沖ノ島〜神宿る海の正倉院@日本橋高島屋ホール


藤原新也氏の写真展。
めでたくユネスコ世界遺産に登録されて、関係者たちの努力はいくばかりのものだったのか、本当によくやってくれました。
いやこの神宿る島だからこそ、その神秘のパワーに圧倒されたなにかそういった気迫があったのかもしれません。
そう感じないわけにはいかない、まるで実際その場に行ったかのような臨場感がありました。




島の中腹にある、天照大神御子神田心姫神を祀ってある沖津宮
でもここは女人禁制。不思議だなあ、と思ったけど、人間は女性から産まれてくるものだからここも守っているのかもしれません。
この巨石とのバランスが絶妙で、また何か意味あるものに思えてきてしまいます。



禁足の森。
人が足を踏み入れないことにより、自然の中で秩序が保たれている普遍的な神秘的な空間。
緑が深く、さまざまなコントラストでその生命を写真からでも存分に感じ取ることができました。
そしてここの島はお宝の島でもあり、発掘された宝物の写真も多々展示してありました。
主に朝鮮半島のものが多く、チャイナやペルシャあたりからのものも。
世界遺産に登録されるのはよいけど、有名になってどっかの常識のない国の人たちが盗掘しないか(すでに過去にあったらしい)心配です、、、
これを機に日本政府ももっと島々の安全を見直してほしいと切に願いたいものです。