グラナダ→マドリッド・アトーチャ駅

入線している車両を見ると、タルゴであった。スペインは在来線が広軌(1668mm)であるため、ヨーロッパ大陸の他地域とゲージが異なる。フランス方面へ移動する際、国境での乗り換えを省略するために開発されたのがタルゴであり、標準軌で建設されたAVEと在来線を直通するのにも使われている。

マドリッド・アトーチャ駅→Melia Castilla→Sol→Melia Castilla

とりあえず、プラド美術館へ移動する。地下鉄に乗り、で乗り換え、

Glan Viaのロエベ本店へ。本店といってもそんなに大きな規模ではない。

地下鉄に乗っていると、段々スペイン語がフランス語に聞こえてくる。乗り換えが、フランス語はコレスポンダンスなのに対してコレスポンデシア、出口がフランス語のソルティに対してサリダ。

Hotel Calmen→グラナダ駅

なかなかタクシーがつかまらない。やってきたタクシーのどれもこれもが賃走である。市の中心部へ向かう路線だからしようがないか。しばらくしてやっとタクシーが止まる。「オラ!」と挨拶した後に、「レンフェ!」と明るく言ってみる。荷物をトランクに積み込み、出発する。

来るときに利用したバス道は渋滞するから嫌だな、と思っていたら、やはり裏道らしきところを抜けていく。若干大回りになるような感じだが、普通に行くと相当時間がかかるので仕方ない。予想外に早めに国鉄駅に到着する。

国鉄駅は町外れのひなびた駅という感じ。小規模ながらも売店や4窓ほどある切符売り場が備わっている。