明石家さんまという疫病神

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080902-OYT1T00198.htm
「ロードショー」に続いて「月刊現代」も休刊だとか。WEBのおすすめのページを見たら、それも仕方ないかな、と思う。
まあ僕も一回しか買ったことなくて、それは井川遥のインタビュー「独占告白 井川遥「癒しの女王の戸惑い」」が載った号(404 NotFound)で、その時期表紙に「井川遥」という文字が載れば、ぐんと部数が伸びたといわれていたころ。この現象のすごさは「文字」がであって、決して彼女が表紙(モデル)を飾ればでないところ。そんなバカな!と思う人がいるかもしれないが、実際に「そんなバカ」がいたのである。

(いや、これでもかなり子供会の回収にだしたり、捨てたりしたんだから)

そんな彼女の株が大暴落したのが、ドラマ『空から降る一億の星』に出演した瞬間。ほんと日本中の男潮が引く音がはっきりと聞こえたもんである。そもそも彼女の人気に日をつけたのはアデランスのCMなんで、動く遥に僕らが拒否反応を示したわけはなく、やはり別の理由があったのだ。

中森明夫は『噂の眞相』の連載「月刊ナカモリ効果」で井川遥を「グラビア・アイドル時代は超優良債権だったのに一気に不良債権化した」と書いた*1。「アイドル政経学」と題して広末涼子の「財政破綻」を取り扱った回のことである。この「アイドル政経学」改めて読み直して納得いかない点があって、広末破綻の契機を「早稲田入学」と見てる点がそれ。
おそらく広末破綻の契機は『世界で一番パパが好き』の出演である。
これに『甘い生活』の内田有紀を加えると、さんまが「好き!」とか「共演したい」なんていってた女優と実際に共演するとどうも株が暴落するようで、その後、井川遥が朝ドラ『純情きらり』の杏ねえちゃんで株を持ち直すまでにどれだけかかったことか、内田にしたって『クワイエットルームにようこそ』の演技が認められるまでにどれだけ・・・


では『ハタチの恋人』の長澤まさみはどうなんのかっていうと。芸能界には変な学習能力、もしくは妙な予知能力があると見えて、カルピスのCMといい『ラスト・フレンズ』といい、長澤がいつ「できちゃった結婚」をして勝手にゴーーーールしてもいいよ(されど長澤和明監督はオフサイドを激しく主張し退席処分)ってな心の準備をみんなでしているとしか思えない。

*1:「現代」のインタビューのレス記事が載った「2001年12月号」や、そのナニを裏付けたコアマガジンお宝ガールズ9」も見つかったんだけど、それは別の話