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2016-08-20

北極の海氷面積、史上3位で500万km2割れ

f:id:satohhide:20160820161924j:image:leftADSによると、北極海の海氷面積は8月19日、497.89万km2で、2012年、2007年についで観測史上3番目のスピードで500万㎢を割り込んだ。500万㎢割れは観測史上9回目で、いずれも2007年以降に記録されている。つまり、この10年で9度記録したことになる。

8月5日時点と比較して2位の2007年とは一時差が広がったが、ここに来て再び差を詰め、その差は約2万㎢大きいだけでこの間の減少面積はほぼ同じになった。

8月に入って海氷は北極点中心部付近に大きく食い込む形で浸食されており、今後は減少スピードが減速しないまま減り続ける公算も出て来た。大きく割れると海氷が分散し易く海氷の岸にあたる長さが長くなる分、減少が早くなる。

そうなると、昨年の最小面積を下回るばかりか2007年の最小面積をも下回って史上2番目の最小面積を記録する可能性もある。ただ、それでも2012年の史上1位を破る可能性はなさそうだ。

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2016-08-17

7月の海面気温偏差、33カ月連続前年同月上回る

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の7月の平均海面気温の偏差は0.72℃で、13か月連続0.7℃以上を記録した。2013年11月から33カ月連続前年同月比を上回っている。

前年同月比では0.01℃上昇で、6月に引き続き僅少差で上回った。2月の0.22℃、3月の0.18℃、4月の0.12℃からは大幅に上げ幅は小さくなり、モンスターエルニーニョ現象が消えた効果が伺えるが、かろうじて連続上昇記録を保った格好だ。

平均海面気温の偏差は1997年9月に0.5℃台を記録したが、0.6℃台を記録したのは17年後の昨年2014年6月。その後は加速し、1年余りの昨年7月には初めて0.7℃台を記録した。さらに10月には一時0.8℃に達した。今後、前年同月比マイナスになるのか、それとも高止まりが続くのか注目される。

一方、Mean Surface Air Temperature over Land Areas (C)Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、7月の世界の陸上平均気温偏差は1.08℃で、2か月ぶりに1℃以上になった。昨年8月から10カ月連続1℃以上を保ち、6月で途切れたが再び1℃以上を回復し、この1年12か月のうち、11カ月も1℃以上を記録したことになる。

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2016-08-16

7月の世界平均気温、10か月連続観測史上最高更新

f:id:satohhide:20160816085405j:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年7月の世界の平均気温は偏差0.84℃で、前年同期の0.73℃を上回り、10か月連続過去最高記録を更新した。これで12か月の過去最高記録は全て2014年以降に更新されたことになる。

2016年は目下、7月まで昨年の年間最高記録をことごとく上回って上昇を続けており、2年連続観測史上もっとも暑い年になるのは確実だ。

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2016-08-11

グリーンランドの氷床融解が今夏加速

f:id:satohhide:20160811194949j:image:left(参照)

Greenland Ice Sheet Todayによると、グリーンランドの氷床の融解は今夏は顕著で、2012年の大融解以来の大きさになっているようだ。今夏、ほとんどは平均(1981−2010)を上回っている。これまで4度大きなスパイク(急上昇)を経験しているが、8月に入ってもう一度大きくスパイクする気配がある。

2012年ほどではないが、同年は海氷面積でも観測史上最小を記録している。2012年は真夏に嵐が通過した年でアノマリー的要素が強かったが、今年は7月は比較的涼しかったにもかかわらず氷床の融解が進んでいるのが気になる。

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2016-08-08

北極海の海氷体積史上4位レベルに後退

f:id:satohhide:20160808192128j:image:left(参照)

PIOMAS August 2016によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は先月まで観測史上3位状態で推移していたが、2016年8月になって史上4位レベルに後退した模様。2012年、2011年、2010年に次いで小さくなっている。

7月の北極海は比較的涼しかったようで、6月に続き、7月も溶解速度が鈍っているようだ。

こうなると、海氷は2007年、2012年と5年ごとに劇的に減るという経験則のようなものがあり、“順当”に行けば今年ではなく来年思い切り小さくなるのかもしれない。

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2016-08-07

7月のCO2濃度、6か月連続前年比3ppm上昇、1998年と並ぶ

CO2earthによると、7月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は404.39ppmで、前年同月401.31ppmに比べ3.08ppm上昇した。これで2月から6か月連続で前年同月比上昇幅が3ppmを超えた。同じようにエルニーニョ現象の影響が大きかった1998年に6か月連続3ppm以上を記録したのに並んだ。前年同月比3ppm以上になった月は昨年12月を含め、この8か月のうち7か月を占めた。

