むだい
まさにぐるーみーでいず。
明日からやだな…。
3月
今週のお題「卒業」
昨日(3月1日)、夜に横浜をふらふらしていたら、
花をもっている高校生の集団を目にした。
それで、ああ、今日3月1日か、卒業式か、っていうことを
思い出した。
すでに高校の卒業式から5年たって、5年もあれば小学1年生が
6年生になるのであって、まぁ要するにけっこうな時間が
経過したなと改めて感じた。全然実感はわかないんだけど、
5年という歳月は客観的にはなかなか長い。
大学入学時には無限にあると思っていた(錯覚していた)、将来の選択、自分の可能性も、いつの間にか、数えられるくらいにしか
無くなっている。
それで、いつまでも選択を先延ばしにするわけにもいかなくて、その数えるしかないルートから1つを選択しなければならないのだけど、
じゃその選択するにあたって、
自分は人生で何をしたいんだろうって考えちゃって、なかなか、
どうしていいか分からなくなる。
それなりにいい生活をして、そこそこ綺麗な奥さんをもらって、
こどもつくって、あとは家庭を守るために一生懸命働いて、
いつの間にか定年を迎えて、そのあとは適当に和歌つくって将棋とかして余生を過ごすのか、
まぁそれがいわゆる「幸せ」なのかもしれない、それもいいかもしれない(そして実際にそれを実現することはすごく難しいことなのかもしれない)とか考えながら、
一方で、結局そこに行きつくのか、それでいいのか、とかいろいろな葛藤がある。
記憶のトリガー
ドライだねってよく言われる。
でも最近、人並みにもしくはそれ以上に、自分は感傷的な人間
なんじゃないかと思ってる。
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よく昔のことを考える。
今ならあのときこうするだろうなっていう後悔の念が強いとき
もあるし、単純に過去の出来事に思いを巡らすだけのときも多い。
人それぞれあるだろうけど、
自分は音楽を通じて記憶が呼び起こされるときが多い。
その時期に頻繁に聴いていた音楽を聴くと、当時どういう出来事があって
自分はどういう心情だったのか、っていうことを思い出す。
アンダーグラフのツバサっていう曲を聴くと、
高校1年のころを思い出す。
高校1年のころは、高校生活そのものがグレーだったのと、思春期特有の
精神の不安定さが相まって、どこに感情を吐き出せばいいのか
分からなくなってた。
そういうもやもやした気持ちだったから、
ツバサの全体的に陰鬱とした雰囲気がとても気に入って、よく聴いていた。
だから今でもその曲を聴くと、ああ、16歳のときはこういう気持ちで
日々過ごしてたんだな、大変だったろうな自分も、そして親にとっても、って考える。
レミオロメンの粉雪を聴くと、高校2年の冬を思い出す。
当時付き合っていた彼女の家に行くには、電車を使わないといけなかった。
田舎だから30分に1本くらいしか電車が来なくて、その待ってる時間に
よくこの曲を聴いてた。
駅の待合室にそんなに多くの人がいるわけでもないし、山形の冬は4時くらい
にはうす暗くなる。
人気が無くて、薄暗くなった駅の待合室で聴く粉雪は、なかなか味のあるものだった。
だから粉雪を聴くと、今から彼女の家に行くって言う高揚感を思い出す。
そしてそのあとちょっぴりしんみりして、
あのときは幸せだったな、なんて一丁前のことを思ったりする。
記憶って、もちろん自分自身のなかに保存されてるものだけど、
それを思い出すには、自分のちからだけでは難しい。
音楽とか匂いとかによって誘発されるっていうのは、
なかなか素敵なことだと思う。
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いろんなことを思い出しても、そのときに戻れるわけではない。
やり直すことは絶対にできない。
でもいろんなことがあっても、ちゃんと今まで生きてこれたし、
たぶんこれからもっといろんなことがあるんだろうけど、
それでも生きていくんだろうなって思う。
だから毎日できるだけのことはやっていこうと思う今日この頃、午前1時。
モテ本特集
今年に入って、意識的に取り組んでることがある。
それは集中的に特定の分野の本を読むこと。
これまでプレゼン関連とか、文章術関連とかを読んだけど
最近まとまって読んだ分野はいわゆるモテ本というもの。
その名の通り、いかにすればモテるのかということに
焦点をあてた本である。
何冊か読んでみると、だいたい共通点がある。
第1に、コンプレックスを捨てること。
コンプレックスなんてもっていても、何の役にも立たない。
コンプレックスそのものを捨てることは難しいから、
他のことに自信をつけてそれをカバーすること。またコンプレックスそのものをあけっぴろげに相手に言うことで逆に好感を抱かせるという高等テクもある。
第2に、相手の話を良く聞くこと。
これはモテるというより対人関係すべてに言えることだと思う。だいたい人間っていうのは、自分の話を否定せずに聞いてくれる(ような感じがする)だけで、その人に対して好感を抱いてしまうもの。
第3に、積極性。
そもそも世の中には2種類の人間しかいなくて、男と女しかいない。
女なんて星のかずほどいるのだ!1人の女にふられたからってくよくよするなよ、青年!つぎいこうぜ、つぎ!
