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2014-07-29

とんかつ目線の究極かつカレー『豚組食堂のオリジナルかつカレー』を食べてきた

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六本木の豚組食堂が昨年に引き続き「究極のこだわりかつカレー」を8月1日から始められると聞いて、一日限りの「プチ先行試食会」へ本日行ってまいりました!

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豚組食堂のオリジナルかつカレーと言えば、昨年の7月から8月にかけてたったの6週間だけ提供されていた幻の逸品。月〜水曜のみ、しかも一日限定10食という希少な名作なのです。


最初に申しあげておきますと、わたくし、とんかつもカレーも大好物なのですが、両者が合体した「かつカレー」は実はあまり好きではないのです。どちらのメニューもぼくにとっては主役の中の主役級な存在で、両者が共演する作品というものがうまくイメージできないのですね。実際これまでに食べたかつカレーはどれも「とんかつ、プラス、カレー」以上のものではなく、せっかくのコラボなのにお互いが主張しあうばかりで、大味な品のないものばかりでした。まるで、テレビドラマがどれもいい感じなのに映画を作らせると途端に大味でぐったりしちゃう作品を連発する堤幸彦さんのようです。(注: 堤さんの作品は大好きなんですよ)


ところがです! 豚組食堂のかつカレーは、やはりただモノではありませんでした。とんかつ専門店が出すかつカレーなんだからとんかつが最高なのは当たり前ですが、同じお皿に盛られるカレーはとんかつを引き立てるものでなければいけないということがほんとによくわかってらっしゃる作品なのです。

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もちろん、引き立て役と言いながらも豚組食堂のカレーに一切の手抜きはナシ。手抜きどころかこだわり抜いちゃってます。とんかつとカレーを愛する者すべてが以下の豚組食堂のこだわりポイントを読むだけでよだれが出てくること確実であります。


【その1】豚組食堂のとんかつの味を活かすことに徹底的にこだわる。

【その2】カレーの野菜には茨城県つくば市から新鮮な状態で直送される 久松農園 Hisamatsu Farm さんの有機野菜を使用。

【その3】カレーにはブイヨンや肉類は一切使わず、野菜が持つ本来の甘みや酸味を引き出す。

【その4】小麦粉などで不自然なとろみは付けず、玉ねぎやトマトなどの野菜だけの自然なとろみ。

【その5】厳選したスパイスで、さっぱりとしていながらスパイシーな仕上がりに。

【その6】カレーだけが主張することはなく、とんかつと合わせることで完成する味わいに。


このカレー、いわゆるカレーライス的などっしりなところがまったくなく、ほどよい酸味があって、でもしっかりスパイシー。「とんかつと合わせることで完成する味」とは言い得て妙で、もうこのメニューはかつカレーを超越した「美味とんかつスパイシーサワーソースがけ」であります。

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しかも、本番まであと数日だというのにカレーの仕上げにまだ試行錯誤を重ねているらしく、今日のブレンドは辛味やや強めだったとのこと。ぼくはとてもバランスのいい味に感じましたが、一緒に初体験した妻曰く「最初はちょっと辛いかなと感じたんだけどトッピングのトマトが絶妙で、うまくてナイスでした!」とのコメント。本番でどのようなアレンジになるのか興味津々です。

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てな感じで完全に「とんかつ目線」で語ってきましたが、カレー視点の方々からすると「カレーによく合うとんかつとの共演」が最高のかつカレーなのかもしれません。豚組食堂のこだわりかつカレーは、とんかつを愛する人のための、とんかつ目線の、これまでにないベストマッチなかつカレーでした!


