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2017-04-20

二酸化炭素濃度人類史上初めて410ppm台に

2017年4月18日に410.28ppmを記録。400ppmを初めて記録したのは2013年5月なのでほぼ4年で10ppm増えたことになる。年平均2.5ppmだ。

単純計算すると、500ppmに達するのは36年後の2053年になる。280ppmとされる産業革命以前から倍になる560ppmに達するのは、60年後の2077年ということになる。あくまで単純計算で今後はもっと増加速度が加速するだろうからもっと早まるだろう。実際、最近の増加ペースは年3ppmに近づいている。このままでは今世紀末まで待つことなく人類存亡の危機を迎えるかもしれない。

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2017-04-15

3月の世界平均気温月ベース過去4番目の高さ

f:id:satohhide:20170415140440j:image:left(参照)

NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年3月の世界の平均気温は偏差1.12℃で、3月としては前年同月の1.28℃に次いで観測史上2位を記録した。前月比では0.02℃の上昇だ。

偏差が1℃以上を記録したのは2か月連続。1℃以上の月は昨年に4か月記録しているが、一昨年の2か月と早くも並んだ。1℃以上の月は一昨年以前はなく、最初に突破した2015年10月からこの1年間6か月、18か月間で8度記録したことになる。今年3月の1.12℃は月ベースで歴代4位に相当する。

これで1月から3か月連続の上昇。グラフを見ると4月に同月としての過去最高を更新するかどうかだ。更新するとなると昨年8月以来の過去最高更新月となる。もっとも昨年はスーパーエルニーニョ現象で上澄みされており、特に2月、3月はエルニーニョ抜きで過去最高だったことは疑いないようなのだが。

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2017-04-13

2015年度日本のGHG総排出量原発事故以降最小だが

環境省によると、

環境省と国立環境研究所は、今般、2015年度の我が国の温室効果ガス排出量(確報値(注1))をとりまとめました。

 2015年度の温室効果ガスの総排出量(注2)は13億2,500万トン(二酸化炭素(CO2)換算)で、前年度比2.9%減(2013年度比6.0%減、2005年度比5.3%減)でした。

とのこと。

この数字は原発事故のあった2011年の13.56億トンを下回り、最小記録となった。最も多かった2013年の14.9億トンよりも6%減となった。ただ、事故直近の2010年の13.06億トンには届かなかった。2050年には温室効果ガス8割削減を閣議決定しているが、そもそも基準となる2010年の数字自体がまだクリアできない状態。

再稼働を本格化すればクリアできるのだろうが、単純に毎年2%ずつ減らしていれば2015年度は2010年比で最低10%減っていなければならない筈だ。現実は1.5%増だ。3.11以前、「待ったなし地球温暖化対策」のキャンペーンをかけていたNHKもそれ以降温暖化対策を声高に言わなくなった。反原発の空気に押されて「気候変動対策」と「原発問題」は別腹になってしまい、股裂き状態になっているのが今の日本。

このままでは残り35年間でほぼ毎年3%近く減少させねばならない。これは景気不景気に関係なくだ。もはやゼロ成長政策でも行わないと無理筋な目標だ。本来、2030年の電源の構成は2010年時点で、原発50%、再エネ20%でゼロエミッション電源が70%だったが、現段階ではゼロエミッション電源は50%を割っている。70%に近づけるには最低でも再エネが35%以上にもっていかなければならない。現在の24%程度では話にならない。

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2017-04-07

北極の海氷体積年初来、引き続き観測史上最小続行

f:id:satohhide:20170407205011p:image:left(PIIOMAS 2017)によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は4月になっても先月に引き続き、過去最小記録を大幅に更新したままの状態だ。このまま年間最大値の観測史上最小記録を更新することはほぼ確実だ。

海氷面積も過去最小レベルとは言え、まだ過去の記録と微妙に近接していて現在は過去の最小記録状態ともみ合っている。体積の方はもはや圧倒的な差で大きく後退しており、前代未聞のことが起きているのは確実だ。海氷面積は表面のみの薄っぺらい氷が多くなっていることは明らかだ。

