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2016-02-14

1月の世界平均気温4カ月連続トンデモ上昇、1℃超え常態化

f:id:satohhide:20160214001344j:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年1月の世界の平均気温は偏差1.13℃を記録、1月に2か月連続で1.1℃以上で観測史上最高を更新した。昨年10月、11月、12月に続き4か月連続1℃以上を維持し、これまでとは常軌を逸するくらいトンデモない上がり方が新常態になった印象が強くなった。

前年同月0.81℃より比では0.32℃上昇した。COP21の産業革命以前から「2℃以内」目標だが、観測の始まった1880年から比べると既にプラス1.3℃まで上昇している。

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2016-02-10

2月のCO2濃度前年同月比一気に4ppm超え?

2月に入って、CO2濃度が一気に爆謄を始めた気配。乱高下の激しいデイリー・ベースだが、2月8日にはついに406ppmを超えて日別では観測史上最高を記録したらしい。

同日のScrippsでは、

で若干の違いがあるが、Scrippsベースでも2月に入ってからの6日間の観測値平均は405ppmを超えている。先月は後半になって尻すぼみ傾向だったが、ここにきて一気に吹き上げた感じだ。

今後、再び下押しして403ppmあたりに落ちる可能性もあるが、それを織り込んで低く見積もっても今月は404ppm台まで上昇する可能性がありそう。前年2月は400.26ppmなので、前年同月比4ppmを突破することも現実的可能性を帯びて来た。

モンスターエルニーニョで来年はCO2大放出?」で見たようにエルニーニョで6か月連続前年同月比3ppm超えを記録した1998年でも4ppm超えはなかった。最大差は同年9月の3.70ppmだった。今月はこの記録を超えて未踏の4ppmを伺うことになりそうだ。モンスターエルニーニョの影響とすれば、今年は1998年よりさらに大きい4ppm超えが常態化する年になるのかもしれない。

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2016-02-06

1月のCO2濃度、3か月連続2.5ppm以上

CO2earthによると、1月の月ベースCO2濃度は402.52ppmで、前年同月399.96ppmに比べ2.56ppm高くなった。1月で400ppmを超えるたのは観測史上初。これで8月から10月までを除いて1年12か月のうち9か月が400ppm超えとなった。また2015年11月から3か月連続2ppm後半を記録した。

エルニーニョ現象が起きた1998年には前年同月比で6か月連続3ppmを超えていたことから「モンスターエルニーニョで来年はCO2大放出?」と思われ、12月はぎりぎりだが3ppmを超えた。

1月も3ppmを超える気配もあった。実際月初は402ppm台から月央では一時404ppmを超える日もあったが、月末には402ppm台に戻った。どうも月央に北極振動で寒波が一気に吐き出され、冷えた海水のCO2吸収量が一時的に増えた可能性がある。今月4日には405.83ppmと急上昇している。当分乱高下が続きそうだが、着実に増えているようだ。

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2016-01-23

12月の世界平均気温、海面より陸上で爆上げ

南極の海氷5年ぶりに最小傾向」で「地球温暖化の熱、海の吸収量が急加速」の記事を引用したが、12月に限定すると、海面気温より陸上気温が爆上げしていることが分かった。

Mean Surface Air Temperature over Land Areas(C)Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、12月の偏差は1.85℃と前月比で0.43℃も上げていた。前年同月は1.20℃なので0.65℃も上げている。陸上気温に限ると、既に産業革命以前に比べて既に3℃以上余裕で上げており、COP21の「2℃以内」どころじゃなくなっている。

一方でMean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の12月の平均海面気温の偏差は0.77℃で、10月11月の2か月連続の0.8℃からやや下がったが、この両月に続き過去3番目の高さを保持している。これで6か月連続0.7℃以上の状態が続いている。平均海面気温は1997年9月に0.5℃台を記録したが、0.6℃台を記録したのは17年後の昨年2014年6月。その後は加速し、昨年7月には初めて0.7℃台を記録したばかり。前年同月比0.19℃の上昇は11月の0.20℃、10月の0.16℃と遜色ない。2013年11月以来、2年間以上、前年同月を上回っている。

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2016-01-22

2015年世界の気温、1998年以来の過去最高2年連続爆上げ

NASA, NOAA Analyses Reveal Record-Shattering Global Warm Temperatures in 2015

Globally-averaged temperatures in 2015 shattered the previous mark set in 2014 by 0.23 degrees Fahrenheit (0.13 Celsius). Only once before, in 1998, has the new record been greater than the old record by this much.

過去最高を連続で更新するのは予定の範囲内だが、1998年のエルニーニョ以来、過去最高連続大幅更新。

具体的には「Global Land-Ocean Temperature Index (C) (Anomaly with Base: 1951-1980)によると、2014年0.74℃、2015年0.87℃で0.13℃の差。1997年0.47℃、1998年0.63℃で0.16℃。1997年の0.47℃も当時としては観測史上最高だったのだ。結局、今回もエルニーニョ、しかも一回りでかいモンスターエルニーニョだ。

問題はエルニーニョが収まれば小康を保つが、今回はモンスターが付いているのでモンスターが去ってもエルニーニョは残ってエルニーニョ状態がニューノーマル(新常態)になってしまうのじゃないかということ。

1998年以降、温暖化は止まったなんて早とちりする痛い向きもあったが、そもそも下がっていなかったし、逐次過去最高を更新していた。下がらないうちにもう一つのエルニーニョ、しかもバカでかいのがやって来たのだからもう既にニューノーマルに入ってしまったのだろう。

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2016-01-21

12月の世界平均気温3か月連続トンデモ上昇

f:id:satohhide:20160121083536j:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2015年12月の世界の平均気温は10月、11月に続き3か月連続でこれまでとは常軌を逸するくらいトンデモない上がり方をした。この3か月で地球温暖化は明らかに新しいステージに移行したように見える。

