青い鳥
最近、また少し本が読みたくなっていて、読んでいます。
重松清さんの本が好きです。
簡潔で、読みやすくて、心奥に響く というか。
今回「青い鳥」という本を読み、改めて強く感じました。
私が納得できなくて、でも何が納得できないのかもわからなくて、モヤモヤモヤモヤしていることを、
そういう心情になるストーリーと場面と登場人物とで、素晴らしくぴったりくる言葉にしてくれるなぁって。
この本の中で、ある先生が言うのですが、
「学校の黒板は、日本全国、どの学校でも全部西を向いている。中には、西を向くのが辛くなる生徒もいるんだ。」
って。
どうして西向きなのか、ということは、読んで頂ければわかるのですが、
みんなと同じ方向を向くのが辛いこと、どうしても同じに出来ないこと、そこに「原因」がある人もいるけれど、
理由もわからないでいる人もいる。
そんなことを抱える人たちが出てくる物語です。
いい本読んだなぁって、思いました。
よかったら是非、読んでみて下さい。
ロロコ