現在85歳の挿絵画家・堂昌一氏が昭和49年岩田専太郎亡きあと、連載小説さし絵の後継者となる以前の作品を探し始めた。とりあえず39歳の時の森川哲郎「血と雪と女」(「読物と講談」昭和38年1月号)や38歳の時に描いた斎藤哲夫「宇宙偵察隊」(「読切特選集」昭和37年9月号)を見つけた。時代小説を得意としているものと思っていたが、SFの世界も描いていたとは驚いた。



堂昌一:画、森川哲郎「血と雪と女」(「読物と講談」昭和38年1月号)



堂昌一:画、森川哲郎「血と雪と女」(「読物と講談」昭和38年1月号)



堂昌一:画、森川哲郎「血と雪と女」(「読物と講談」昭和38年1月号)



堂昌一:画、斎藤哲夫「空想戦慄宇宙偵察隊」(「読切特選集」昭和37年9月号)



堂昌一:画、斎藤哲夫「空想戦慄宇宙偵察隊」(「読切特選集」昭和37年9月号)



堂昌一:画、斎藤哲夫「空想戦慄宇宙偵察隊」(「読切特選集」昭和37年9月号)



堂昌一:画、斎藤哲夫「空想戦慄宇宙偵察隊」(「読切特選集」昭和37年9月号)

相変わらず35度の猛暑日が続いているが、ここ新宿の空はすっかり秋模様。うろこ雲やすじ雲をみつけることができた。そろそろ涼しくなってくるのかも。



2010.9.3 18:00の新宿の空

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

少し年月をさかのぼって、昭和35年の作品だ。堂昌一36歳の時のさし絵だ。さすがにデッサン力は確かだが、画面の構成などは、昭和49年「西海道談綺」など岩田専太郎の後釜を引き受けた頃に比べると、やや拙い感じがするところが、成長の過程が見えてきてちょっとおもしろくなってきた。


堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)



堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)



堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)



堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)