ただ、上昇幅はこの6か月間では最小だった。来月8月も3ppm以上超えるかどうか。デイリーベースでは8月5日現在、前年同日比で5ppm以上増えている。

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2016-08-06

北極の海氷面積、史上3位で600万km2割れ

f:id:satohhide:20160806153724j:image:leftADSによると、北極海の海氷面積は8月5日、596.21万km2で、2012年、2007年についで観測史上3番目のスピードで600万㎢を割り込んだ。

先月7月段階では史上2位、それ以前は史上最速だったのを考慮すると、フリーフォールの可能性は低まったといえる。

ただ、今現在も、2012年と2007年のラインと“競争”状態は継続している。2012年の場合は真夏に海氷を四散させる嵐が通り過ぎたため史上最小になってこれから加速しており、今年はそのような意外性の要素が起きない限り、史上最小を更新するのはありそうにないようだ。やはり“本番”は2007年、2012年という5年ごとのジンクスで来年になるのかどうか。

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2016-07-24

6月の海面気温偏差、12か月連続0.7℃状態

Mean Surface Air Temperature over Land Areas (C)Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、6月の世界の陸上平均気温偏差は0.97℃で、昨年7月以来、11か月ぶりに1℃を割った。連続1℃以上の記録は10カ月で途切れた。

一方、Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の6月の平均海面気温の偏差は0.70℃で、12か月連続0.7℃以上を記録した。これで丸1年海面気温は0.7℃以上の高温状態を記録したことになる。

前年同月比では0.02℃上昇で、5月と全く同じ数字となった。2月の0.22℃、3月の0.18℃、4月の0.12℃からは小さくなり大幅な上昇は終息したようだ。モンスターエルニーニョ現象が消えたことが一因と見られる。

平均海面気温の偏差は1997年9月に0.5℃台を記録したが、0.6℃台を記録したのは17年後の昨年2014年6月。その後は加速し、1年余りの昨年7月には初めて0.7℃台を記録した。さらに10月には一時0.8℃に達した。今後前年が0.7℃になるため、前年比マイナスになるのか、それとも高止まりが続くのか注目される。

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2016-07-20

6月の世界平均気温、観測史上9か月連続月間過去最高

f:id:satohhide:20160719220423p:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年6月の世界の平均気温は偏差0.79℃で、前年同期の0.78℃をわずかに上回り、9か月連続過去最高記録を更新した。

2016年は目下、6月まで昨年の年間最高記録をことごとく上回って上昇を続けており、2年連続観測史上もっとも暑い年になるのは確実だ。

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2016-07-18

2015年の世界の再エネ前年比15%増

BP Statistical Review of World Energy June 2016によると、世界の従来水力やバイオ燃料を除く再生可能エネルギー消費は石油換算で364.9百万トンで前年比15.2%増だった。10年前に比べれば約4.4倍に増えた。中国は前年比20.9%増で10年前に比べてなんと約37倍増。世界全体の増加分の約4分の1近くを占めた。日本は前年比24.8%増だが、10年前に比べると約2.2倍にとどまっている。再エネ後発の割にフランスの約7倍、イギリスの6倍、イタリアの5倍、ドイツの4倍、アメリカの約3.5倍に比べるとかなり寂しい数字だ。

一方で石炭消費は1.8%減で、リーマンショック翌年の2009年以来、初めて下落に転じた。世界の石炭消費の半分を占める中国は2年連続の減で1.5%減。アメリカに至っては前年比12.7%減という激減ぶりで前年中国に次いで世界2位の消費国だったが、当該年ではインドに抜かれ3位に後退した。10年前に比べると約3分の2に減った。インドは逆に10年前からほぼ倍増している。日本はこの10年特に増えもせず減りもしない状態で一進一退が続いている。

しかし、石油消費は逆に前年比1.9%増。この10年間で12%増で相変わらず増え続けている。世界全体の約2割を消費しているアメリカも1.6%増だが10年前に比べれば約7%減少している。ヨーロッパは西欧先進国では漸減傾向にはあるが、東欧諸国で増えていて全体では減っていない。中国は前年比6.3%増でこの10年間一貫して増え続けており、全く減る気配がない。その中で石油消費に関しては一番優等生なのは日本。前年比3.9%減で、10年前に比べ約4分の3近くまで減った。

天然ガスは世界全体で1.7%増。10年前に比べ25%増。最大消費国アメリカは2009年のリーマンショック後以降増え続けている。日本もリーマンショック後増え続けていたが、2015年は3.9%減に転じた。中国は4.7%増だが10年前に比べ約4倍に増えた。

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