そうかな / 小田和正

今日はすでに職場。朝から洗濯やらクリーニングやらに追われ、本末転倒であるけど職場で一息つく。

そうかな

そうかな

昨日レンタルした小田和正の久しぶりのオリジナル・アルバム。昨日から仕事をしながら聴いているんだけど、どうにもピンとこない。曲調は5年前の「個人主義」からつづくモノなんだけど、さらに「小田風」に磨きがかかってしまい、曲それぞれの個性がなくなってしまったように感じる。だから、BGMとして聴いていると、曲の違いがわからず、ずっと同じ曲を聴いているような錯覚にとらわれる。
これは、アルバムに収録されている11曲中10曲が何らかのタイアップ曲であることも影響しているのかもしれない。タイアップを依頼する方は、曲に「小田和正」であることを求める。だから、あまり冒険できないし、テーマが透明感と切なさみたいなモノに限定されてしまうのではないか。それと、直接曲調とは関係ないけど、最近の小田和正は、よく歌詞を短く区切って唄うけど、個人的にはあまり好きではない。なにか年齢的なモノなのかな。
しかし、こういった企画型のアルバムをオリジナルとして本人が作るというのは、どうなんでしょ?まあ、オリコンでトップをとっているみたいだから興行的には成功するんだろうけどね。
いかんねぇ、思い入れが強い人だけに、どうしても自分の好みによる意見が強く出てしまう。でもね、せっかく透明な声と57歳という年齢での大人の歌詞を書く力を持っているのだからもっともっと......と思いたくなる。

ニュースの天才(SHATTEBED GLASS)

職場から19時前に帰宅し、昨日と同じく朝から何も食べていないので、納豆と梅というこれまた不思議なパスタを食べながら、借りてきたDVDを見る。

http://store.nttx.co.jp/_II_D111407189?LID=egoodvd&FMID=egoo
大統領専用機エアフォース・ワンに唯一常備してある雑誌、「THE NEW REPUBLIC」誌の若き記者が起こした、記事ねつ造事件を扱ったノンフィクション映画。
24歳のスティーブン・グラス(ヘイデン・クリステンセン)は、同僚たちの関心が政治問題に向く中、身近な問題に着目し政財界のゴシップなど数々のスクープをものにしていく。一流の記者として周囲から一目置かれるようになった彼であったが、あくまで態度は謙虚で控えめで、上司や同僚への気配りを忘れない人柄から、上司や同僚の信頼も厚かった。そんなある日、彼の「ハッカー天国」という記事に、フォーブス誌の記者が疑問を抱く。そのフォーブス誌から電話で取材を受ける彼であるが....
奇しくも昨日に引き続き、ノンフィクション映画となったが、出来は圧倒的にこちらがよい。まあ扱っている題材の違いもあるんだけれど、グラスを演ずるヘイデン・クリステンセンがあまりにもハマッていて、気味が悪くらいの演技を見せている。ちなみに、このヘイデン・クリステンセンは今話題のスターウォーズで、アナキン・スカイウォーカー役である。また、制作・総指揮がトム・クルーズというのも興味深い。
一流政治雑誌において掲載された記事41本のうち27本がねつ造であったという前代未聞の事件を描くこの映画、なにげに借りた割には、掘り出し物でした。

シルバーストーン 決勝

映画を見終えてまもなく、日本時間の21時から決勝を見る。1周5.141kmのコースを60周して競われるこのレース、好調のマクラーレンがどのように追い上げてくるのか、不調のフェラーリがどんなレースをするのか、楽しんでみていきたい。

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