LAN内にてSvn環境を構築してみた

概要

自宅サーバーにSVNを入れる。
クライアントPC(Windowsmac)の環境を整える。

目的

  1. 開発環境のバックアップを行いたかった。
  2. 過去Windows内でGAEの開発を行っていたため、Mac環境内にデータを移行したかった。
  3. Windows内でWordファイルやExcelファイルのバックアップ&差分が見れるらしいので。

目次

  1. サーバー:SVN環境構築
  2. WindowsTortoiseSVNインストール
  3. Mac:Svn環境構築
  4. (おまけ)Windows:GIT環境構築

サーバー:SVN環境構築

1.サーバー(Fedora10)内にて、あらかじめApache環境を構築しておく。

参考までに、ここらへんを

2.Fedora 10 でSVNをいれる。

SubVersionの設定:Fedora
http://fedorasrv.com/subversion.shtml

ここをみればだいたい設定できる

3.ViewVCを入れる

「ViewVCの設定」
http://www.nslabs.jp/viewvc.rhtml
Apacheを使ったSvnのレポジトリブラウザーの構築方法の説明

  1. Pkgインストール
% yum -y install viewvc mod_python

パッケージが入ったかどうかの確認は

# インストール済みPkgの確認
% yum installed 
# pythonがインストールされているかどうか確認できる。
% httpd -M
  1. /etc/viewvc/viewvc.confの設定

設定内容の修正

### svn_roots設定 [svnレポジトリ名] : [レポジトリパス]
svn_roots = gae: /var/www/svn/gae,
      test: /var/www/svn/test

### ローカルタイムを日本時間に設定する
use_localtime = 1
  1. 設定内容をスタンドアローン環境で確認する
# cd /usr/lib/python2.5/site-packages/viewvc/bin
# python standalone.py -h ホスト名

viewvc.confの設定に異常がある場合には、エラーとなる。
エラーチェックで問題がなければ、パスが表示されるので、ブラウザーでアクセスするとViewVCが確認できる。

  1. Apacheの設定

yumで落とした結果には、
/etc/httpd/conf.d/viewvc.conf ファイルは含まれなかったので自分で作成した。

Alias /viewvc /usr/lib/python2.5/site-packages/viewvc/bin/mod_python/viewvc-mp.py
Alias /viewvc-static /usr/share/viewvc/templates/docroot

<Directory /usr/lib/python2.5/site-packages/viewvc/bin/mod_python>
    AddHandler python-program .py
    PythonHandler handler
    Order deny,allow
    Allow from クライアントのIPアドレス
    Allow from 127.0.0.1
</Directory>

あとは、サーバーを再起動すれば完了。

※ つまったところ

#問題:「commitができない(>< 」
簡単にいうと、id,passwordを入力すると認証ではじかれました。
#解決方法:
Apacheの制限にBasic認証を設定していたので、パスワードがサーバのアカウントとなどとは別のものたっだ orz 再度Basic認証用アカウントを作り直しました。

「ユーザー認証」
http://mikeneko.creator.club.ne.jp/~lab/web/htaccess/auth.html
:htpasswdのコマンドを使ったユーザーの作り方。

#問題:「ViewVCが映らない」
設定してみたけど、エラーになってしまっている。
#解決方法
順を追って、確認していった。

  1. ViewVC.confの設定
  2. ViewVC.confの設定内容のチェック
  3. httpdのViewVC.confの設定
  4. httpdのViewVC.confの設定内容のチェック