30年間つまらんピンクを通せば立派だと思いつつ10話を振り返る

土曜は遅くまで仕事で、明日は朝5時に家を出ないといけない・・・なんかこういう日程だとあまり休んだ気になれませんね。・・・ふとテレビをつければ笑点だし。微妙にコレ見ると気が沈むあたり、根っこは学生の頃から変わっていないのかもしれません。

10話
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8957970


A列車は初期の設定に時間をかけて放置、というスタイルが多いゲームですが、ゲームの解説をこれまでメインにしていたため、ゲーム内時間が一向に進まない、という問題がありました。
それにはどんどん時間を進めていくのが良いのですが、かといって放置してるだけだと、変化も少なく淡々としてしまいます。だるい時間経過部分をカットしてしまう、というのが常套手段ですが、開発に乗り出した途端いきなり○ヶ月後とシーンが飛ぶのは、一生懸命やるんだ!という登場人物の頑張りに説得力が欠けてしまいます。だから、街が徐々に発展していく様子を見せるというのは、「復興」をテーマに据えている以上は外せない部分でした。なら・・・と話が振り出しに戻るのを防ぐため、ない知恵を絞って考え出したのがRTS風開発画面でした。「淡々としてるなら派手にしちゃえばいいじゃない★」という、発想のプロセスそのものは単純です。

その実現化に向けてどうやって進めていったかというと、その派手にする、を基本に色々と要素を書き出し、可能か不可能かを調べつつ、建物が建っていく様子というのも都市開発ゲームではニヨニヨできる部分だろう、上下していく金額の数字というのも、ハラハラさせたり感情に訴えるものがあるのではないか、などとあーでもないこーでもないと悩みながらも、まずはダミー画面をデザインして技術検証をしました。
実際にその画面を動かせるという目処が立った後は、シナリオ的演出を含めて大体この1年でこういう開発をしていこう、というロードマップを作り、動画編集に適した操作をするためのルールを作った上で、ゲーム部分の収録に取り掛かりました。
で、収録はそれなりにスムーズにいったのですが、編集してみれば見積もった手間以上に面倒くさい。出力動画の見た目はシンプルでも、カウンター計算やら色々画像の処理が結構重くなり、古いバージョンのAEではキャッシュのオーバーフローやOpenGLのエラーでしょっちゅう落ちるわ、バグなのか設定どおり動いてくれないこともあったりして、結局は試行錯誤の毎日になってしまいました。

最終的には手間をかけた分、大方イメージどおりのものが出来上がり、それ自体は満足したのですが、後でミスに気付くわ気付くわ、これはひどい。制作時はこの日までに出そうと焦っていたんですね。焦りは禁物だと再認識・・・これは反省しまくりです。特に損益計算関係を間違っていたのは痛いですね。時間があればそのうち修正版作りたいなぁと思ってたりもしています。


以下コメント拾いです。

                                                      • -

[0:03]
「自分のペースで作ってくださいゆっくりでも続けてくれると嬉しいです」
暖かい目で見てくださって助かります。ちゃんと完結まではそれなりの責任を持ってやっていきますので、忘れたころにでもチェックしてくだされば。


[0:33]
「世界の新着だからこんなに再生がww」
え?実はドキドキもんだったので当日見てたのですが、当選しませんでしたよ。そのため、新着動画での再生増加はしていません。ちなみにその日は別の人気シリーズ(時系列詰めれば誰だかバレバレかもしれませんが)が紹介されましたね。


[2:03]
「工場増設して豆腐を売りまくったらいけないんかね」
難易度やさしいだったらそれもアリですが、工場は建設費を完全に現金として回収できるのは4年程度はかかりますから、難易度普通以上で工場に依存するのはどちらかというと悪手かと思います。


[2:58]
「どこまでが演出なんだかわからん」
某氏が仰ったことそのままのご意見としてなら、間違いやミスはありますが、金額の誤魔化しはしていませんし、発展の加速演出などのタイミングもほぼゲーム内の日付にあわせて行っています。プレイの進め方、登場人物の台詞だのは当然ながら演出の範疇でしょう。


[4:33]
「査定甘いなあ」
難易度が普通なのもありますが、いばらの道は勿論、現実に比べてやっぱり甘いですね。ただ、最初に赤字物件として表示した物件も、黒字化もしくは黒字の目処が立っている物件でないと、売却時に赤字になるのが普通ですので、それなりの整合性はあります。建てて即売却というケースが多くないのは、経営が良化して評価額が上昇するのを待っているからなのです。


[5:37](資材置場が満杯になっている)
「トラック止めたほうが・・・」
カラ運行経費の危険度<<<<<<<<撤去したり配置したりする面倒くささ
トラックの経費は安いため、半月程度のカラ運行ぐらいなんともないです。


[6:33](雑居ビルを建設時に)
「そういえば本社ビルってどこにあるんだ?」
本社はどこかにあるのは間違いありませんが、マップに明示していません。あえて設定するのならば、自社所有でなければまずい運行設備は駅に併設とかしているでしょうし、本社機能は小さなビルでも借りているのでしょう。個人的には、本社ビルって絶対に潰れない安定企業のステータスだと思うのです。


[9:30](由府駅前は娯楽とビジネスの街に)
「なら、産業誘致を使えよwwww」
基本的に、プレイヤーが自主的に建造を行っている周辺は、NPCは進出を若干控えめにする傾向にあるため、恐らくあの時点であの場所で誘致をしても数ヶ月何も建たないか、精々コンビニが建つくらいかと思います。誘致でぼこぼこ建つようなら、あの社長さんもこんな苦労はしないと思うんですけど。


[10:42]
「まだ間に合います。黒字の子会社は売却しないほうがいいと・・・」
1年2年で建設費を回収できる物件は残していますが、そうでない物件はとっとと売却して資金を増やし、その資金を開発に回した方が、街の発展も早くなるのです。


[11:28] (由府駅南にホテルA建造)
「そこのホテルはマンション近いからあまり良く利益が出ないかと・・・」
経営・売却共に黒字は出ましたが、確かにあまり良い物件ではなかったですね。


[12:23] (西名屋の水辺マンション)
「ここって洪水に遭ってる所じゃない?」
確かに地形が変化した川沿いですが、安全が確保されている場所だけが開発できるようになっている、という解釈にしています。(そうしないとがんじがらめになるため)


[13:30]
「他社のレジャー牧場に期待」
11話でご期待通り建ちましたw