夏夏メモリーズ

週末は名古屋へ行ってきました。会場にはオレンジ色のTシャツを着た人がいっぱい居て、そのTシャツのデザインが素晴らしかったので僕も1枚買っちゃった。自分の席について辺りを見回しても、友理奈ヲタこんなにいたっけーと思うくらいTシャツが目立っていたのでそれはそれで嬉しく、ちょっぴりハートフル。
夜公演はアンコールが友理奈コールに変わり、登場後のMCで、友理奈ちゃんは通常のセリフの後に『ゆりなコールも嬉しかったです』と一言付け加えていました。…すべてがト書き通りに進んでゆくBerryz工房のコンサートにおいては、台本に無い一言が加わるというのは相当な事。それが友理奈ちゃん本人の判断なのかスタッフの指示なのかはさておき、『嬉しかったです』という言葉は、つまり現状で可能な精いっぱいだったということ。まさか台本に無いことを言ったりしないだろうと思ってたので少し驚いたというのが僕の正直な感想だけど、だからと言って、あの言葉に特別な感慨とかは感じなかった。会場があそこまで盛り上がって、精いっぱいの反応を友理奈ちゃんの口から引き出した事が会場の感動を呼んでいるのならば、それは何だかなぁと思って。友理奈ちゃんの誕生日をお祝いしたくて仕方ないのは大いに理解できるけど、実際会場で感じたのは、単なるお祭り的要素として、とりあえずスパークできる1つのキッカケみたいな、そんな雰囲気も少なからず漂っていたように思えて、いささか短絡的じゃねぇの、なんて斜に構えてみたり。
少なくとも、夜公演のあのセリフを聞けたことで、友理奈ヲタ冥利に尽きるなんて僕は言えないよって事です。

あなたを好きになる三原則

今回のツアーは演出の面でかなり凝ってあるなぁと思う。メインテーマは恋。小学6年生から中学3年生までで構成されるBerryz工房に恋愛を語らせるというのは、僕ら自身が小中学生であった頃の甘酸っぱい記憶をくすぐるような抜群の効果があると同時に、そのリアルさ故にある意味綱渡りのような危うさも兼ね備えている。
だって考えても見ろよ、自分の推しメンがコンサートの寸劇のように、本当に恋に恋していたりしたら、それってめちゃくちゃ心境複雑じゃねぇの??
そんな事を思うと、今回の演出で進行役に千奈美が抜擢されているのはけっこう適切な人選かもしれない。彼女たちが恋愛に憧れる、恋に焦がれるという事が、あまりにリアルに伝わったのでは一部のマジヲタとかに相当な心理的ダメージを与えかねないような気もするのだけど、千奈美ならば、ある程度『お芝居』として、リアルすぎず冗談すぎずちょうど良い所で恋というテーマを伝えられるのかなと。…これは僕が勝手に思ってるだけなので、できれば千奈美ヲタの視点からの意見を聞いてみたいところ。