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吉野家の失敗

「品質で売ってるので値下げはしない」と言い放った吉野家。
客の数は10％〜20％減り、３月の売り上げでは20%も減少。ライバル大手に客を取られ、吉野家からの客離れが強まっているようです。

■値下しないと言った吉野家も値下 - SATOXのシテオク日記

この度、期間限定ながら270円という業界最安値を発表したものの、すき家や松屋は250円で提供すると発表。

牛丼チェーン「吉野家」を運営する吉野家ホールディングスが８日発表した３月の既存店売上高は前年同月比２０・６％減と激減した。前年実績を下回るのは１３カ月連続で、２ケタを超えるマイナスは昨年１２月から４カ月連続。昨年１２月に相次いだ牛丼の定価値下げに参戦せず、定価を３８０円に据え置いた吉野家の顧客離れが一段と鮮明になった。

吉野家からの客離れを一層加速させそうです。

牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは５日、全国の繁華街や都市部の店舗百数十店で、牛丼並盛りを通常の２８０円から２５０円に値引きするキャンペーンを４月９日〜２１日まで実施することを明らかにした。

吉野家から客が離れたのは、値段ばかりではありません。
吉野家が出す牛丼の品質が下がっているんだそうです。値段を下げた替わりに、牛丼のタネであるところの牛肉が明らかに減っているようです。いろいろ比較記事がありますので、間違いなさそう。
これでは客は離れていきますよね。
それよりも何よりも、値段で安ければ説明なしに量を減らしても良いという考えは期待している客を裏切る行為だと思うわけで、それが個人的にはちょっと許せません。（個人じゃ牛丼やさんにまったく行かないけど）
吉野家の株価はBSE問題が解消した2008年に下がってから上昇傾向は見られていませんね。
ちなみに期間限定で並盛り、吉野家270円、すき家250円、松屋250円。
通常は吉野家380円、すき家280円、松屋320円です。