二人の大臣が辞任して、その後任に、宮沢洋一さんと上川陽子さんが決まった。
新聞に並んだお二人の写真を見たときは何とも思わなかったけど、経歴を見て、アレッ!?と思った。
宮沢さんも上川さんも、「米ハーバード大院」とある。
安倍首相の人選に疑問を感じた。
二人そろって「米ハーバード大院」は、芸がなさすぎる、というか不自然でしょ。
たしかに、二人そろって「米ハーバード大院」というのは、現在の日本がおかれた状況を象徴しているとはいえる。
どんな状況か知らんけど。
たいしたことは象徴してないかも知れんが、偏り過ぎだ。
人事は、目配り気配りである。
一人が、「米ハーバード大院」なら、もう一人は、「仏ソルボンヌ大院」とか、「西マドリード王立大院」とか、「印パンジャブ州立アヴァローキテシュバラ大院」とか、グローバルなバランスを取ってほしいと思うのは私だけではあるまい。
安倍首相に訴えたい。
今回の、二人そろって「米ハーバード大院」がいかにおかしいか。
たとえば、今度私は油絵の個展をします。
肖像画です。
で、男女の肖像画が並んでて、二人そろって同じ服というのは不自然でしょう。
これと同じじゃないですか。
ちょっとちがうか。
ぜんぜんちがう?
う〜む、二人そろって「米ハーバード大院」でもいいか。