はてな年間100冊読書クラブ 004/100

谷川流涼宮ハルヒの溜息

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

久しぶりにラノベを読みました。昨年話題になっているときに読まずに、今になって読み出すへそ曲がりぶりです。
文化祭の自主制作映画撮影のドタバタを描いた長編。内容が内容だけにどちらかといえば映像向けかと思います。小説だといまいち盛り上がりに欠ける気が。

はてな年間100冊読書クラブ 005/100

谷川流涼宮ハルヒの退屈

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

どちらかといえば解説が多くその分密度の高い本シリーズですが、とはいってもやはりラノベ。さくさく読み終わります。読んでて疲れることもないし、たまにはこういうのもありでしょう。
この巻は中短編集。さらにさくさく感が強いです。しっかりとした食事というよりは、お茶漬け感覚。もちろんお茶漬けといっても美味しいものとまずいものがあるように。中短編集にも上手いものと下手なものがあります。これはどちらかと言えば上手い方だと思います。まとまりが良いです。
多くの人は伏線満載の「七夕ラプソディ」を一番にあげる人が多いかと思いますが、個人的には「孤島症候群」がお気に入りです。ミステリマニアなせいもありますが、ちりばめられた小ネタに思わずニヤリとしてしまいます。