デビュー秘話

知人からメールを頂くまで知らなかったんですけど。SANSPO.COMで連載されている芸能レポーター前田忠明氏のコラム「アラ!?さがし」で長澤まさみちゃんに関する記事が載っていた。実は、11月19日(土)発売のサンスポ芸能欄(毎週土曜に掲載)にも載っていたんですけどね。自分、その新聞を買っていたにも関わらず全く気付かなかった。新聞はきちんと隅々まで読まねばいけませんな(苦笑)
内容は、如何やらまさみちゃんのデビュー当時の秘話を入手したということらしく、誰から聞いた話しかは存じませんが結構、興味を引く話しでした。
彼女の父親は長澤和明氏。ご存知の通り現役時代、日本リーグヤマハ発動機所属のサッカー選手で日本代表にもなった名選手で、現役引退後もヤマハサッカー部→ジュビロ磐田のコーチを務め1992年度のJFL(サッカー)(旧J1)ではジュビロ磐田の監督として優勝を経験。1993年度はJリーグ昇格に貢献した。その後はJFLホンダFC(本田技研工業サッカー部(ホンダFC))の監督として1996年度のチーム初優勝に導いた後、ソニー仙台サッカー部でも監督を務めた。2001年からは静岡県常葉学園橘高校サッカー部の監督を務めており、今年、全国大会出場を決めた。
そんな父親を持つ彼女が芸能界入りを決めたきっかけは、父親の“現役引退”だったという。へぇ〜そうなんだ。知らなかった。当時、未だ小学6年生の彼女は、父親が現役引退後、選手でも監督でもなかった姿に不安定なスポーツ選手の宿命を感じたんだって。長澤家の一人として芸能界入りを決意し、2000年度の第5回「東宝シンデレラオーディション」に応募して3万5153人の中から見事グランプリに輝き、芸能界入りが決まった。和明氏が吃驚仰天したのはいうまでもなく、所属事務所先が同じで公私共々に親交のあった中山雅史夫人の生田智子さんに直接電話をして娘のことを相談したそうで、「芸能界という所に娘を嫁に出したと思って!!」という生田さんのひと言で和明氏は芸能界入りを許したということだ。然し、世間一般的に言われている彼女の芸能界入りのきっかけの話しとは、一寸違う気がしますが・・・。生田さんにオーデションを勧められ受けたとか、母親の友人(まさみちゃんの幼馴染の母親)から勧められたとか言われているけど、一体どれが正しい話しなのかよく分かりません。ここで書かれているように芸能界入りのきっかけが、父親の引退だったとしたらホント彼女は父親思いの孝行娘ですな。益々彼女が好きになりました。
小さい頃はサッカーが嫌いだったことで有名な彼女ですが、昨年の夏、実家に帰郷した際に、何と7年ぶりに父親が率いる高校の試合の応援に姿を見せたという。今年の地方大会準決勝の時だったか忘れましたが父親に激励の電話もしていたそうで全国大会の出場が決まった時も『絶対!応援に行く!』と喜んだとか。彼女も少しは父親の(サッカーに対する)直向きな姿を分かったんじゃないかなと思う。逆に「最近では、仕事の厳しさを娘から教えられたりして、親子の逆転です」と嬉しそうに語る和明氏。素敵な親娘関係では、ないでしょうか。『(可愛くて自慢出来る)こんな親孝行娘なら誰だって欲しいと思いますね』って前田氏も仰って居りますが、正しくその通りだと思います。

北方領土

そういえば、昨日(20日)、ロシアのプーチン大統領が来日してたんですよね。2000(平成12)年9月以来、5年ぶりの来日だそうだ。
日本国最大の懸案である北方領土問題は、ロシア側が好調な国内経済を背景に態度を硬化して事前折衝で主張の隔たりが縮められず、領土問題に関する共同声明の作成は見送られた為、小泉首相は今日の首脳会談での意見交換で打開策を見出そうとしたようですが、結局は何の進展もなく、今後も粘り強く交渉を続けることで一致するにとどまったという毎度お決まりのパターン。
両首脳は東アジア情勢などの課題を協議する閣僚級の「戦略的対話」設置で合意に至り、プーチン大統領小泉首相の来年のロシア公式訪問を招請した。然し、日ロ首脳が相手国を公式訪問した際に、政治文書の署名が見送られるのは異例なことで、領土問題の進展は当面困難な情勢となってしまったようだ。両国とも、北方領土の帰属問題を解決し、平和条約を締結するという認識は共通しているようだが、未だ、両国間には相当な開きがあり、様々なレベルで協議を続け、溝を埋める努力が今後、更に必要とのこと。
東シベリア産原油を東アジアへ運ぶパイプライン計画については、日本側が求めていた「太平洋ルート」の優先着工で合意するには至らなかった訳で結局、何にひとつ収穫がなかったということですな。所詮、ロシアは北方領土を返す気はサラサラないんだと思いますけどね。