チェロのレッスン 73

今日は私が住んでいるマンションの管理棟のロビーで、チェロ三重奏のミニコンサートをやった。聴衆は住民15名ほど(平均年齢70歳程度)。毎月、1回、有志が午後に集まってお茶する会を10月から始めたのだが(私も発起人の一人)、今日はその3回目。

集会場のロビーは残響豊富で、ヨーロッパの教会のような響きがする。そこで、チェロを演奏して披露することに。初回と2回目はソロでバッハとか童謡とかを弾いた。3回目の今日は、グループレッスン仲間のY田さんとO村さんに来ていただき、クリスマス関連の曲や、ゴルターマン、オフェンバックなどのアンサンブルをやることにしていた。 お客さんにも情報が流れていたので、いつもより大勢集まってくださった。3人にはそれぞれ差し入れまで頂いた(中身は味付海苔とふりかけの瓶♪)。

13時が開演予定で、その前にリハーサルをしていたら、三々五々集まってきた住民たちが、クリスマスソングメドレーのリハーサル中に拍手を始めた。仕方ないので、そのまま本番に突入。ほとんどぶっつけ本番だったが、Y田さんとO村さんは、会場の音響の素晴らしさに大喜び。ここでグループレッスンをしたいと言い出すほどだった。ロビーを使う場合、大義名分が必要だから、何らかの方法を考えねばならないが、たしかに、2秒以上の残響があるスペースでの合奏は気持ちがよかった。

次回は1月16日。住民たちからニューイヤーコンサートをリクエストされてしまった。ウィンナワルツのチェロアン編曲版って、あるのだろか?

夕方からはいつもの個人レッスンに出かけた。ヴィヴァルディのソナタ ホ短調の12回目である。前回同様、第1、2楽章の復習をやった(復習ばかりでさっぱり前に進まない)。
今回は、弓を返す場合、根本までしっかり弓を戻してくることを注意された。中途半端なところで、適当に返してお茶を濁してはいけないとのこと。それをやっていると、だんだん演奏がだれてきてメリハリが失われるそうだ。弓を動かす動作は、それ自体で音楽の表情に直結してくる。








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