今回の沢の概要

書くことに疲れたので、以下はワンゲルのFB用に書いた文章より抜粋
湯檜曽川本谷
極端な悪場がない上越の美しい沢。中級者への入口であり、上越の沢の入門でもある。
今回現役を連れて行くきっかけとなったのは、先のOB連絡会。あれで沢活動の現状を把握し、次期被養成者へ哀れみを感じていなければ、この企画はなかっただろう。とにかく手頃で楽しくて、ちょっとばかりのスリルもある沢に現役が手を出せるようにしたかった。
企画した時期は昨年と同じ。雪渓が消え、しかし寒くもなく、一番沢が出しやすい時期。Wの人徳か、はたまたLの人徳か、天気予報は最高に良く、神経をすり減らすことなく、出発の日を迎えた。

面子 L奥田OB2 松永OB2 H井波OB1 藤本4 高梨3 EW大原2 F小松2

出発

小屋列車(17:30発高崎線通勤快速高崎行)で出発。藤本は来る直前に学校でお金を盗まれたらしい。集合時間に間に合わなかった松永は新幹線でリカバーする。高崎から先の電車の中では、大原にロープワークを少し教えてみたりする。大体知っていたけど。土合駅では、電車賃を払いたかったのに、車掌さんは電車から降りてきてくれず、払えない。残念であった。階段を四百何十段か登って、地上の土合駅へ。山形からやってきた高梨が、シュラフカバーに包まって寝ていた。他に駅カンする人は一名。松永は暗闇の中で誰かさんと何やら電話をしていたりする。装備の簡単なチェックをしてから、就寝。何だか寝苦しくて、あまり眠れなかった。