読んだ本のリスト
- 作者: ディビッド・コープランド,ロン・ルイス,紅葉誠一
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2003/06/20
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 14回
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- 作者: 水野敬也,小林昌平,山本周嗣
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: 文庫
- 購入: 23人 クリック: 159回
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上記2冊は、普通に内容そのものがおもしろい。
『モテる話術』のほうは、外国人が書いているだけあって、会話のテンションが外人っぽいけど、飲み会とか
だったらこれくらいのテンションでいったほうがいいんだろうなって思う。
『うける技術』は、うけるためのスキルが公式化されている。実践に耐えうるかどうかは本人の力量次第だろうけど、確かにおもしろいって思う会話にはそれらのスキルが使われるてるなってことも実感できる。
「聞く技術」が人を動かす―ビジネス・人間関係を制す最終兵器 (知恵の森文庫)
- 作者: 伊東明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 21回
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- 作者: 東山紘久
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 36人 クリック: 214回
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- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: 文庫
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「モテる男はこう口説く!」5日間集中レッスン (PHP文庫)
- 作者: マーチン
- 出版社/メーカー: PHP研究所
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午前2時
文章書くこと自体は嫌いなことじゃないんだけど、
いかんせん書くネタがなくて困る。
あー今日文章書きたいなってぼんやり思っても、
いざパソコンを前にするとなに書けばいいんだろうって途方に暮れちゃう。
それで結局5分くらいディスプレイとにらめっこして
諦めてパソコンの電源を落としてふとんに入っちゃう。
幼稚園から小学2年生のころまでは毎日日記をつけてた。
最初は親からつけろって言われて
書き始めたんだろうけど、たぶんそんなに嫌いじゃなかったと思う。
今も日記帳は全部取っておいてあるはず。
今度実家に返ったら探してみよう。
今からおよそ15年以上前の、世の中の仕組みも自分のことさえも理解できていない自分が一体日々何を考えて生きていたのか、
とってもおもしろいと思わない?そういうの。
でもたぶん、
幼稚園とか小学生のころとかのほうが、自分に素直だから
何もためらいなく書けちゃうんだろうなぁ。
今はいろんなことを隠して生きてるから、なかなか思ったことを書こうと思っても、すっと出てこない。
書こうと思っても出てこない。
そうなると、普段何思って生きてるんだろうなって考えちゃう。
ニュースとか事件とかに対する感想みたいなのはそりゃ出てくるけど、もっと感情に素直な、日々生きてる上で感じるようなことはなかなか簡単に出てきてくれない。
それでも、なんだか知らないけど午前2時とかになると、
言いたいことがすっと出てくる。そしてついつい書きすぎて、
朝起きてそれを読み返してみるとなんでこんなこと書いてしまったんだろうと自分で疑問に思う。
だから夜中に書くのは危険なんだよ。
ブログであっても、レポートであっても。
もちろんラブレターも。