ついに判明!5代目レガシィ確定スペック

僕を含めた全てのレガシィオーナーならずとも、多くの自動車ファンがその動向を気にしていた次期レガシィ。デビュー20周年という節目の年、その5月にデビューすると言われている次期モデルについては、これまでにも当ブログでいろいろとお伝えしてきましたが、その確定スペックが、ついに発表されました!

まず、僕が一番気になっていた全幅についてですが・・・何とか「日本サイズ」に踏みとどまったと言ったところでしょうか?ツーリングワゴンとB4の場合、1780mm!何とか1.8m以内に収まりました!
・・・とは言え、現行モデルに比べて50mmも広くなり、アウトバックに関しては、ついに1.8mを超え、1820mmの全幅となりました。さらに全長は4720mm!明らかに一回り大きくなっています。
 
スタイリングについては、写真にあるとおりのフロントフェイスに、スバルのホームページでも公開されたUS仕様とほぼ同等のデザインが採用されました。US仕様の第一印象は「ディティールが雑」でした・・・。中途半端なレクサスGS、といった印象もあったのですが、どうやら日本仕様は若干質感が高くなり、それ程カッコ悪くはなかったのでひと安心です。恐らく今回は、ツーリングワゴンが一番デザインのバランスがいいと思います!
 
しかし、メカニズムは大きく変貌しました。何といっても、初代以来脈々と受け継がれてきた「EJ20」、つまり2リッター仕様がついになくなってしまったのです!NAに関しては恐らく、1〜2年後の年改で追加されるとは思いますが、レガシィの代表的エンジンだった2リッターのターボモデルが、ついに消えてしまうことは間違いなさそうです・・・。
代わりに搭載される2.5リッター水平対向4気筒エンジンは、NAのOHC仕様とシングルターボのDOHC仕様。アウトバックのみ、3.6Lの6気筒モデルが設定されています。恐らく、これもツーリングワゴンやB4にも追加設定されるでしょう。
トランスミッションは、OHCモデルのみ、新開発のCVTが搭載されます!しかし、ターボ車や3.6Lモデルに関しては、決していい印象がない5速ATとなってしまうのが残念・・・。が、ターボモデルには6MTが設定されているのは嬉しい限りです!僕がもし次期レガシィを買うとしたら、間違いなく2.5Lターボ+6MTのB4!「これしかない」と思いました!ちなみに、全車にボタン一つで操作が出来る「電子式パーキングブレーキ」が採用されるのですが、3ペダルの純粋なMT車との組み合わせは世界初なのでは?果たして、坂道発進時の操作性は如何に?
 
最後に、価格ですが・・・これは意外に検討したと言うべきでしょう。現行型とほぼ据え置きです!性能が向上したことを考えると、実質値下げ、とポジティブに捕らえることが出来ます!果たして、ボディサイズの大型化に伴うネガティブ要因を取り除く事は出来るのでしょうか?
 
 
とりあえず、僕的には超えてはならない一線を越えずに何とか踏みとどまった、といった印象を今のところは持っています。しかし、今回の大型化を否定的に捉えてしまうレガシィファンが増えてきそうな懸念もあります・・・。それを一掃し、レガシィであり続ける為の魅力を備えたモデルとしてスバルの社運を守り続けることが出来るのか?5代目レガシィ登場まで、あと1ヶ月です!