西森博之先生にサインを頂いてしまいました!

「う、うに頭のいたうで!」



いやあ、こんなこともあるものなのか。
芸能人がよく来る店だとは思ってたけど、まさか目の前のお客様が、
僕の大好きな今日から俺は!!』の作者さんだったとは!!


とても気さくな方で、


「大ファンです! 学生の頃から今でも繰り返し『今日から俺は!!』読んでます!!
サインいただけませんか?!」
「いいですよ。 三橋にしますか?」
「(え? 絵を描いていただけるのか?) そ、それじゃあ、いたう(伊藤)くんでお願いします!!」

本当に有難うございました。
家宝にします!!


そして、西森先生のご友人の某AVメーカーのM崎さん。
あなた様のお陰です。大感謝!!


どうだ、羨ましいだろ、ささ!!

 読んだ本


くらやみの速さはどれくらい (海外SFノヴェルズ)

くらやみの速さはどれくらい (海外SFノヴェルズ)


主人公は、自閉症のルウ。
彼は、他の人と少し違っているが、今の自分が好きだ。
そんな彼の周りでは、彼が今のままでいいと思うものや、積極的に変わらそうと考える人たちもいた。
彼を傷つけようとする者や、彼に仕事を与えている会社のキナ臭い動きに戸惑うルウ。
そしてルウは選択するのだった。


主人公は、自閉症のなかでも比較的程度の軽い、しかもサヴァン症候群と思われる能力を有している。
サヴァン症候群とは、映画『レインマン』のダスティン・ホフマンが演じた役柄でも有名だが、
この本の主人公も通常人をはるかに超えた能力を発揮する。(そしてそれによって仕事を獲得している)
本を何百冊も丸暗記してしまうとか、コンピューターがするような計算能力を持っているとか。


【参考】
九千冊の本を暗記する男 ― サヴァン症候群とは
ちなみに、このサイト X51.ORG は、フリークス好きや、オカルトめいたものが満載でお勧めです。
私の巡回サイト。



ラストは、絶望的になるのかと恐れていたが、そうではなかった。
しかし、いろいろ考えさせられる話である。
特にこの本が凄いのは、自閉症者の視点が貫かれているというところ。
色や形や匂いや音が、こんな形で認識できるのだとしたら、人は違う存在になるに違いない。
いい体験をした。

 購入した本


クリスマス・プレゼント (文春文庫)

クリスマス・プレゼント (文春文庫)


裏アジア紀行 (幻冬舎アウトロー文庫)

裏アジア紀行 (幻冬舎アウトロー文庫)


深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち

深海生物ファイル―あなたの知らない暗黒世界の住人たち