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2016-07-20

6月の世界平均気温、観測史上9か月連続月間過去最高

f:id:satohhide:20160719220423p:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年6月の世界の平均気温は偏差0.79℃で、前年同期の0.78℃をわずかに上回り、9か月連続過去最高記録を更新した。

2016年は目下、6月まで昨年の年間最高記録をことごとく上回って上昇を続けており、2年連続観測史上もっとも暑い年になるのは確実だ。

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2016-07-18

2015年の世界の再エネ前年比15%増

BP Statistical Review of World Energy June 2016によると、世界の従来水力やバイオ燃料を除く再生可能エネルギー消費は石油換算で364.9百万トンで前年比15.2%増だった。10年前に比べれば約4.4倍に増えた。中国は前年比20.9%増で10年前に比べてなんと約37倍増。世界全体の増加分の約4分の1近くを占めた。日本は前年比24.8%増だが、10年前に比べると約2.2倍にとどまっている。再エネ後発の割にフランスの約7倍、イギリスの6倍、イタリアの5倍、ドイツの4倍、アメリカの約3.5倍に比べるとかなり寂しい数字だ。

一方で石炭消費は1.8%減で、リーマンショック翌年の2009年以来、初めて下落に転じた。世界の石炭消費の半分を占める中国は2年連続の減で1.5%減。アメリカに至っては前年比12.7%減という激減ぶりで前年中国に次いで世界2位の消費国だったが、当該年ではインドに抜かれ3位に後退した。10年前に比べると約3分の2に減った。インドは逆に10年前からほぼ倍増している。日本はこの10年特に増えもせず減りもしない状態で一進一退が続いている。

しかし、石油消費は逆に前年比1.9%増。この10年間で12%増で相変わらず増え続けている。世界全体の約2割を消費しているアメリカも1.6%増だが10年前に比べれば約7%減少している。ヨーロッパは西欧先進国では漸減傾向にはあるが、東欧諸国で増えていて全体では減っていない。中国は前年比6.3%増でこの10年間一貫して増え続けており、全く減る気配がない。その中で石油消費に関しては一番優等生なのは日本。前年比3.9%減で、10年前に比べ約4分の3近くまで減った。

天然ガスは世界全体で1.7%増。10年前に比べ25%増。最大消費国アメリカは2009年のリーマンショック後以降増え続けている。日本もリーマンショック後増え続けていたが、2015年は3.9%減に転じた。中国は4.7%増だが10年前に比べ約4倍に増えた。

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2016-07-13

北極の海氷面積、史上2位で800万km2割れ

f:id:satohhide:20160713233459j:image:leftADSによると、北極海の海氷面積は7月12日、790.82万km2で、2012年の7月10日に次いで2日遅れの史上2番目の速さで800万㎢を割り込んだ。ちなみに昨年は7月17日で5日早い。

先月6月段階では史上最速で100万㎢割れ、5月段階でも史上最速で1200万㎢割れだったが、ここに来てついに2位に後退した。

今現在も、今後は2012年のラインと“競争”になる状態は継続している。ただ、2012年の場合は真夏に海氷を四散させる嵐が通り過ぎたため史上最小になってこれから加速しており、今年はそのような意外性の要素が起きない限り、史上最小を更新するのはありそうにないようだ。

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2016-07-11

北極海の海氷体積史上3位に後退

f:id:satohhide:20160711230059j:image:left(参照)

PIOMAS July 2016によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は先月まで観測史上最小状態で推移していたが、6月にそれほど溶けず、2016年7月現在、史上3位に後退した。2012年、2011年より大きくなり、2014年、2015年よりは小さくなっている。

海氷面積も6月が溶解速度が減っている。それでも2010年以前よりは小さくなっている。

そもそも海氷は5年ごとに劇的に減るという経験則のようなものがあるが、直近の最小は2012年なので“順当”に行けば今年ではなく来年思い切り小さくなる筈で、今年は予想された以上に減らないのはジンクス通りなのかもしれない。もっとも、これも一時休止で9月までにリサージェンスする可能性も否定しきれない。

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2016-07-06

6月のCO2濃度、前年比で再び4ppm上昇、史上2番目

CO2earthによると、5月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は406.81ppmで、前年同月402.80ppmに比べ4.01ppm上昇した。4ppmを超えたのは2か月ぶりで史上2番目の上げ幅。これで2月から5か月連続で観測史上の月間最高記録を更新した。またこれで5か月連続前年同月比上昇幅が3ppmを超えた。同じようにエルニーニョ現象の影響が大きかった1998年に6か月連続3ppm以上を記録したのに次ぐ記録。前年同月比3ppm以上になった月は昨年12月を含め、この7か月のうち6か月を占めた。

前年同月比3ppm以上の月トップ10をランクすると、

1.4.16ppm(2016年4月)

2. 4.01ppm(2016年6月)

3.3.76ppm(2016年2月)

3.3.76ppm(2016年5月)

5.3.70ppm(1998年9月)

6.3.64ppm(1998年10月)

