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2010-12-11

速さはすべてに勝る - 速さを身に着けるための5つのルール

時間をかけてじっくりやることは誰にでもできます。ただ、速さを意識しない人はパフォーマンスが非常に悪いということを認識しなければなりません。ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返している間に好機を逃して、時代遅れの答えに努力を重ねる結果になります。日進月歩の情報化が進んだ今の時代に学歴、資格、技術があっても『速さ』がないのは有る意味で致命的ともいえます。遅ければ何事も後手に回り、やるべきことが級数的に増えて手に負えなくなります。

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1 速度が落ちる理由

昔と異なり、大卒が溢れている今では既に知識が豊富な人が揃っているわけで、その知識を活かす場が存在しないというより足枷になっていると言わざるをえません。現場に頭から飛び込んでいく行動力や、状況を見て感覚で判断する嗅覚は、有る意味で『バカ』にならなければできないところがあるからです。しかも、最速を求めるなら脊髄反射でなければならず、いままで蓄えた知識を、極限にまで感覚に落とし込む必要性があります。頭で考えることが優先されて、手先指先に対して技として落とし込むことや、五感を使った反射的な反応を軽視されるから速度が落ちるのです。

2 速度を上げるためにすべきこと

速さを鍛えるためにはには絶対量が増やすことに他なりません。絶対量が増えれば、必然的に経験値が増えます。知識が経験になり技能になります。最初は確かに無駄は多いかもしれませんが、慣れることで徐々にスピードが上がっていくはずです。頭で考えていることを、すばやく行動に写すためには繰り返す絶対量がなによりも必要なのです。無駄が嫌なら机の上で知識をつけてもいいと思います。ただ行動に無駄を無くすなら、結局その知識を技能に落とし込むために量をこなさなければなりません。量をこなすことにも速さがあれば、賢くなる速さも人一倍です。机上の空論を並べたものよりも、地べたを這いずり回った実践的なもののほうが役に立つことは間違いないのはその証左です。

3 速さを身に着けるための5つのルール


  • 1 決めてから考える

目の前にあるものは全て頭から行うことにする。途中でボリュームが変わったり、横槍が入ったりして数自体が増えたり減ったりしますが、基本的に目の前のことを処理することを最優先に行う。有る程度、落ち着いてきた段階で一旦ストックを確認して、ざっくり順序を入れ替えて、また目の前にあるものの処理をすることに専念する。

  • 2 事前にアラートを鳴らす

目の前の処置に集中していると、連絡調整やストックの締め切り等のデッドラインに気付く事ができない場合があります。そのときのために順序を入れ替えるときに併せて事前にアラートを仕掛けておくことです。要すれば、順序の入れ替え時に調整等を一気に済ませてしまう。そうすることで、常に目の前の処理に専念できる環境が構築できます。

  • 3 判断する必要がないものは定型化しておく

同じ作業を繰り返すようなものはフォームを作って迅速に処理できるようにしておく。考える必要がないなら誰か他の人に頼むか、機械やシステムに置き換えて任せてしまう。そうすることで、自分が本来すべきことに集中できるようになります。

  • 4 完璧を求めない

パレートの法則にもあるとおり、20%の力で80%の仕事を行うことができます。その残りの20%を埋めるには80%の力が必要です。妥協を許してはならない仕事もありますが、それ以外の仕事を80%に仕上げるためにする時間を割いてまで行う必要性があるかを考えると、すべてを20%の力で並列に処理していく方が、より多くのことを処理できます。単純計算で80%×(100÷20)=400%なのですから4倍の仕事量をこなすことができます。

  • 5 精度を調整するのは推敲

スピードを落とさないことを最優先で考えるとどうしても雑になりがちです。しかし、道半ばで都度手直ししているとああでもない、こうでもないがすぐにはじまってしまいます。速さにたいする最大の敵は「迷い」です。この迷いが生じた時点でスピードは極端に落ちます。この迷っている時間には何の生産性もありません。さっさと決めて前に進むことのほうが経験値が増えます。きちんとした形にするのゴール手前でいいのです。あまり出来てないものよりも完成に近いものをカスタマイズする方が簡単です。


成果は、「選択肢の正しさ」では決まらず、「選んだあとの行動」によって決まる。
伊藤 喜之




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書きなぐれ、そのあとレヴィ=ストロースのように推敲しよう/書き物をしていて煮詰まっている人へ 読書猿Classic: between / beyond readers はてなブックマーク - 書きなぐれ、そのあとレヴィ=ストロースのように推敲しよう/書き物をしていて煮詰まっている人へ 読書猿Classic: between / beyond readers

mukku3868mukku3868 2010/12/11 11:20 正に現場での作業はこの通り!

