妹達帰る。

出産のために7月末から帰省していた妹が、出産を終えて1月ちょっと経ったということで、今日の朝、大阪に帰っていった。
甥のユイト君がいなくなって、静かになったから読書ははかどったけど、やっぱりなんだかつまらないな。
次ぎ会う時は俺のこと覚えているだろうか?微妙だな(苦笑)。

月見

ビール飲みながら月を見ようと思ったら寒い寒い!さすがに上着を着込んで出直しました。
さすが満月!明るい明るい。おまけに乾燥しているせいで一段ときれいに見える。あとは、模様が見えるぐらいの写真が撮れたら最高なんだけど、これは今のカメラの性能では無理な話しだ。双眼鏡で眺めるだけで我慢しておこう。

読了

生きて死ぬ私 (ちくま文庫)

生きて死ぬ私 (ちくま文庫)

これが常識だとか普通だとか正常だとか、こういう考えを揺るがしてくれるような本は大好きです。タイトルの印象と著者の名前だけで買った本だったけど当たりだった。
どの話しも印象的だったけど、特に気になったのが「意識の変性状態(オルタード・ステイツ)」の話しだった。
意識の変性状態とは、例えば瞑想状態の人が見る意識の拡大現象や、LSDなどの向精神薬によってもたらされる幻覚や時間間隔の変化、臨死体験や、もっと身近なところでは夢など、人が通常目が覚めているときに持つ意識の状態ではないもののことを言う。
著者はこの意識の変性状態にもっと注目するべきだといっている。

これが正常な意識の状態だ
と思っているのが、単に半分目覚めただけの、生ぬるい状態で、人間は本来もっと高められた意識の状態に到達しうるのだ、(中略)誤解を恐れずにいえば、意識の変性状態の中にこそ人間が本来到達すべき意識のレベルがあり、私たちは日常生活の中でそのような意識のレベルに到達していないだけなのだという気さえする。

俺もそんな気がしてきた。