったけど、僕はベストを尽くすし、いい結果を出せる事を望んでいるよ。トラックには問題はないし、コンディションは他の場所より悪いとは感じない。レーシングラインの外側は滑りやすいけどね」
ピーター・ターシング(予選2番手タイムも、エンジン交換で10グリッド降格)
「予選で最初に出て行った時はちょっとしたトラフィックにひっかかってしまったが、2回目に出ていった時はセットアップが素晴らしかった。僕らは先だっての2週間で多くの仕事をこなしたし、素晴らしい改善でリードを作る事が出来た。12番手からのスタートとなってしまった事は僕にとってハードファイトとなるだろうけど、テクニカルな問題(エンジン交換)だから、僕らにはどうしようもなかったよ」
ファブリツィオ・ジョバナルディ(予選3番手タイム、明日はポールでスタート)
「ホントに嬉しい、車には絶大の信頼を持っていたからね。フリー走行と予選では前に誰もいない状態で明日を見据えてクリアにドライブできた。コルチアーゴとターシングのペナルティは気の毒に思うし、僕が今日ラッキーだった事は認めないとね。チームがトラックのレイアウトを見て、セットアップについて考え始めた時は難しいと考えていたけど、アルファロメオは皆速かった」
カルロス・マストレッタ(予選19番手タイム)
「短期間でこのトラックを完成させた人々は凄いよ。もちろんトラックはまだ新しいけど、それは皆分かってるし、誰もが同じコンディションでドライブしている。僕の明日の目標は双方のレースをフィニッシュする事だ。フリー走行2回目で11番手のタイムを出せた事はいい自信になったけど、予選ではレッドフラッグにより幸運を繰り返す事は出来なかった。ちょうどタイヤが一番いいパフォーマンスが出せる時にストップしなければならなかった。でも、今は全てうまくいっているから良い結果を出せると思ってるよ」

メキシコ・予選:コルチアーゴがファステストを叩き出すも…

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ロベルト・コルチアーゴとピーター・ターシングは、明日の第1レースの事実上のフロントローを獲得しました。しかし、予選で1番手と2番手のタイムを出したにもかかわらず、双方とも10グリッド降格となってしまいます。コルチアーゴはイモラでのペナルティが適用されたため、ターシングはフリー走行と予選の間に間にエンジン交換をした為です。これによりファブリツィオ・ジョバナルディがポールポジションとなり、チームメイトのジェームス・トンプソンフロントローに並ぶ事になりました。タルキーニは3番手からのスタート、その横にジェネ、リデルとハフは3列目に並びます。ハフの6番手スタートはシボレーのこれまでのベストリザルトです。
アウグスト・ファーフスとジェイソン・プレイトは、共にイモラでの10グリッド降格のペナルティにより14番手と20番手からのスタートとなります。
セッションの始めでは、トンプソンとコルチアーゴがトップを狙って争っていました。8分経過時に、ジョバナルディが1:30.149のタイムを出してトップに立ちました。タルキーニとジェネがコーナーで接触し、ジェネは縁石を超えて立ち往生してしまったセアトから離れました。この事故によって3度振られる事になる最初のレッドフラッグが出されました。
再開後、コルチアーゴは1:29.830のタイムを出して再びトップに立ちました。これがセッションに渡っての最速タイムとなりました。数分後、トンプソンはバンクコーナーでワイドになり、ウォールにヒットしました。再びレッドフラッグが振られて、アルファロメオをコース外へ引っぱり出しました。
ターシングはセッション再開後に2番手タイムを出しました。彼のタイムはコルチアーゴのタイムの僅か0.029秒差でした。ファーフスはタイムを伸ばして4番手に食い込み、チームメイトのトンプソンを5番手に追いやりました。
残り7分、ラリーニはワイドになりコンクリートウォールにクラッシュし、再びレッドフラッグが振られました。再開後の終盤のセッションではトップ・ポジションの変更はありませんでした。トム・コロネルはインディペンデントドライバーのベストで、総合13番手となりました。
最初のフリー走行でのクラッシュにより、ヨルグ・ミュラーとアドリアノ・デ・ミシェリは予選に出走できませんでした。

メキシコ・フリー2:マストレッタ、ホームグラウンドで輝きを見せる

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フリー走行2回目でアルファロメオが再びファステストラップを刻みましたが、そのタイムはファブリツィオ・ジョバナルディのドライブによって出されたものでした。セッション序盤、イタリアンドライバーのジョバナルディは1:31.081のタイムを記録し、これは30分の間トップの位置をキープするには十分なタイムでした。コルチアーゴがセッション開始10分後に3番手に降格させるまで、トンプソンは2番手の位置を占めていました。コルチアーゴのタイムはジョバナルディより0.092秒遅いものでした。
ピーター・ターシングは、セアトのドライバーの中でのファステストとなる4番手、そしてアウグスト・ファーフスが1:31.749のタイムでトップ5最後のメンバーとなりました。
インディペンデンツ・カデゴリーでは、残り7分でメキシコ人のカルロス・マストレッタが劇的にタイムを伸ばして1:32.342のラップを刻むまで、トム・コロネルが最速でした。このタイムで彼は総合11番手のポジションとインディペンデント勢のトップの位置を手に入れました。
ダーク・ミュラーBMW勢最速の12番手、アラン・ムニュのシボレーが13番手のタイムで、チームメイトのハフが後ろに続きました。
ヨルグ・ミュラーBMWとデ・ミシェリのホンダは、前のセッションでのクラッシュのダメージが大きなものだったので、セッションには参加しませんでした

メキシコ・フリー1:2度のレッドフラッグの中、トンプソンがトップ

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プエブラでの最初のフリー走行は、レッドフラッグによって2つに分割された、非常の波乱に満ちたものでした。
最初の原因は、セッションの半ばにジュセッペ・チロのスピンをヨルグ・ミュラーが回避した時でした(ヨルグ・ミュラーBMWはコンクリート・バリヤにヒットし、車の右前に大きなダメージを受けました)。
BMWが排除された後、セッションは再開され、この時点でコルチアーゴが1:31.973のファステストラップを持っていました。すぐに、アルファロメオジェームス・トンプソンが1:31.302のタイムを記録し、チームメイトのファーフスが0.043秒差の2番手にジャンプアップしてきました。2人はトップに留まる事になり、セアト・ドライバーのジョルディ・ジェネとピーター・ターシングはそれぞれ3番手と5番手の位置を手に入れました。間にはガブリエレ・タルキーニが割って入りました。
残り5分、デ・ミシェリがヨルグ・ミュラー同様にコースオフし、デ・ミシェリのホンダはコンクリート・バリヤへクラッシュしました。再び赤旗が出され、それからセッションは再開されることはありませんでした。
トップ10のラップタイムは1秒以内に収まり、少なくともメキシコのレースに出場している5つのマニュファクチャラの1台が含まれていました。アンディー・プリオールはBMW勢の最速である9番手を占めました(10番手だったシボレーのロバート・ハフのベストタイムより0.819秒上回っていました)
トム・コロネルは11番手のタイムで、インディペンデント勢のベストでした。