SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

シューマッハのテストをウィリアムズ、レッドブルが反対

先日のネタで、シューマッハのF60でのテストを全チームが受け入れたと書きましたが、どうも誤報だった模様です。
というわけで、F60でのテストはウィリアムズ、レッドブル(トロロッソ)が反対を表明し、テストはできなくなった模様です。
ちなみに要求していたのはF60での1日のみのテスト。

■シューマッハ、タイムでマッサ上回る - SATOXのシテオク日記

これに対して、フェラーリは「無分別」というタイトルのニュースを発表し、ウィリアムズとレッドブルを名前を出さずに避難するという異例の事態となっています。
その内容は以下の通り。

フェラーリは、“Indiscretion(無分別)”と題したニュースを公式ウェブサイトに掲載。ウィリアムズを「何年も優勝していない」チームと表現し、レッドブル勢に対してはフェラーリハイメ・アルグエルスアリのテストを承認していたことを明かした。

無分別
F60のテストに反対したのは誰だと思う? それは、何年間も優勝しておらず、フェアプレー精神に欠けることを証明するチャンスを逃さないチームだ。
念のため、スクーデリア・フェラーリは、アルグエルスアリにテストをさせることに賛成していた。しかし今回の場合でさえ、誰かが規約の正確な文言に固執することを決めたようだ。

ひとまずフェアプレイの精神は置いておいて、どんなことをしても1勝でもしたい各チームが、恐らく驚異になるであろうシューマッハを有利にさせるわけにはいかないというのは理解できますよね。
一方、他のFOTA加盟チームの多くは許可をしている点を考えると、ウィリアムズはフェアプレー精神に欠ける、心が狭いと言われても仕方がないんじゃないでしょうかね。
レッドブルについては、前レースからブルデーの代わりに参戦となったハイメ・アルグエルスアリのテストが同様の流れで認められなかった経緯があり、反対していたそうです。まぁそうなるわな。
レース期間中のテスト禁止は自分たちFOTAの取り決めで決めたルールなので、よっぽどのことがない限りは禁止しないと不公平なだと思う次第です。(正直、シューマッハのF60のタイムを知りたかったですが)

フェラーリは、負傷したマッサの代役としてF1復帰するミハエル・シューマッハのために、他の9チームとFIAに対して、シーズン中のテスト禁止の規約を免除してほしいと要請していた。

しかし、ウィリアムズがミハエル・シューマッハのテストに反対。フェラーリの広報ルカ・コラヤーニは「ウィリアムズがそう言ったのであれば、文句はない」と述べた。

レッドブルトロ・ロッソは、ミハエル・シューマッハがヨーロッパGPで復帰するために2009年マシンでテストしたいとのフェラーリの要請を拒否した。

ウィリアムズが、ミハエル・シューマッハのF60でのテストに対して拒否権を行使したとされている。