kohaku1958kohaku1958 2010/12/11 11:35 sadada54 さん 今日は 琥珀です

わたしはありふれたただのパートタイマーで仕事の内容も誰でもできることですが、ここに書かれてあること、言われてみると「確かに」って思うこと大ありです。ありふれた仕事ですが、とにかく身体を動かしてそこから見えてきたもの、つかんだものを答えにする、そう感じるように最近やっとなりました。
失敗して陰で非難されることを怖れていては進歩はない、そう言い聞かせています。やらない「やから」、矢面に立たない人ほど、陰で色々言っている気がします(わたしに職場では)。
何年も繰り返すことで手に入れた「速さ」、この速さは「脊髄反射」なんですかね。肉体労働ですかこうなることは自然な流れでしたが、デスクワークの仕事で速さを身に付けるのは並み大抵な努力ではできないのでしょうね。
本を読むことのできないわたしには、ここで本を読む代わりをしている感じで、いつも勉強になっています。ありがとうございました。拙いコメントで失礼しました。

PeonPeon 2010/12/11 12:59 製造やサービスなどのジャンル、人海戦術ならば強いでしょうが、一つだけ。
注意するジャンルとして、クリエイターや設計の仕事、情報や政治
修正のきかない仕事作品を残す活動だと危険になりますよ。

なので、理解力ある人もしくは指示を受ける兵隊はこのコメントは必要ありませんが、
どのシーンでスピード勝負が必要かを、読んだ人は判断する必要があるかと

迷う兵隊と決めない隊長が使えないのは確かですが、暴走が怖いので念のため

sadadad54sadadad54 2010/12/12 04:44 コメントありがとうございます。
id:mukku3868さん
コメントありがとうございます。現場での作業もそうですが、学習と名のつくものすべてに該当することだと思います。知識が増えれば増えるほど扱いに困るのはそれが活かされていないからに他ならないからだと思います。

id:kohaku1958
いつもコメントありがとうございます。間違いに対して厳しくあるのは自分だけで結構だと思います。行動の原因が全て見えるのは自分だけだからです。理由が見えない人に見当違いの指摘を受けても次に活かすことはできません。他人による厳しさというのは参考程度でいいのだと思います。


id:Peonさん
確かに一定の基準を要求されたり、法律で縛られたり、政治的なやりとりをする場面においては正確さは求められるのかもしれません。ただ、そういった発想がこういったジャンルを時代遅れにしているともいえなくもない気がします。周りがあまりに完璧を求めすぎているところにこそ問題がある気がしてなりません。もっと余裕があり、自由に経験を積める場があれば能力は最大限に活かされるのだと思うのです。

pppppp 2010/12/13 13:06 基本形はこれで良いと思う。自分の職場などに合わせてカスタマイズすればいい。
注意すべきはスピードはストレスになる。何もできないうちに負荷をかければミスばかりになる。例えばコンビニのレジでミスったら許されるわけがない。慣れるというより作業を完璧に覚えた上でスピードアップを図らないと本末転倒になりかねない。本当のスキルは基礎の上にしか立たないものだ。

PeonPeon 2010/12/13 13:32  余裕があり、自由に経験を積める場。そんなの無いと言いたくなりましたが、それこそ早さを身につけ余裕を作って、試験的なことをする時間を自分で作るしかないのかな? と自問自答。

組織的な解決は・・・意見止まりでしょうし別問題になりそうなので、この5つのルールはプライベートで存分に生かそうと思います。
とくに5を思い出して突き進むことにします。

まさまさ 2010/12/13 19:55 記事の内容は面白いが、速さが全てに勝るのではなく、速くこなせるものはこなせた方がいいに決まってる。
時間は有限なのだから・・・・。

sadadad54sadadad54 2010/12/16 06:42 コメントありがとうございます。
pppさん
本当のスキルは基礎の上にしか立たないものだ。というご指摘はそのとおりです。ただミスに対する指摘があまりにも厳しい環境が、失敗するという経験不足を生み出している気がしてなりません。いつも安全運転では得られるものが少ないのもまた真実だと思います。

id:Peonさん
自問自答を繰り返すことはいいことです。私もよく自問自答を繰り返しています。ただ、自分の中に閉じこもらないようにというのが前提にしなければスピード感は失われてしまいますので気をつけなければなりません。

まささん
「時間は有限」は当たり前ですが、以外と見失いがちな真実ですよね。

z1121z1121 2011/01/16 21:57 何年も積み重ねて手に入れた(((脊椎反射)))という表現はすごいですね。
自分は疲れてきたり、ゆとりがなくなってくるとミスが増えると実感しています。
今の職場は本当に有り難いことにゆったりとしていると思うので、感謝しつつ自分を訓練していかなくちゃと思います。
本を読む代わりで勉強なさっている琥珀さんの文面を読み、私も学習意欲が高まりました。

dmdmdm12dmdmdm12 2011/02/05 14:43 いいですね こういうの
僕はよく迷うので迷わずテキパキこなしていきたいですね

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