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2017-01-22

12月の海面気温偏差、2か月連続0.5℃台

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の12月の平均海面気温の偏差は0.55℃で2か月連続0.5℃台を記録した。連続で0.5℃台を記録したのは2014年12月から2015年3月まで4か月連続記録して以来。

前年同月は0.77℃台だった。2016年全体では0.69℃だった。前年は0.68℃だったのでほぼ同じ。

一方、Mean Surface Air Temperature over Land Areas (C)Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、12月の世界の陸上平均気温偏差は1.15℃で5か月連続1℃以上を記録した。2016年全体では1.43℃だった。前年は1.24℃だったので上昇している。

全体に一頃の強烈な温暖化傾向は一段落したが、1年で平均するとそんなに下がっていない。

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2017-01-21

北極の海氷面積やっと1300万km2、昨年より11日遅れの観測史上最遅

f:id:satohhide:20170121211640j:image:left(参照)

北極の海氷面積が1月19日、やっとこさ1302.7万㎢を記録し、やっとこさ1300万㎢の大台を付けた。「北極の海氷面積、今冬3度目の失速」状態で、1月8日に1289.2万㎢以来、ずっとウロウロ状態だったから、10日ほど伸び悩んでやっと硬い天井を抜けた。

これまでは昨年の1月8日が最も遅い記録だったが、わずか1年でその記録を11日も大幅に遅延した観測史上最遅を更新したことになる。

1月19日現在のこれまでの最小記録は2006年の1342.2万㎢で、約40万㎢小さくなっている。

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2017-01-20

12月の世界平均気温、ギリギリ過去2番目の高さ

f:id:satohhide:20170120141331j:image:left(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年12月の世界の平均気温は偏差0.81℃で、同月最高だった前年同月の1.11℃を下回ったが、一昨年同月の0.79℃をわずかに上回り、観測史上2位を記録した。

ただ、2位と言っても限りなく3位に近い2位であることは否めない。世界の月平均気温は一昨年10月から7か月連続1℃以上を記録していたが昨年5月からは8か月連続1℃未満を継続している。ここ4カ月はほぼ0.9℃前後で推移していたが、12月は四捨五入で7月以来初めて0.8℃に下がり、高止まりがとりあえず一段落した。前月の0.93℃に比べて0.12℃低くなった。

昨年前半まで圧倒的に暑かったため、トータルでは結局「2016年の世界平均気温、3年連続観測史上最高更新」と相成った。

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2017-01-19

2016年の世界平均気温、3年連続観測史上最高更新

f:id:satohhide:20170119084130j:image:leftNASA, NOAA Data Show 2016 Warmest Year on Record Globally Posted Jan. 18, 2017

Globally-averaged temperatures in 2016 were 1.78 degrees Fahrenheit (0.99 degrees Celsius) warmer than the mid-20th century mean. This makes 2016 the third year in a row to set a new record for global average surface temperatures.

2016年の世界の地表年間平均気温は20世紀中頃に比べ0.99℃高く、3年連続新記録を更新した。

Earth's average surface temperature has risen about 2.0 degrees Fahrenheit (1.1 degrees Celsius) since the late 19th century, a trend seen in this visualization of temperature change from 1880 to 2016, as analyzed by NASA's Goddard Institute for Space Studies.

1880年との比較では1.1℃高かった。単純計算すれば1880年から70年間で0.11℃しか高くならなかったが、それから70年ほどで0.99℃高くなったから9倍ほど温暖化スピードが速まっていることになる。その結果、

Most of the warming occurred in the past 35 years, with 16 of the 17 warmest years on record occurring since 2001.

温暖化のほとんどは過去35年で起きており観測史上最高記録の17年のうち16年はその中に入っている。

Not only was 2016 the warmest year on record, but eight of the 12 months that make up the year — from January through September, with the exception of June — were the warmest on record for those respective months. October, November, and December of 2016 were the second warmest of those months on record — in all three cases, behind records set in 2015.

2016年は12か月のうち8か月は月別で過去最高を更新。10月から12月の3か月も前年の2015年に続く過去2番目。

A warming El Niño event was in effect for most of 2015 and the first third of 2016. Researchers estimate the direct impact of the natural El Niño warming in the tropical Pacific increased the annual global temperature anomaly for 2016 by 0.2 degrees Fahrenheit (0.12 degrees Celsius).

エルニーニョ現象は2015年の大部分と2016年の4月ぐらいまで温暖化に影響を与えたが、世界平均気温への直接的影響は0.12℃アップ程度と推定している。

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2017-01-17

南極の海氷面積史上最短の400万km2割れ

f:id:satohhide:20170117203653j:image:left(参照)

南極の海氷面積が1月15日、395.2万㎢を記録し、400万㎢を割り込んだ。これまで400万㎢割れの最短記録は2006年の1月18日だったので、3日速い。

1月15日の1981ー2010年平均は515.1万㎢で119.9万㎢少ない。昨年1月15日は492.5万㎢だったので約100万㎢減っている。率にすれば約20%減だ2年前の2015年1月7日は750.7万㎢だったので2年間で約47%減で、1月7日の44%減よりも減少率が大きくなっている。

