0を下限とする分布
- こちらで0を下限とした分布について考えている
- カイ分布、カイ二乗分布は距離(非負)に関して定めた分布
- カイ分布、カイ二乗分布は正規分布に関して「距離」的に捉えたもの
- カイ分布とカイ二乗分布とは、変数x(距離)そのものを考えるか、その二乗を考えるかの違い
- 非心の分布と「正心」の分布との違いは、対応する正規分布の中心からの距離を考えるか、正規分布の中心以外からの距離を考えるかの違い
- カイ分布の確率密度関数
- f(x,k)=21Γ(k2)2−k2xk−1e−x22
- カイ二乗分布の確率密度関数
- F(y=x2,k)=1Γ(k2)2−k2yk2−1e−y2
- F(y=x2,k)=22x1Γ(k2)2−k2xk−1e−x22
- F(y=x2,k)=12√yf(x,k)
- 非心カイ分布の確率密度関数
- 非心カイ二乗分布の確率密度関数
- 中心はy=x2=m2=M
- ベッセル関数を用いた表記は
- G(y=x2,k,M=m2)=12{Ik2−1(√My)}(yM)k4−12e−y+M2
- G(y=x2,k,M=m2)=12{Ik2−1(mx)}(xm)k2−1e−x2+m22
- G(y=x2,k,M=m2)=12x{Ik2−1(mx)}(xm)k2me−x2+m22
- G(y=x2,k,M=m2)=12√yg(x,k,m)
- 超関数表記すると
- G(y=x2,k,M=m2)=M1Γ(k2)2−k2(My)k2−1e−y+M2×0F1(;k2;−My4)
- 4つの密度関数を並べ直してみよう
- f(x,k)=21Γ(k2)2−k2xk−1e−x22
- F(y=x2,k)=1Γ(k2)2−k2yk2−1e−y2
- F(y=x2,k)=12√yf(x,k)
- g(x,k,m)={Ik2−1(mx)}(xm)k2me−x2+m22
- g(x,k,m)=2m1Γ(k2)2−k2(mx)k−1e−x2+m22×0F1(;k2;−(mx)24)
- G(y=x2,k,M=m2)=12{Ik2−1(√My)}(yM)k4−12e−y+M2
- G(y=x2,k,M=m2)=12√yg(x,k,m)
- G(y=x2,k,M=m2)=M1Γ(k2)2−k2(My)k2−1e−y+M2×0F1(;k2;−My4)
- 正心/非心カイ⇔正心/非心カイ二乗
- 2x=2√yで補正
- 正心⇔非心
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- 0F1(;k2;−x24)で補正
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