公開社長訓示

ある読者の方から、当ブログで毎月の社長訓示を紹介してほしいと言われました。
わたしの社長訓示は、すでにオフィシャルサイト「ハートフルムーン」内の「マンスリーメッセージ」で公開しています。また、それらの内容をまとめた本である『ハートフル・カンパニー』、『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)も刊行されています。
しかし、HPや著書では訓示を読むのに時差ができて遅くなります。
そのため、ぜひ「サンレー社員と同じタイミングで読みたい」という要望でした。


社長訓示の内容を収録した2冊



わたしは、この方の提案を受け入れることにしました。
もともと、クローズな性質を持つはずの社長訓示をなぜオープンにしているのか。
「公開社長訓示」を同業者にも読まれるわけですから、ある意味ではリスクの高い行為であることは重々承知しています。しかし、これには、理由があります。多くの方々に「サンレーの社長はこんなことを言っているが、現場では本当に実践できているのか」とチェックしていただきたいのです。いくら社長が口でうまいことを言ったとしても、お客さまと接する現場で生かされていなければ何にもなりません。それを、ぜひ見ていただきたいのです。
実際、「ちゃんと実行できているね」とお褒めの言葉をいただくこともあれば、「あそこの施設では、社長の考えと反対のことをやっているよ」とお叱りの言葉をいただくこともあります。どちらも、ありがたいアドバイスであり、本当に感謝しています。
また、最近ではHPでの「公開社長訓示」を同業他社の経営者や社員の方々もよく読んでくださっているようです。自社での朝礼やスピーチなどで使わせてもらったという声もよく頂戴します。わたしの言葉が、またわが社の取り組みが業界の方々にとって何かのヒントになれば、こんな嬉しいことはありません。


サンレーグループ報「Ray!」

「Ray!」の冒頭に社長訓示が掲載されています

HPでも「マンスリーメッセージ」を公開しています



いま、冠婚葬祭互助会の社会的意義と役割が問われています。こういう時こそ、互助会の経営者は理念や考え方を世に問う必要があると思います。わが社の社長訓示を読まれることによって、互助会のミッションというものを理解していただければ幸いです。
というわけで、今年の1月分からサンレーグループ報「Ray!」の刊行と同時に、このブログでも順次UPしていきます。もちろん、サンレーの社員のみなさんも読んで下さい。
社内報よりもブログのほうが内容が頭に入りやすいという人が多いようですから・・・。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年3月21日 佐久間庸和