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2015-08-23

素直な気持ちになれる本 『「相対性理論」を楽しむ本』

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大学では物理学科に在籍していたなんて過去はちょっと伏せさせていただきますが、ぼくは物理の入門本を読むのが大好きです。あらゆる現象について、なぜそうなるのかを徹底的に追究するのが物理ですが、そんな「なぜ?」という気持ちをいくつになっても忘れたくないので、時折物理の入門本を手に取るのです。数式の出てこない、できれば縦書きの、学問としてではなく教養としての入門本的なものがよろしい。(より正確には、入門書というより紹介書、かな)


物理の世界でおそらく最も一般にその名が知られているにもかかわらず難解とされ正しく理解されていないのは、アインシュタインによってまとめあげられた相対性理論ではないでしょうか。実際、相対性理論に関する入門書、読み物系の本は大変多いのですが、これまでぼくが読んできた中では、どうもしっくりくるものがありませんでした。平易に書こうとするあまりかえってモヤモヤ感が増してしまったり、順序立ててきちんと説明しようとしすぎて途中で小難しくなってしまったり、といった本ばかりだったのです。


そんなときに出会った、これぞまさに「相対性理論の入門本」としておすすめなのが『「相対性理論」を楽しむ本』。ちょっと古いんですが(1998年)この本の良さは、割り切りと素直さ、です。大半の読者にとって「ここはきっちり説明しても理解は難しいだろう」というところはバサバサ切り落としながらも相対性理論のすばらしさについては「四の五の言わすに結果だけ覚えとけ!」という具合にストレートに訴えてくるのです。この潔さがこの本の最大の魅力。その他の相対論入門本て、伝える側(筆者)も受け取る側(読者)も難解な理論であるという先入観で身構えてしまって、素直に書こう素直に読もうという姿勢が足りなかったんじゃないかなあ、と思います。


で、素直といえば、まさにこの相対性理論。相対性理論を受け入れるには、明晰な頭脳よりも純真で素直な心の方が重要です。アインシュタインも相対性理論も、奇抜なわけでもひねくれてるわけでもなく、「光速は常に一定」という厳然たる事実を素直に受け入れてみたら、時間や空間が伸び縮みしてることがわかっちゃった、という話なのです。


既成概念や常識にとらわれずに素直に物事を見つめれば、見えなかったものが見えてくる。そんなことを教えくれるのが相対性理論であり、そのことに気付くきっかけを与えてくれる良書が『「相対性理論」を楽しむ本』なわけです。仕事や日常生活でも「素直さ」は大事であります。


2015-07-17

ニッポン発祥のチームスポーツ

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巷では新国立競技場の見直し騒動が話題ですが、ここで我が国ニッポン発祥のスポーツについてちょっと。


外国人とスポーツについて会話していたとき、「日本発祥のチームスポーツは?」という問いを振られて、はたと考え込んでしまいました。いくら考えても思い浮かばないのです。柔道や剣道など「一対一の対戦を順番に行う」タイプの、"個人競技の団体戦" という形式はあるものの、複数人同士が場所と時間を共有しながら進めるタイプで日本発のスポーツとなると、これが思い当たらないんですねえ。


惜しいのがゲートボール。国際大会も開催され世界で広く楽しまれている日本発祥のスポーツですが、プレイヤーがチームメイトの手を直接借りず対抗チームの誰にも直接邪魔されず "ひとりで" ボールを順番に打っていくというルールですので、団体競技ではあるもののサッカーや野球、ラグビーなどとはだいぶ趣が違います。


日本人のチームスポーツにおけるパフォーマンスは個人技よりチームワークという印象が強いですし、「和」の精神や「団体責任」という慣行も、集団で何かを成すという日本人の特質を表していると思うのですが、チームスポーツが生まれていないのは何とも不思議です。いやむしろ、和や規律を重んじる国民性ゆえに、ルールという既成枠に本来個々の内に持つべき和や規律の精神をはめてしまうという考え方が相入れなかったのかもしれません。


と思ったら、ありましたね、日本発のチームスポーツ。運動会ですよ。玉入れ、騎馬戦、棒倒し…。

2015-06-16

余市の水割り。

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新陳代謝とか尿酸値が気になるお年頃のぼく的には、家飲みはもっぱらウイスキーなわけですが、中でも余市の水割りは一番のお気に入りでございました。ええ、ウイスキーはニッカ派です、朝の連ドラとはまったく関係なく、サントリーよりニッカです。それがなんと余市(と宮城峡)販売終了なんて突然の悲報青天の霹靂寝耳に水。報道の翌日に行動するという、ネット時代にはあまりにも遅すぎる初動のためやっとの思いで入手できたのはミニボトル2本のみ。残念です、誠に残念。


と思ったら、ニッカ(アサヒビール)様から追加の発表で、ブレンドを見直しつつ増えすぎたラインナップを一本化して秋に再発売と聞き、手放しでは喜べないものの、ここはひとまず取り乱さず秋の新ブレンドを待ってみますか、という心持ちで平常心。


「余市」は“重厚で力強い味わい”、「宮城峡」は“華やかでスイートな味わい”

蒸溜所の個性を際立たせた、新たな「シングルモルト」を新発売!

『シングルモルト余市』『シングルモルト宮城峡』

http://www.asahibeer.co.jp/news/2015/0615_3.html


そんな今夜は宮城峡の水割りをちびちびと、氷なしでいただいております。