本番は

8月1日〜8月末日ごろ(トマトの入荷状況次第)

(2014/08/01追記: 注文できるのはディナータイムのみ。ただし今年は曜日の制限がないようです!土日ならランチタイムも可。詳しくは&正確な情報は豚組食堂のFacebookをご確認ください →http://t.co/Qn1VRA0EUV

価格:1,800円より(豚肉の種類・サイズが選べます)

→とんかつは好きなものが選べるらしく、基本的にとんかつ定食の価格プラス500円とのことです

2014-07-28

バッシングの優先度を上げるだなんて


ふらっと立ち寄った吉野家で、従業員向け行動規範のような張り紙が目に留まりました。「いつも客席に "目配り" を」とか「一歩先の予測とムダのない動きが仕事を楽にします」とか、きわめてまっとうなことが書かれていて感心して読んでいたのですが、その中におやっと思う一行がありました。


『優先順位は "バッシング" から』


バッシング? 優先度を上げて客をこっぴどく叩きのめせって??


そんなはずはないだろうとその場でスマホ使ってググってみると、ここでいうバッシングとは非難すること(=bashing)ではなく、客が食べ終えた食器を片づけること(=bassing。"ウェイター・ウェイトレスの助手をする" が語源らしいが…)だと判明。


業界人ではないのでいつごろからこの言葉が使われはじめたのかはわかりませんが、nanapiさん(『飲食業界でよく使われる用語10選』)によれば、「バッシング」とか「チュウバシ」(中間バッシングの略。食事の間で、空いた皿などを下げること)などは業界用語として定着しているっぽい。でも、あまり耳にしないけどなあ。それこそ吉野家とか松屋とかオープンキッチン(?)な店舗に行けば耳にしてもおかしないと思うんだけど、聞いた記憶がない。ぼくが学生時代にバイトしていた小洒落たレストランバーでも使ってなかったし。(もう20年以上前の話だけど…)


しばらくの間、飲食店での店員同士の会話に耳を傾けてみることにします。

2014-07-25

総天然色なり『大人のウルトラセブン大図鑑』

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ウルトラセブン好きなぼくとしてはこういうムックはついついポチッてしまいます。その名も『大人のウルトラセブン大図鑑』。


誕生から50年近くになるというのに今だに根強い人気があり、そして、ウルトラシリーズで最も濃いファン層を誇ると言われる(注:筆者私見)セブンの新刊となれば購入しないという選択肢はありません。


これまでの「セブン本」で最強最濃と思われる『ウルトラセブン研究読本』と比較するのは少々かわいそうだけど、この「大人のセブン」もウルトラセブンの魅力を時代背景とともに幅広くカバーし、満足度が高い作りとなっています。子供の頃のイメージで言うと、「研究読本」が濃密副読本だとすると「大人の」は見やすい資料集といったところ。


「大人の」が「研究読本」より優れている点は、


  1. セブン世代の目にやさしいフォントサイズ
  2. 全ページ総天然色の美しさ
  3. 読みやすいサイズ

あたりでしょうか。コンテンツについてはやはり「研究読本」の熱量にはかなわいかな、という感は否めませんが、「大人の」も十分楽しめる本に仕上がっています。この熱量の違いはおそらく、作り手の年齢層ではないかと勝手に想像しています。「研究読本」巻末には制作関係者の生年月日が記載されているのですが大半が1950〜1960年代の方々。一方の「大人の」は、マガジンハウスのムックってことから邪推すると比較的年齢層が若めのメンバー比率が大きいのではないかと思われます。同時代で興奮した記憶があるかないかで指先の力の入り用が自然と変わってくるのかなあ、と。


両者のサイズの違いは以下のような具合。「研究読本」はひと回り小さいく縦横比が微妙で手への収まりがちょっと悪く、また、フォントサイズの小ささが老眼購入の後押しをしてくれます。

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厚さの違いが熱量の差?

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こちらは白黒ページが多い「研究読本」。硬派です。

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「大人の」は全ページがカラー。この「昭和なカラー」の発色に前のめりになってしまいます。(ギエロン星獣を見るたび涙が…)

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こんな「時代背景」も載ってます。(ちょっとこわい)

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てことでファンは購入必須です。たったの1,000円でバック・トゥ・昭和40年代。