「日本女性会議2006しものせき」〜この大会2度目の参加

rosebiscuit2006-10-11



 1日目「史上初4000名の参加です!」と大会委員長が仰っていたけれど、4000名は集まるのも大変。一会場では、入りきれず2会場に分散されたが、昨年の反省を大いに生かされたのが良くわかる会場設営・進行、責任者の姿勢に工夫が見られてサブ会場にいた私も満足感を得ることが出来た。
 2日目前日と入れ替わりメイン会場で市原悦子さんの講演を聞いた。彼女は女優そのものであり、まさにそのことのみに生きてこれたことに、深く感謝していることが良くわかった。自分の持っている力を十分に発揮出来る人生なんて素晴らしい・・戦後の苦しさも経験されていることもありかなり重い「感謝」なんである。
     
 そして、ついでに「釜山」行ってきました。初めての舟泊3日は厳しいものがありました。眠れない・・・次の日はお買い物中心でしたが、バスの中で休ませていただきました。ガイドさん、上手な日本語しゃべる、しゃべる、おかげさまで韓国の女性と男性の考え方、生き方が良く理解できた観光1日ツアーでした。
 帰りの船泊は毛布をしっかり被って寝させていただきました。
 釜山〜人口30300万人、下関〜人口30万人弱。両市ともまさに「観光都市」。我がF市はとても観光で町起こしは不可能と感じる。観光も立地ですわね。立地は替えられませんから、その地をどう生かすかです。わが市には立派な競馬場もあることですし。

 〔ところで、今大会は・・〕
 新総理大臣の出身地であるからだろうか、2日目の大会宣言はきれいな言葉で締めくくられた。
 猪口前大臣の姿もなく(これはわかっていたけれど)、全体的には世の中にはいろんな人がいろんな考えで生きている、「森」を見て「木」を判断するのは危険だ・・という中身に思えた。世界の国々は国策によって動いているが、国が違っても同じ人間、根っこは同じ、恐れずに話し掛け、理解しあおう〜??
 悲惨な民族紛争のポートレートを提示するわりには平和を訴えるでもなく、参画社会の理解推進を具体的にを訴えるでもなく、全国から参画社会を意識・行動する女性たちが集まった会に今こそ思いを結束する大会宣言が必要だったのではないかと参加した一員として悔やまれる。
 折りしも、帰りの新幹線の中で地下核実験実行のニュースを知ったことを考えればなお更である。