川崎仙台薪ストーブの会:フォレスター3題話

曇り、無風で山作業絶好日。午後雨との予報でしたが、なんと作業をやめた途端降り始めました。今日のメンバーの日頃の行いのお蔭でしょう。

作業開始時。まさに秋色です。

 伐倒木の搬出、薪割等いつも通りの仕事なのでたまには変わった写真を。センス抜群のYA氏の作品です。柄の曲線など本物より本物っぽい、と思いませんか?千円では安すぎるけれど五千円は出せないな、などと百万円積まれても真似のできない雀どもが囀っていました(前回です)。


 数日前NHKの「クローズアップ現代」の「眠れる日本の宝の山:林業再生への挑戦」というタイトルの番組でドイツの林業が紹介されていました。同国では資源は日本の半分しかないのに3倍の生産量があるのは各地にフォレスター(森林官)がいて森林・木材に関することを総合的に判断するからとのこと。それも一つの理由でしょうが、日独の最大の違いは単位面積当たりの道路総延長の違いだということを読んだ記憶もあります。インフラの重要性は薪ストーブの会の活動で痛感するところです。
 第二のフォレスターは私の車(スバル)で、最初の写真の赤い車です。最低地上高215mmなので腹帯の伐採地にも入れ、街乗りでもおかしくない車として選びました。1年もたっていないのに傷だらけで、私の運転技倆は皆に話のタネを提供しています。
 三番目は”Finding Forrester”という物語です。rが二つです。数年前突如死去が伝えられた(それまでは遠い過去の人だと思っていました)「ライ麦畑」のサリンジャーを想起させる、文壇に華々しくデビューしたのに若くして隠遁生活に入った老作家フォレスターがたまたま知り合った才能ある黒人少年の為に再び世間に姿を現す、というストーリーで、ショーン・コネリー主演で映画化されました。

 日本橋丸善に「最近映画化されたものの原作」というコーナーがあり、時々買っては読んでから映画を、と思うのですがいつも読み終わる頃には上映が終わっています。間に合ったのはジュラシックパークくらいでしょうか。これは随分と長い間映画館でやっていましたから。映画化される、ということはある程度面白いお話だということを保証してくれます。

 胸高径20cmくらいのコナラ一本分です。部位毎の放射能を測定しようというのですが、さて、どうサンプリングするか。