マリアンヌ・フェイスフルという生き方

 今週の文化演習ではMarianne FaithfulのA Ballad of Lucy Jordanを読みます。先週やったA
Day in the Lifeのビデオ・クリップではビートルズの面々や、ポールの当時の恋人ジェーン・アッシャー、そしてミック・ジャガーと当時の恋人マリアンヌ・フェイスフルが写っていて懐かしかった。
 マリアンヌ・フェイスフルはアラン・ドロンと共演した『あの愛をもう一度』のライダー・スーツ姿でキネマ旬報の表紙を飾っていた。原作はピエール・マンディアルグの『オートバイ』。
 その後彼女がミックの恋人だったとか知ったころは、ドラッグかアルコールでマスコミから消えていた。
 そして復活した『ブロークン・イングリッシュ』でどすの利いた歌声を披露し、その中の「ルーシー・ジョーダンのバラッド」はフェミニスト的な内容名から『テルマ&ルイーズ』で印象的に使われる。しかしまだまだマリアンヌ・フェイスフルは変貌を遂げる。
 2007年サム・ガーバースキー監督のイギリス映画『やわらかい手』で、孫のために風俗嬢(手だけを使うらしいです)もどきで凄腕を発揮する、優しいおばあちゃんを演じたらしい。さてこれからどんなさらなる変貌を遂げるか。