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2018-09-16

知的なプーさんと芸術が爆発するももの話(『高嶺の花』)

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毎回、物語の世界に完全に引きずり込まれていたことに見終わった後に気付くという没入感を味わっていた『高嶺の花』(日テレ)が終了しました。没入要因の大半は、主演の二人のリアル感と人間的魅力でした。


結婚式当日の破談による喪失感と自失感、家元継承継問題で揺れる心、亡き母の思いと自身の血筋に対する疑念、芸術家としての自分を取り戻せない挫折と焦り、、、様々なプレッシャーや精神的不安定さの中に身を置きながらも、もう一人の人格が商店街の自転車屋の純粋な愛情に惹かれ頼ってしまう、そんな月島ももを演じた石原さとみ。表面的にはしがない自転車屋だけれども、心は純粋で、物静かで知的であり、芸術への理解もある優しい不細工男、風間直人を演じた峯田和伸。この2人が本当に生き生きとして、リアルで、魅力的で、知らぬ間に引き込まれていっている感じでした。


最終回がハッピーエンドすぎると言えなくもないですが、最終回の俎上のシーンで見せた、華道家元という超高格式の圧力から解き放たれたももの表情は、この最終話にしてようやく見ることのできた彼女の自然な笑顔であり、観るものに安堵と幸せ感を与える、見事な「変身」でした。脇役のみなさんも、この奇妙なラブストーリーをいい感じに盛り上げてくれていました。


あり得ない設定(いや、テレビドラマという観点からは十分あり得る普通に軽い設定とも言えるけど、その軽薄さと裏腹にストーリーは実に真剣!)にリアル感と人間的魅力とを注入して、最後は涙腺を緩ませてくれる物語に仕上げた出演者とスタッフに拍手! 絶妙なタイミングで流れてくるプレスリーの『ラヴ・ミー・テンダー』が後を引く秀作です。

2018-09-15

お買い物メモ:Amazon Go

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いろんな意味で「アマゾンエフェクト」によって街がトランスフォーム中のシアトルダウンタウン。1年ぶりの出張で訪れましたので、いまや観光名所としても名高い(と思う)「Amazon Go」でレジ無し購買体験をしてきました。

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買い物の大きな流れとしては、専用スマホアプリをダウンロードし、画面に表示される自分用のQRコードを入口の「改札」にかざして店内に入るだけ。あとはやりたい放題です。買いたいものを手に取りそのまま出口のゲートを出て、おしまいです。店内にあるバッグや自分のカバンにほしいだけ突っ込んでも、ぼくの「購買行動」(Amazon Goでは店内をウロウロすることを "trip" と呼んでいます)は天井にびっしり敷き詰められているカメラで正確に捕捉されています。たとえば、薄めの板チョコを2枚バックに入れましたが、ちゃんと2枚と認識されていました。一度手に取って棚に戻す、を繰り返しても間違えることはありません。

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店舗の構築と運用にいったいどれほどのコストがかかっているのかわかりませんが、この体験は新鮮ですね。出口のゲートが開いたときはプチ感動を味わいました。

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店を出て数分すると購入レシートがアプリに送信されてきます。店を出た瞬間に飛んでくると思っていたので、意外と時間がかかるんだなという印象ですが、何か確認作業みたいなことをやっているんですかね。


なお、アプリに紐づけるアマゾンのアカウントはアメリカ用のものでないといけません。ぼくは日本のアカウントしか持っていなかったので、その場で(アプリの中でできます)アカウントを新規作成しました。

2018-08-13

つぶより野菜が届きました

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一時期は相当に過熱していた(と、ぼくが勝手に考えていた)カゴメと伊藤園による野菜ジュースをめぐるバトルも最近ではすっかりおとなしくなり停戦状態。そんな中、常に先手を打ってきたカゴメが、ひっそりとまた違う土俵で仕掛けてきました。その名も『つぶより野菜』、ネット販売限定の商品です。違う土俵、というよりも、我が道を行くといった体で、伊藤園のことを完全に無視した札を切ってきましたね。


関連する過去記事:


購入するには、カゴメ健康直送便オンランショップ会員にならなくてはいけませんが、特に会費もないので手間なのは最初のユーザー登録のみ。それを済ませれば、初回注文限定「お試し15本セット」(2,000円)が購入できます。(本来は30本入りで7,200円)

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つぶより野菜は、厳選した、すべて国産の野菜を6点(にんじん、トマト、セロリ、プチヴェール、レタス、ほうれん草)、それぞれの素材にあった製法で絞り出し、配合したオレンジ色のジュースです。使用する野菜の量は、ジュース1本あたり350gとのことで、「野菜は1日350g」という基本量をクリアしています。

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飲んだ印象は、ものすごく粗びきで素材感(繊維感)を舌に感じるものの飲後感はサラりとすっきりしていました。濃厚に感じるのにドロんとしていない、絶妙なブレンドな野菜ジュースであります。

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味的にはにんじんの風味と甘みを一番強く感じましたが、遠くの方から存在感を主張するセロリや縁の下の力持ちとしてベースを作っているトマトなど、入っているすべての野菜がうまく協力し合って作り上げた調和を感じました。


うまい!とうなる味わいというほどではないのですが、素材こだわって丁寧に作るとこういう自然の味がする作品になるんだよな、とうなずける、そんな出来栄えの野菜ジュースです。

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