新潟旅行

ゴールデンウィークを利用して、新潟に行きました。2泊3日の慌しい旅でしたが、初めての1人旅ということもあり、がんばって肉筆で記録に残しました。
新潟の素晴らしさを1人でも多くの人に知って欲しいと思い、その中から、写真と簡単なコメントをのせてみたいと思います。

初日、新潟に着いた日に上越市でお昼に食べた、新潟十日町特産のへぎそばのお店、「小嶋屋」の鴨とねぎのへぎそば。
細い麺ですが、しこしことこしが強く、とても美味しかったです。


上越市高田公園の入り口、極楽橋。入り口付近にある何箇所かの駐車場は、無料でした。ありがたい。


高田公園は日本三大夜桜と称される名所のひとつで、園内には4千本余りの桜が人々の心を春爛漫の世界へ誘う素晴らしさだそうですが、すでに桜の季節は終わっていました。それでも園内には、八重桜が満開で、お堀の土手には菜の花が鮮やかな黄色い花を咲かせていました。

高田三重櫓は天守閣に代わる、高田城のシンボルです。
3階から外を眺めてみると、広々としたお堀が見渡せます。



高田公園から、高田駅に向かうには外堀にかかるこの赤い蓮見橋を渡っていきます。名前の通り、夏にはこの外堀は一面、東洋一と言われるハスの葉で覆われることでしょう。


この橋を渡って、高田駅に向かう途中の道を右に折れ、城下町の風景を残す、町家と雁木が見られる、高田小町へ行きました。雁木とは家の軒先を出して下を歩道にしたもので、雪深い地域に住む人々の、生活の知恵からできたものです。


翌日は早朝から妙高市を訪れました。
上信越道妙高サービスエリア


赤倉温泉街の途中にあるいもり池に行くと、雪解け水の中、咲き始めた水芭蕉を見ることができました。


あたりには、ところどころ、雪が残っていて、霧がたちこめ、なんだか幻想的な気分になりました。少し寒かったです。

午後からは、中越柏崎市の西光寺さんを訪れ、木喰仏を拝観しました。
私は実物を見るのはこれが初めてでした。薬師十二神将像が奉られていて、そのなかの一体は自画像と言われています。


そこからさらに、長岡市、宝生寺さんへ行き、西国三十三観音像を拝観しました。こちらの木喰仏は一体が90センチくらいあり、どの顔も丸くまんまる、見るものの心を優しくほぐす。


その日は富山のホテルへ泊まり、翌日は富山、高岡市にある禅寺、瑞龍寺を訪れました。その山門は江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されていて、国宝でもあります。


わたしが訪れたのは、新潟のほんの一部です。まだ行ってみたい場所がたくさんありますし、できれば桜の季節にもう一度、高田公園を訪れ、夜桜を見てみたいです。