10月11月に引き続き、3か月連続で1℃を超え、偏差は1.12℃で観測史上最高。前年同月0.78℃より比では0.34℃上昇した。COP21の産業革命以前から「2℃以内」目標だが、観測の始まった1880年から比べると既にプラス1.3℃まで上昇している。

年初から12月までまる1年の12カ月連続標準偏差が0.7℃を上回ったのは観測史上初めて。

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2016-01-20

南極の海氷5年ぶりに最小傾向

f:id:satohhide:20160120225423j:image:leftこの4年間ほど、南極の海氷はむしろ増加傾向にあり、太線(グラフ)の1981−2010平均線より多かったが、今季(南極は夏季)は2011年以来久しぶりに太線を下回る動き。観測史上最小も可能性として否定できない。目下、2011年、2007年と同じくらいの低水準だ。

気温も高めだが、北極ほど高くはなっていない。とすると、やはり「地球温暖化の熱、海の吸収量が急加速(AFPBB)」が遠因している可能性がありそう。

ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory)のピーター・グレックラー(Peter Gleckler)氏率いる研究チームは「1865年以降の世界の海洋による熱の総吸収量の半分は、1997年以降に蓄積したと推計される」と報告している。

最近の熱蓄積の3分の1は、日光が届かない水深700メートル以上の深海域で起きていることを、研究チームは発見した。これによって、20世紀末に海表面で観測された温暖化の「停滞(ハイエイタス)」は、これで説明できる可能性があるという。

南極は南極環流でなかなか低緯度の温かい海水温が入りにくいとされているが、“外堀”が埋め立てられつつあるのか。

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2016-01-11

2015年のCO2濃度、観測史上初の400ppm

CO2.Earthによると、2015年全体の世界のCO2濃度(マウナロア)は400.83ppmで、観測史上初めて年間ベースで400ppmを突破した。前年比は2.22ppmで前年の前々年比2.13ppmより増加量がわずかに増えた。

2015年は年前半は「中国のCO2排出爆縮は本物か問題で、上げ幅が2ppmを割る可能性もあったが、年後半に入ると、「モンスターエルニーニョで来年はCO2大放出?」問題が浮上、結局、後者の問題が前者の問題を上回る結果になった。中国のCO2排出爆縮は今年も続く可能性があるので、今後もこの“二大要素”の綱引きが続くかもしれない。

ちなみに320ppmに達したのは1965年、340ppmは1982年、360ppmは1995年、380ppmは2006年。2015年に400ppmに達したことで20ppmの所要時間間隔はそれぞれ、17年、13年、11年、9年となり、ついに10年を要しなくなった。このままでは7年後の2022年までには420ppmに達しそうだ。

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2016-01-08

北極海の海氷、年末年始の熱波で過去最小状態

f:id:satohhide:20160108103742j:image:left昨年クリスマス頃から北大西洋を襲ったStorm Frankで北極圏の気温が20〜30℃急上昇し、一部ではこの季節に一時摂氏零度以上になるという事態で北極海の海氷増加がほぼ2週間、エンスト状態になっていた。1月6日になってようやく増加トレンドに戻ったみたいだが、それでも1288.2万㎢で昨年12月25日1251.7万㎢で2.92%どまりの増加だ。1981−2000平均の同期は3.15%上昇なので、かなり上昇率が低かった。(参照)

昨年、年間最多面積が観測史上最小を記録したが、6日現在でその昨年6日も大幅に下回り、目下同日ベースで観測史上最小。±2の標準偏差バンドを下回っている。今後も北半球の暖冬は続きそうなので2年連続年間最多面積観測史上最小記録を更新するかもしれない。

f:id:satohhide:20151202214602j:image:leftf:id:satohhide:20160108120704j:image:rightメキシコ湾流北極海深部に北上?」である程度予想していたのだけれど、昨年11月(左)に比べて今年1月6日(右)のバレンツ海ノルウェー海で結氷がさらに遅れ、むしろ、最奥部では海氷が削れたか、ベーリング海方向に押し出されている感じだ。今はまだ真冬でこれからますます結氷が増える筈なのに、まさかこの時点で海氷が減り始めるとは。Storm Frankの影響は一時的だろうが、かといって出遅れ分を取り戻す材料もなさそうだ。

また、ベーリング海に押し出された海氷は南下するので溶け易く、夏の最小面積もより小さくなる可能性もある。

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2016-01-06

12月のCO2濃度、最大上げ幅約3年ぶり3ppm

CO2earthによると、昨年12月の月ベースCO2濃度は401.85ppmで、前年同月398.85ppmに比べ3.00ppm高くなった。3ppm以上増えたのは2013年2月(3.20ppm)以来。2015年は上げ幅が2ppm前後で推移していたが、11月に2ppm後半を初めて記録し、一気に上昇幅が大きくなった。「モンスターエルニーニョで来年はCO2大放出?」の予想が年末から現れた格好だ。エルニーニョ現象が起きた1998年には6か月連続3ppmを超えている。

12月に400ppmを超えたのは観測史上初。これで2015年は12か月のうち8か月で400ppmを記録した。一昨年は3か月だった。年ベースで観測史上初めて400ppmを超えるのはほぼ確実だろう。

年ベースで2013年は前年比2.66ppm上昇したが、一昨年は2.07ppm増にとどまっていた。昨年は「中国のCO2排出爆縮は本物か」ということで2ppmを割る可能性があると思えたが、年後半にどうやらモンスターエルニーニョによる海洋吸収が減る現象がそれを上回ったようだ。今年は果たして1998年並みになるのか、さらにその上を行く大放出になるのかが占われることになりそう。

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