長野電鉄屋代線が……

shugoro2011-02-09

4日の産経ニュースでこんなのが。

長野電鉄屋代線廃止へ 利用者減歯止めかからず
    ↓
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110204/ngn11020402480000-n1.htm


千曲市屋代駅須坂市の須坂駅を結ぶ長野電鉄屋代線(24.4キロ)の
存続について協議してきた長野電鉄活性化協議会は、
委員による投票で同線を廃止し、バス運行で地域交通手段の確保を図る方針を決めた。
過疎化や自動車交通の発達で地域交通を支えてきた私鉄ローカル線は
各地で厳しい経営状態に置かれているが、
同線は道路網整備などで利用者減少が進んだ典型的な例。
今後はバスを軸とした沿線住民の移動手段確保に向けた協議が始まる。


正式には屋代〜木島までの河東線なのですが、
2002年4月に木島線の信州中野〜木島間の12.9キロが廃止され、
その後は屋代〜須坂間が屋代線に改称されました。
湯田中温泉には以前、どん行会で行ったことがあったので、
このときに木島線に乗り損ねたことが後悔しきりで、
木島線は乗りつぶすことなく廃止になりました。
で、今度は屋代線ですか。いくら応援しても救えないローカル線も多数ありますし、
実は屋代線も全線乗っていないのです。
屋代線の屋代〜松代は2006年9月3日2010年8月22日に乗っているのですが、
松代〜須坂間が未乗区間なのです。松代はそれなりの観光地ですが、
どうも長野〜松代だと須坂経由というのはかなり線形が悪く、
昨年もこの区間川中島バスを利用しました。
もっともバス自体も悲惨な乗車率でしたが。
2006年のときは『風林火山』の取材で松代駅の無料レンタサイクルを利用し、
機動力を活かして結構いろいろな場所をめぐりました。
松代駅も時代に取り残されたような感じの駅でしたが、
切り替え用の信号テコも残されており、やはりCTC化前に乗るべきでした。
まぁ、正直運賃が高くて乗車率も悲惨だったのはたしかですが、
これが廃止報道になれば最終日が近づくにつれ、葬式鉄が殺到するのでしょうね。
木島線の廃線跡も気になりますし、
史跡がらみでも撮影ポイントが多いですしね。でもやっぱ春先になるかな〜。


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