14 DAYS ACT 7.0

22日夜。青森発函館行きの最終便に乗った私。
しばらくはハイテンションで居たものの、折からの旅の疲れとフェリーの心地良い揺れが
私を夢の世界へといざなうのにはさほど時間はかからなかった模様。


気がつけば間もなく到着のアナウンス。
で、僕が目覚めた場所は二等席展望室。(船体後方にありガラス張り、昼ならば海が見渡せる)
近くにはしゃぎ疲れて眠りこける5歳位の子供とそのご家族ご一行様。5歳児と同レベルの俺。


2:00 函館上陸。
フェリーを降りるときに知り合いになったさいたまからのバイクの方と情報交換。
と、言うか色々教えて頂いたですけれど。去年は北海道の道の駅全制覇したそうです。すげぇ!
コーヒーご馳走様でした。寒かったんで本当に体が暖まりました。



フェリー乗り場。売店書籍コーナーにて。微妙に持っている本があるのが何とも。



3:30 小雨の降るなか、カッパを着込んで函館市内へ出発。
跳ね返りの水で靴がびしょびしょに。ブーツとまでは言わないけど長靴はほしいなぁ…。


 
北の玄関口・函館駅。この時間じゃ誰も居ません。気温は19度。8月ですよ?寒い。
とにかく何か口に入れようと考え、朝市に行くことに。


当然の如く迷ったんですが。2時間ぐらい市内をうろついてようやく朝市に辿り着く。
駅のすぐ隣じゃん。すんぼり。



5:30に朝食。本日のメニューは鮭定食。値段は1000円なり。
ちと高めだがカニ汁飲み放題なので元を取ろうとガブガブ飲む。暖まるのう。
店内で誰を察してだかずっと死種の曲が流れていた。空は飛べないけど翼ならあげるってさ。


8:00 風呂に入りたいのうと市内を再びぐるぐる。
コンビニで道を聞いた時に暖かく対応してくれたおばちゃんに感謝しつつ健康センターへ。
入浴代1800円は正直きつかったけど背に腹は代えられない。値段どおり設備は良かったね。
これで上がったあとに冷たいビールでも飲めると最高なんだけどねぇ。


その足で洗濯物をコインランドリーで処理。
同時に荷物を整理。要らない物をアパート宛に送付することに。

以下、持って行ったけど使わなかったものリスト。

・ラジオ
・デジカメ用電池充電器
・mp3プレイヤー
・バスタオル
・ハーフパンツ
・帽子

あー、話逸れるけど北国のコンビ二店員の女の子はみんなかわいいです。マジで。


 
昼飯は函館名物・ハセガワストアのやきとり弁当。
「やきとり弁当」だけど使われているのは豚肉。でも旨いんで全く問題なし。
焼き鳥のたれと海苔、ご飯が絶妙のコンビネーションを醸し出しております。


ネットカフェで更新作業&フェリーの予約変更。25日→29日に。
この変更によって夏季料金の適用時期から外れ通常料金¥10500での乗船が可能となる。
「これはむしろラッキーですよ!?」ジョン太夫面でほくそ笑む私。


15:00 
まだ日も高いので行けるところまで行こう、と札幌出発。長万部を目指しR5を北に。
しかしこのR5は至る所にポリスのお姿が。どうりで周りのトラックが大人しいはずだ。


 

R5から脇道に逸れ、大沼から駒ケ岳を見る。そしてクマー。
青森港で会ったK氏と偶然再会。先は長いけど頑張りましょうZE!



