集中突破のタイミング

ちょっと最近は真面目にブログ書いているでしょ!(笑)
これは本で読んだ事の受け売りではなく自分の経験で感じてきたことなのです。

コンサルを最近は生業としているので自分の頭の整理にも使っています。
私はずっと外資で仕事をしてきました。最初の10年は外資外資だったのですが中身は日本の会社でしたが。。。

外資トップダウンで指示が来てとにかくそれに対してスピードで答えなければなりません。しかしながら朝令暮改や試行錯誤、スクラップアンドビルド、果てや思いつきなんてのも日常茶飯事なので急ぎながらも流れを見ないと効率が悪く”おやり直し”なんて事になってしまいます。そんな時はどうするのか?

課題が出てきたらまず準備します。しかしこの時点では気持ちは100%ではありません。”これはどういうことか?どういう背景があるのか?やるべきことなのか?”いろいろと考えます。そして完全に納得しない場合や周りの様子も含めてほんの少しアイドリングします。そしてどこかにここぞという集中突破のタイミングが必ず到来します。これが10分であったり3時間であったり1日であったりはたまたもっと長い場合もあります。

このタイミングより速すぎると稚拙・拙攻になり遅いと愚鈍・仕事のできないヤツと判断されてしまいます。
そこでそのタイミングは同じ場所で留まって探るのではなく同心円を半径を短くしながら周りをグルグル別の角度から覗いて判断して、ここぞという時を見つけるのです。

そして一旦ここぞと判断したら(今までの準備分も含めて)もう迷わず集中突破、集中攻撃に移ります。どうも30年近くやってきてこれだなあと思っています。

ここのポイントをハズさないことです。でも誰も教えてくれませんし判りません。なんとなく感性と経験のような気がします。