5月25日のトレード

日経平均 9459.89円(-298.51)


米国株安、PIIGS北朝鮮の戦争準備と、材料には事欠かなかった。
しかし、どうもコツンときた感じがないんだよな〜。断末魔というか、悲鳴みたいなものが聞こえない。
もしかすると、このまま9000円を割るのかも、という陰湿ささえ感じる。


打診で買った3銘柄はすべてカット。
買いは断末魔が聞こえてからで十分だったが、カットが早めでなかなかよろしい。
とはいえ、3229日コマをロスカット。ことし積み上げてきた利益の3割が吹っ飛んだ^^;


為替も円高で、朝鮮半島のいざこざに日本が巻き込まれないと市場は踏んでいるらしい。
しかし、金融危機のたびに円高になって輸出産業がボロボロになっていくのは日本の悲しさ。
ユーロ安は欧州圏の輸出産業には神風だけど、ソニーやホンダなんかにとっては暴風雨そのもの。


為替が何とかならない限り、ハイテクが多い日経平均は苦しい展開なんだろうな。
24日に書いたとおり、買い出動をしたいのだけれど、これだけズルズルいかれるとタイミングが難しい。
下手な打診が大怪我になり得ることは直近のトレードが証明している。


指標からみて割安な銘柄はあれど、市場を支配しているのは「理性」ではなく「感情」。
もともと市場なんてものは躁鬱みたいなものだから、突飛高や信じられない位の安値が出現する。
でも、その突飛高も安値も、どちらも市場のフェアな価格なのだ。


わざわざ嵐の中で狩りをしなくてもいい。
自分の得意な天気がやって来るまで、じっと待つべき局面だろう。
相場は明日も開くのだから。


まさか第二次朝鮮戦争とかはないだろう。それだけはカンベンしてほしい。