メストレ→ベネチア→メストレ

朝、6:50に起床する。今日はパリへ移動するので、チェックアウト準備をする。


ホテルを7:40にチェックアウトする。普段の観光旅行では考えられないぐらいの早い行動だ。

旅客ターミナルへ行き、集合する。ここから船に乗り、湾を南へ向かう。

16時になって、欧州事務所、欧州連絡室の人とわかれる。やっと、これで一人である。自己責任と引き換えに手に入る自由。今回ほどこれが待ち遠しく感じたことは無い。開放感でいっぱいになる。ひとまず、サンタルチア駅方面に歩いていく。

狭い小道を抜けると広場が突然現れたりする。ARIAの世界観はこういうところから生まれたのか、としばし立ち止まって感慨にふけったりする。

なんとか、18:10を過ぎてサンタルチア駅に到着する。売店でメストレまでの切符(1.2ユーロであった)を買い、駅の表示を眺めて1番線に向かう。電光掲示板でメストレの文字があるのを確認する。18:21到着予定である。これであれば、間に合うだろう。

メストレ→ベネチア・マルコポーロ空港

駅前まで来ると、ちょうど15番のバスが出てしまったところであった。次のバスの表示は、18:59になっている。バス停のすぐ近くのカフェっぽい売店で空港までのチケットを買う。6ユーロもする。この時点で18:41。

飛行機の出発は20:40、1時間前がチェックイン締め切りだとすると19:40には着かないと危ない。エアフランスのチェックイン締め切りが何分前だったかよく覚えていない。欧州内は40分前だったような気もするが、いまひとつ覚えていない。まあ、機械的にチェックインを締め切ることはないのではないかと思う。フランクフルトなどでは、鬼のようなぎりぎりチェックインを見ることも度々であった。が、初搭乗のAFである。段々と心配になってくる。

結局、バスは19:04になってやってくる。地球の歩き方では所要30分になっているが、行きの特急バスでもそれぐらいかかったような気がする。バス停で見ていると、この表示は別にバスロケがあるとかそういうものではなくて、勝手に時間で繰り上がる方式のようだ。19:00になると、15番空港行きの表示は消えてしまった。

バスに乗り込み、座席を確保する。さてこのバスは何時に到着するのだろうか。ピアーブ通りを北上するのかと思いきや、メストレ駅前の通りを東側の方向へ向かって走っていく。途中、渋滞があったりしてかなり時間がかかる。

もう、本当に、やっと到着したのは19:44。バスを降りると大急ぎで2Fへ上がり、チェックインカウンターへ向かう。案内板でAFが左側だというのを確認し、そちらの方向に向かっていく。が、BAやEKのカウンタしか見当たらない。もうクローズしてしまったのか、と暗雲たる気持ちになっていると、AFのカウンタを発見する。2人しか座っていない上に、当たり前だがもう誰も並んでいなく、一瞬見落としたのだ。カウンタへ向かい、軽やかな表情で、「ボンジュール」と声をかける。「Check-in Plese, sorry delayed」と言ってパスポートとeチケットを出す。何事もなく搭乗券を発券してくれ、無事にパリへ向かえることになった。

とりあえず、ずっと行きたかったトイレに向かう。チェックインカウンターのすぐ近くにトイレがあったので、そこへ行く。トイレを出て、セキュリティチェックに並ぼうとして、搭乗券が無いことに気がつく。

VCE→CDG

ゲートに到着すると、既に搭乗開始になっていた。

20:33になってドアクローズ。20:40になってプッシュバックを開始する。空港はあまり大きくないので短時間で滑走路端に行き、20:49に04Rから離陸を開始する。

22:10にシャルルドゴール空港の26Lに着陸、v3から離脱する。ここからが長く、広いシャルルドゴール空港を延々とタクシーしていく。特に2タミは横に長いので、回り込むようにして走る。22:19になって2Fターミナルの20番ゲートに到着する。