北極海は今夏、未体験ゾーンに突入するかもしれない。

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2017-04-06

3月のCO2濃度2か月連続上げ幅2ppm前半、2年ぶり低水準

CO2earthによると、3月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は407.05ppmで、前年同月404.86ppmに比べ2.19ppm上昇した。前月に引き続き2か月連続上げ幅が2ppm前半で推移している。

2か月連続上げ幅が2ppm前半になったのは一昨年1月から2月にかけて以来。一昨年は3月から6月にかけて上げ幅2ppmすら割り込んでいる。

同年後半から活発化したスーパーエルニーニョ現象で上げ幅が上昇したわけだが、今回の減少傾向はスーパーエルニーニョ後退がようやく本格化したからなのかもしれない。

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2017-04-02

南極の海氷面積、ほぼ5か月史上最小状態継続

f:id:satohhide:20170402110010j:image:left(参照)南極の海氷面積が3月31日、343.3万㎢まで回復したが、年初からずっと観測史上最少状態が続いている。昨年11月上旬から史上最少状態だったのでほぼ5か月間、観測史上最小を継続中だ。

これまでの同月同日の最小記録は1980年にまで遡り、397.5万㎢。なんと37年ぶりの更新だ。当時は一部を除いて地球温暖化が騒がれなかった時代のこと。なのに、ここに来て一気に更新したことは最後の牙城がぶち破られた印象がある。いよいよ南極も地球温暖化が本格侵入して来た気配だ。

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2017-03-30

CO2濃度デイリーベースで過去最高に

CO2earthによると、3月27日のCO2濃度が409.56ppmとなり、それまでの過去最高を記録した昨年4月9日の409.44ppmを超えた。昨年より13日早い更新だ。昨年が閏年だったことを考慮するとほぼ2週間早い。このままでは近日中に410ppmの大台に乗りそうだ。

ちなみにこの日の数字は前年同月同日より3.67ppmも高くなっている。だが3月全体の月ベースでは前年同月比は3ppm増には届かないようだ。最近の増加量は乱高下気味のようだ。

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2017-03-26

2016年の世界平均気温過去最高、1℃に最接近

NASAGlobal Mean Estimates based on Land and Ocean Dataによると、2016年全体の世界の陸上、海洋合わせた平均気温のアノマリーは0.98℃で、1880年以来過去最高を記録した。それまでの観測史上最高の2015年は0.86℃でさらに上昇した。これで3年連続観測史上最高を更新した。最近では2011年を底に5年連続上昇している。

陸上気温に限るとアノマリーは1.22℃で、2015年の0.97℃から一気に上昇して突出している。2℃目標とか1.5℃目標と言われているが、そんな長期的国際目標すらもはや風前の灯になりそうだ。3年連続CO2排出量高止まりと言われているが、減っているわけでも何でもないのでCO2の濃度は今後ともハイペースで伸び続けるだろう。

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2017-03-21

北極の海氷年間最大面積、史上最小確定

f:id:satohhide:20170321221241p:image:medium(参照)北極の海氷面積が3月19日、1425.6万㎢を記録したが、昨年の観測史上最小値1448.2万㎢、一昨年の史上2位1453.6万㎢をもはや超えることはなくなった。今年の最高は3月7日の1442.0万㎢で3年連続史上最小を記録した。

今年はスーパーエルニーニョ現象がなくなったにもかかわらず、回復するどころか更に縮小した。

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2017-03-17

2月の陸上気温約1年ぶりの高温状態

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の2月の平均海面気温の偏差は0.62℃で昨年10月以来4か月ぶりに0.6℃台を記録した。前年同月比では0.12℃マイナス0.5℃だった。

一方、Mean Surface Air Temperature over Land Areas (C)Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、2月の世界の陸上平均気温偏差は1.92℃で2か月連続1.5℃以上を記録した。2℃台に迫ったのは昨年3月以来約1年ぶりで過去3位の高温だ。

スーパーエルニーニョの影響が顕著だった昨年は強烈な温暖化傾向を示していたが、エルニーニョが収まった今再び気温は上昇トレンドに入った気配だ。

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