グラフを見ると、±2の偏差の下限ぎりぎりで、これまでの軌跡のボリンジャーバンドからかけ離れて来ているのは北極と同じ。

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2017-01-15

北極の海氷面積、今冬3度目の失速

f:id:satohhide:20170115204035j:image:left(参照)

北極の海氷面積が1月13日、1290.5万㎢を記録し、この1週間ほどほとんど増えていない。一時的に減少さえした。これまで昨年9月からの凍結シーズンに入ってから11月20日前後の「南北両極の海氷面積がトンデモなく減少している現実」、12月下旬の「クリスマスなのに減り続ける北極の海氷」と凍結期に入って3度目の“失速”だ。

現時点で観測史上最小状態が継続しており、これまで同日現在で最小だった2011年1月13日の1321.9万㎢を31.4万㎢下回っている。この1週間は明らかにボリンジャーバンドから乖離し、大きく下振れしている。昨年は「北極の海氷面積ギリギリ年間最大値の過去最小2年連続更新」となったが、この調子だと3年連続で過去最小記録を更新しそうだ。1447.8万㎢だったが、今年は観測史上初めて年間最大値が1400万㎢割れも現実味を帯びてきている。

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2017-01-10

北極の海氷体積、2016年はスパイラルで観測史上最小に

f:id:satohhide:20170110143028j:image:left(参照)PIOMAS January 2017によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は12月末になっても過去最小状態のまま2016年を締めくくった。このままだとジンクス通り、2007年、2012年に続いて2017年も5年ごとの“大崩落”になるかもしれない。

しかも5年ごとに大幅に記録を更新していることだ。グラフを見ると2016年のラインは年初ではまだ2010年代のラインとほぼ同じ軌跡を辿っていたが、9月ごろから乖離し始め、乖離幅は年末で最大になっている。文字通りスパイラルで下げ続けている。

これがそのまま続けば、“5年ごとのジンクス”が再び現実化することになる。今度はもはやどこまでスパイラルの中心、“ゼロ”に近づくのかどうかが問題になって来る。

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2017-01-09

南極の海氷面積史上最短の500万km2割れ、2年前の約半分

f:id:satohhide:20170109181929j:image:left(参照)

南極の海氷面積が1月7日、500万㎢を割り込み、496.8万㎢を記録した。これまでの記録は1981年と1997年の1月10日だったので、3日速まった。ちなみに1988年はもっと速かったと思われるが、1987年12月初めから1988年1月12日まで観測不能だったようで定かではない。公式記録が残っている点では今年が最短のようだ。

1月7日の1981ー2010年平均は628.2万㎢で131.4万㎢も少ない。昨年1月7日は617.3万㎢だったのでたった1年間で120.5万㎢も減ったことになる。2年前の2015年1月7日は884.5万㎢だったので2年間で387.7万㎢も減ったことになる。率にすると約44%減で、ほとんど半分だ。冷静に考えるとトンデモない減り方だ。この分では1997年2月27日に記録した年間最小記録229.0万㎢を20年ぶりに下回るかもしれない。

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2017-01-07

12月のCO2濃度11か月ぶり上げ幅3ppm割れも束の間か

CO2earthによると、12月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は404.48ppmで、前年同月401.85ppmに比べ2.63ppm上昇した。今年2月から10か月連続で前年同月比上昇幅が3ppmを超えていたが、予想通り、11か月ぶりに上げ幅が3ppmを割り込んだ。この結果、2016年は12か月のうち10カ月が上げ幅3ppmとなった。また観測史上初めて12か月全ての月で400ppm以上の記録が確定した。

12月は3ppmを割り込んだが、今月に入って1月1日から5日までのKeeling_Curve の記録では、平均405.8ppmペースで2016年1月の月間記録402.52ppmを既に3ppm上回っている。順当に行けば再び「3ppm以上」が定着しそうな気配だ。

仮にこのペースが続くと30年後には500ppmに達しそうな勢い。実際にはもっとペースが上がりそうなので550ppmに近づいているかもしれない。30年前はまだ350ppmにも達していなかった。今後30年は以前の30年より倍速以上で増えそうだ。

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2017-01-03

年末年始にCO2濃度急増

12月のCO2濃度久しぶりに3ppm割れか」と書いたが、月替わり早々の1月1日、CO2濃度は一気に406.93ppmと急上昇した。先月27日には404.39ppmだったのに、その後5日間連続の上昇で2.54ppmも上昇した。

406.93ppmは昨年6月の水準。デイリーベースとは言え、年初からほぼ昨年の最高水準近くに迫っている。昨年1月の402.52ppmに比べても4ppm以上の開きがある。元日早々大幅増だと、月ベースでも3ppm以上は継続なのかと思わせる。

年初はちょうど近日点を通過する頃で、太陽光の強度が一番強くなる頃。特に海洋が大部分を占める南半球の海水面が一時的に温かくなり、大気から海洋へのCO2吸収が一時的に落ちる可能性もあるが多分、誤差の範囲。普通に考えれば、南半球の夏が本格化し、時々このようなアノマリーが生じるということか。

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