ケミカルピーリング

ケミカルピーリングというのは、ある薬剤を肌に塗って表皮細胞を剥離させる治療です。

10年くらい前から徐々に広まっていって、一時美肌ケアとしてブームの様になりましたが、現在日本皮膚科学会のニキビ治療のガイドラインにも記載されています。臨床テストも行われ、医学的にもきちっとした効果が認められてる治療です。

ニキビ治療以外には美肌目的にも行っています。

皮膚に塗る薬は、グリコール酸、サリチル酸、乳酸などが一般的ですが、より高度な治療としてTCA(トリクロロ酢酸)ピーリングというものもあります。

細胞を剥離させる治療ですが、グリコール酸、乳酸、サリチル酸などは比較的マイルドな作用で、皮がむける自覚がない場合もあります。

TCAピーリングの場合は100%皮膚が剥離しますが、かなり改善度が高く、治療後の満足の高い治療です。

むけた後はつるつるした肌になり、張りもでて化粧乗りも良くなります。