「若者」に頑張ってもらいたい。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (9月16日 金) の、日経新聞朝刊 37頁 (静岡経済) に、静岡県が調査した、「2016年度 県政世論調査」 の結果が報道されました。


「暮らし向きが苦しくなっている」 という回答をした割合は、36.7%で、前年比で6.6%低下したという。


県民の実感としては、景気回復や賃金上昇がじわりと進んでいる可能性がある。と書いています。


就業者の90%が、中小企業で働いている我が国では、中小企業の給料が上がらなければ全体の実感は上昇しない。


政府も、敢えて経済界に中小企業の賃金アップを強く要請しています。


求人倍率も、かなり前から1を上回り、特に子供の就職を心配する親の気持ちは本当に楽になっている筈である。


国民の貯蓄の多くを、高齢者が持っているのは確かだが、高齢の親と同居したり、子供の面倒を見てもらっている世帯は、生活費の面でも、子供の世話の面でも、精神面でも、相当な恩恵を享受していることは間違いない。


  ◆ 孫の養育費の支援

  ◆ 子供の住宅取得の支援

  ◆ 孫の世話 → 主婦の再就職の飛躍的拡大


どれくらいの恩恵を受けているかは、統計がないのでわからないが、高齢者から膨大なお金の移転と、労働が注ぎこまれていることは否定できない。


高齢者が持っている遺産が、子供や孫に相当なスピードで移動 (生前贈与・遺産相続)) していることも事実です。


それに、国の世代別の配分政策も、今後は配分の厚かった高齢者から若者に移っていくことも確実と思われます。


こうした大きな流れの中で、「若者」 は、もっともっと明日に向けての希望を持ってもらいたい。


今日の日経新聞 38頁に、「交際相手のいない男性7割 女性6割」 の記事を見て、その主な理由が ”経済面” のようですが、「若者」 は、もっと未来に夢と期待を持って、自らが世の中を変えて行くくらいの気概を持って行ってもらいたいものだ。


前述のように、世の中は捨てたものではないし、少しづつ良くなっているのだから。


もっと、自信を持ってもらいたい。