新茶のご挨拶

一条真也です。

ブログ「新茶の恵み」から、早や1年が経過しました。
今年も、丸島園の丸嶋宗紀・敬太兄弟が、おいしい新茶を届けに来てくれました。
高貴な香りの「八女茶」です。今年は生産量が少なく、非常に貴重品だそうです。
丸島園は、2008年に創業90周年を迎えた日本茶の名門企業です。
長男の宗紀さんは、同社の常務として頑張っています。
次男の敬太さんは、日本茶インストラクターの資格も持っています。


                八女の新茶を持って来てくれました    


丸島園は特に八女の高級玉露の老舗として知られます。
自社の商品が「日本一の玉露」に輝いたときは、フジテレビの「笑っていいとも!」でも紹介されました。そのときのお茶は、なんと1杯で5000円、1缶で10万円だったそうです。その値段には、司会のタモリも驚いていたとか。
わたしは、『茶をたのしむ』という監修書で、丸島兄弟と対談しました。
そこで、兄弟のお茶に対する熱い想いを聞き、日本茶の奥深さを知りました。


                    ハートフルティーのすすめ



2人は、まず「新茶のご挨拶に参りました!」と声を揃えて言いました。
「新茶のご挨拶」とは良い言葉です。それは、「季節のご挨拶」ということでもあります。
そして、2人はわたしのブログを愛読してくれているそうです。
自然な流れで、昨日の ブログ「母の日」の話題になりました。
兄の宗紀さんは、わたしが親孝行なことに感動したそうです。
そして、「自分たちも見習って、親を大事にしたいです」と言っていました。
それから、宗紀さんは ブログ「恋とマシンガン」で紹介したフリッパーズ・ギターの大ファンだったそうです。ちょうど自分が浪人していたときに、ドラマ「予備校ブギ」が放映され、その主題歌が「恋とマシンガン」だったので、非常に思い出深いとか。

             向かって左側が丸嶋宗紀さん、右側が敬太さん


また、弟の敬太さんは、 ブログ「土下座と原発」の内容に感動したと言ってくれました。
東電社長の土下座をテレビで観て、敬太さんも大きな違和感を感じたそうです。
それを、わたしがブログに書いたので、思わず拍手してくれたとか。
「あのような内容を書くことは勇気がいると思うんですが、自分の意見を堂々と述べられていて素晴らしいと思いました。きっと、あの記事に感動した人は多いと思います」とも語っていました。さらに、ブログ「日本よ、中国よ」ブログ「ビンラディン殺害に思う」の内容についても敬太さんは非常に熱い感想を述べました。
兄弟でも、ずいぶんと関心分野が違うことに興味が湧きました。
ともあれ、わたしのブログを読んで、感動してくれたとは嬉しいことです。そんなこんなで、「新茶のご挨拶」はいつの間にか「ハートフル・ブログ感想会」となったのでした。
最後に、丸嶋兄弟から「明日は、誕生日ですね。おめでとうございます!」と声を揃えて言われました。いやいや、なかなか意気の合った兄弟です。
まるで、「お染ブラザーズ」か「ザ・たっち」みたいでした(笑)。


2011年5月9日 一条真也