7.3.59ppm(1998年8月)

8.3.40ppm(1998年7月)

9.3.36ppm(1998年6月)

10.3.31ppm(2016年3月)

となる。上位4位までは全て今年になってからだ。またトップ10のうち今年と1998年がそれぞれ半数を占めて二分した。

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2016-06-26

北極の海氷、溶解速度鈍るも依然史上最小状態

f:id:satohhide:20160626160636j:image:left(参照)

北極の海氷面積はnsidcのデータでも6月24日、1000万㎢を割った。これは2010年の記録6月25日を1日だけ破って観測史上最速になった。史上最小年の2012年の6月26日には2日速かった。既にADSでは6月15日に1000万㎢を割っているが、ADSの場合、夏季の溶解期には海氷上の水たまりを海水と誤認される可能性があるので早々と割ったと思われる。

先月段階で「北極の海氷、フリーフォールの可能性」だったが、

もっとも、グラフの傾斜にはぐらかされている可能性もなくはない。昨年2015年も5月は±2の標準偏差の幅の下に抜け出したが、6月に入って戻っている。意外と今頃が踊り場になる可能性も捨てきれない。

という可能性がほぼ実現したようだ。しかし、依然として最小状態なのは事実で史上最小を更新するかはこれからの推移を見守るしかない。

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2016-06-17

5月の海面気温、11か月連続0.7℃状態

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の5月の平均海面気温の偏差は0.70℃で、11か月連続0.7℃以上を記録した。

ただ、前年同月比では0.02℃上昇で、2月の0.22℃、3月の0.18℃、4月の0.12℃なので大幅な上昇は終息したようだ。モンスターエルニーニョ現象が消えたことが一因だろうが、今後、高止まりで踊り場状態になるのか。

平均海面気温の偏差は1997年9月に0.5℃台を記録したが、0.6℃台を記録したのは17年後の昨年2014年6月。その後は加速し、1年余りの昨年7月には初めて0.7℃台を記録した。さらに10月には一時0.8℃に達した。ほぼ1年間、0.7℃以上が継続していることになる。

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2016-06-16

北極の海氷面積、史上最速で1000万km2割れ

f:id:satohhide:20160616124027j:image:leftADSによると、北極海の海氷面積は6月15日、999.36万km2で、1000万㎢を史上最速で割り込んだ。これまでの最速記録は年間最小を記録した2012年6月18日で、3日だけ速まった。ちなみに昨年は6月22日で1週間早い。

先月5月6日に「史上最速で1200万km2割れ」した時は、それまでの最速記録、昨年5月12日より6日速かったので昨年比では少し速まっている。しかし、史上最小の2012年と比べるとその差は縮まっている。2012年の1200万割れは2012年は5月21日だったので15日間の差があったので一気に3日間に縮まった格好。

今現在は言わば踊り場にある状況で、今後は2012年のラインと“競争”になるかも。2012年の場合、真夏に海氷を四散させる嵐が通り過ぎたため史上最小になったが、今年はそのような意外性の要素が起きない限り、史上最小を更新するのはありそうにないのではないか。

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2016-06-14

5月の世界平均気温、観測史上8か月連続月間過去最高

f:id:satohhide:20160620145256p:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年5月の世界の平均気温は偏差0.93℃で、昨年10月以来、7か月連続記録していた偏差1℃以上を8か月ぶりに割り込んだ。しかし前年同月(0.78℃)に比べ0.15℃の上昇し、8か月連続過去最高記録を更新した。

これまでの5月の過去最高記録は2014年の0.86℃だったが、2年ぶりに5月の最高記録を更新し、これで12か月のうち10か月が昨年と今年で最高記録を更新されたことになる。

2016年は目下、昨年の年間最高記録を更に上回って上昇を続けており、2年連続観測史上もっとも暑い年になるのはほぼ確実だ。

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2016-06-08

北極海の海氷体積史上最小状態

f:id:satohhide:20160608095320p:image:left(参照)

PIOMAS June 2016によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は2016年6月現在、観測史上最小状態で推移している。

2015年は史上5位で推移していたのが、今年に入り一気に減少に転じ、年間最大値を記録する3月、4月には既に観測史上最小水準に達し、現在、史上最小値を記録した2012年、同2位だった2011年をわずかに下回っているレベル。昨年同時期に比べ一気に2180km3も減少した。今年5月で3037km3が減少し、で2010年、2012年に次ぐ減少量だった。

大幅減になった2012年の反動で、2013年以降、リバウンド効果でいったん大きく回復したが、ここに来て4年前の水準にすっかり逆戻りした。それにしても昨年からの減少は際立っている。

海氷面積も目下、「北極の海氷、フリーフォールの可能性」の状態で目下、観測史上最小レベル。海氷面積は、気候次第で薄い海氷で“水増し”されたりして増減が激しいが、海氷体積は海氷の90%が水面下にあることから、もっぱら海水温による影響が支配的だ。この勢いだと、今年中に4年ぶりに記録を更新して年間観測史上1位に返り咲く可能性がある。

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