自宅→新今宮→日本橋→新今宮→自宅(169km)

電子部品の買出しに日本橋へ。定点観測中のフェスティバルゲートは、大阪プロレスのおかげで少し人がいた。

帰り、交差点でふと見つけたこの看板。今まで気がつかなかったのが不思議なのだが、

なつかしいロゴに、ガキ割と思われるコピー。どのような経緯で放置されているのであろうか。MNPau by KDDIが快進撃を遂げつつある昨今、段々とトマソン化しつつあると思われる。

エキスポランドの事故

事故から何日か経過すると、いろいろな情報が入ってくるが、相変わらずマスコミ報道は意味不明なところが多い。時事通信のこの記事

金属疲労、一度も検査せず=コースター含む全遊具で−エキスポランド捜索・大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070506-00000076-jij-soci

を読むと、何の検査もしていないように読めるが、他の報道を総合すると、金属疲労の発生度合いを見るための、破壊検査をやっていない、ということのようである。TBSのWEBサイトには、

ただ、ほかの遊園地でも、コースターの部品の破断検査まで行っているところは、まれだということです。

と掲載されており、他の遊園地でも破壊検査まではやっていないというように読める。

飛行機の主脚や新幹線の車軸でもそうなのだが、こういう金属ものは劣化による寿命判定というのが難しいので、定期的に傷(欠陥)を調べ、その大きさなどによって使用限度を判定している。表面であれば、カラーチェック、浅い範囲であれば磁粉探傷、深いところであれば超音波による試験で見つけることができる。この試験は当然ながらエキスポランドもやっていたわけである。

こういうことはほんの少し調べればわかるし、金属疲労の検査と超音波による検査は何が違うのか、というのを考えるのは何も理系でないとできないことではない。