太平洋側へと出る。ここらへんから俺は北海道を侮っていたことを痛切に感じはじめる。
滅茶苦茶風が冷たい。もう夏じゃないよ、秋だよ。しかも9月じゃなくてアラキスの時期の風。
日が高いうちはまだ何とかなったけど日没が迫るにつれて体感気温もみるみる低下。
メッシュジャケットなんて通気性の良いものを着てるから余計に寒い。タスケテ。



コンビニに逃げ込み暖を取る。…何でみんな半袖で平気なのさ?
今季初のおでん、カレーパンで体内に熱量を充填。カッパ上下を着込んで耐寒装備完了。
夕暮れの迫ったR5を駆ける。



クマー?と思って立ち止まってみましたが何分待てども動きはしない。
多分流木か何かだったんだろうさ。



日が落ちる。この道の先に今日の予定地・長万部がある。この時点で残り30km余り。
家がどんどんまばらになって行く。黒一色へと変わっていく海と空。
暗闇の中ヘッドライトが照らし出す真っ直ぐな道。隣をトラックが追い抜いていく。


20:00
長万部着。
テントを張れる場所を探して市内をウロウロ。「最悪バス停か…」と思っていると
中心部の温泉街に入浴に来たライダーさんにキャンプ場の場所を教えてもらえた。感謝。
温泉(高度経済成長期の銭湯の香り漂う素晴らしい温泉)で一息ついてからキャンプ場へ。


21:00
道を教えてもらってもやっぱり道に迷うのね。1時間かけてようやく到着。テント設営→即就寝。
途中のローソンで買った失楽天をエンジョイする余裕は僕にはなかったのです。


■本日の結果
8088.6km→8295.0km 移動距離206.4km 消費燃料3.8㍑ 燃費54.31km/㍑

14 DAYS ACT 6.9

dekoc:日程未消化につき、旅行期間延長ぉおお〜〜〜〜!?
sawao:そお☆
dekoc:そんなの聞いてないわよ!?
sawao:今、聞いたでしょ?

そんな感じの電話をバイト先の後輩でもあるdekochinとしたとかしないとか。
「あんたって人はぁああああああ!!!!(cv.鈴村健一)」
そんな感じのdekochinの声が受話器の向こうから聞こえたとか聞こえていないとか。


と言う訳で旅行期間が27日帰還予定から30日(下手すると31日)まで伸びる事と相成りました。
これに伴ってタイトルのほうも本日分以降は14 DAYSとさせて頂きます。
奇しくも元ネタとなったカレカノの文化祭編と同じになったわけだが。オレキモス。
最初は7日。次いで10日で北端まで行って帰ってくるって考えてたけど無理だよ。
この国は僕たちの想像以上に広くて時速30㌔で通り過ぎるのも勿体無いほど素晴らしい。


えー、申し送れました。お久しぶりですさわおです。まだ生きていますよ。
今 函館にいます。あなたのいる所から見えますか 函館?


と、プラネテスネタを振ってみても何人が分かってくれることやら。
おじさん、あんなに好きだったアニメを見なくなってもう1週間だよ。兄さん!頭が痛いよ!


血中ヲタ分はものすごく低下していますが、毎日がやばい位楽しいので問題ありません。
ただ、住み慣れた我が家に帰り着いた時にちょっとした浦島太郎になるんじゃ
なかろうかと不安が残るんですが。
きっと死種が終盤に差し掛かって滅茶苦茶盛り上がってるんだろうなぁ。
リアルタイムで見てる人たちが羨ましいよペシペシ


以下お詫び。
事前にあれほどユビキタアアアス!!と言っておきながら今までなぜ更新できなかったか?


まぁ、簡単な話、毎日疲れ過ぎて日記をPCに打ち込んでる余裕はありませんでした。
一日平均200kmの移動距離で刻んできたんですが、折からの猛暑と関東・東北と
駆け抜けてきた疲れが蓄積していた、と言うのがその大きな要因でしょうか。


心配してメールを送って頂いた皆さん、ご心配をおかけしました。無事に生きてます。
また毎回毎回ハイテンションな電話をして困らせてしまった良蔵、
そしてそれプラスでHDRの外部操作を毎回お願いしている恵さん。
本当に申し訳ありません。だけどこんな日々はもうちょっとだけ続くんじゃよ。
今後ともよろしくお願いしますです。