長良川鉄道取材記2(郡上市内)

shugoro2013-05-31

6月9日になってようやく取材2日目420枚の写真整理が終わりました。
コンデジ撮影分を含めるとやはり1000枚を超えていたわけで、
晴天だった5月31日は一番たくさん写真を撮ったばかりか、
かなり歩くことになったわけです。まずは行程から。


郡上八幡705→710相生744→749郡上八幡935→947徳永1124→1148白山長滝
……長滝神社前1228→(郡上市自主運行バス)→1237阿弥陀ヶ滝1333→
郡上市自主運行バス)→1342北濃1410→1433郡上大和……大中1649→
1715郡上八幡1715→(郡上八幡コミュニティバス)→1725城下町プラザ


宿泊先の洞泉寺YHは連泊ですから一部の荷物を
そのまま部屋に置いておくことができたのが助かりました。
しかし、晴天にもかかわらず若干寝坊してしまったのが後悔。
いったん郡上八幡駅まで歩いてまだ下車したことのない相生に寄ります。
この駅は国鉄時代に車で訪れたことはあったのですが、
当時の木造駅舎からトイレ付の駅舎に立替られていました。
旧相生村の中心駅で駅前周辺にも集落があり、
当駅で下車して通学する中学生もいました。
30分程度の折り返して地元の方とも興味深い話ができましたが、
この駅は翌日も寄ることになります。再度、郡上八幡に戻り、
朝は郡上の母・古池五十鈴さん喫茶『門』で情報収集。
郡上の生き字引である古池さんは今回も貴重な資料を多数見せてくれました。

駅から市街は1キロ以上あるのですが、再び駅に戻って続いては徳永下車。
未訪の古今伝授の里フィールドミュージアムをめざします。
駅から2キロはあり30分は歩いたでしょうか。2時間足らずではさすがに慌しく
ふるさと郡上市民は無料で入館できる東氏記念館と和歌文学館を見学し、
東氏館跡庭園(写真左)を撮影してすぐに徳永駅へ戻ります。
続いての下車は2度訪れた白山長滝駅ですが、
2月に訪れたときは雪景色だった長滝白山神社(写真中央)を再度訪問。
若宮修古館は休館のようで、道の駅白鳥にも寄ってから、
初めて利用する郡上市自主運行バスで、
北濃駅のスタンプの素材にもした冒頭写真阿弥陀ヶ滝(落差60m)をめざします。
この郡上市自主運行バスは日曜は運休で1日3往復しかないのですが、
夏時間は上記のように阿弥陀ヶ滝に約1時間の滞在で戻ってこれるのです。
徒歩でも行けなくはないですが、1時間30分は要するでしょう。
バス停からも約1キロ離れていますが、ゆっくりできないにせよ、
滝を見て戻ってくることは可能です。バスは阿弥陀ヶ滝までたったの100円!
タクシー利用することを考えればかなり割安ですし、
美濃白鳥〜北濃間は長良川鉄道に並行しているので、
今回のように白山長滝駅で下車して長滝白山神社を見学することもできるのです。
さすがに乗客は僕含めて2名という利用ですが、
時刻さえしっかり把握しておけば、フリーきっぷが使える土曜でも
結構いろいろな名所に行くことができ、覚えておいて損はないでしょう。
迫力のある阿弥陀ヶ滝で森林浴したあとはバスで北濃へ戻り、
『花まんま』へも寄りました。先月寄贈したスタンプも健在。
店内は模様替えされていて、席数がかなり増えていました。
いつものマリコさんは非番だったようですが。
せっかくなので郡上大和〜万場間にある第七長良川橋りょう(写真右)
撮影しておきたいと考え、万場か郡上大和のどちらで下車するか悩みましたが、
第1回長良川鉄道facebookオフ会お花見in北濃のときに飲んだ「大和歌魅(やわかみ)」
購入したいがあまり再度、郡上大和で下車したのですが、
またも『三河屋』が営業時間外で入手できませんでした。
そして第七長良川橋りょうですが、川底に降りるのに結構苦労して撮影しました。
まだ次の列車まで時間はあるので、そのまま上万場、
大中と駅を撮影し、4キロは歩いたでしょうか。
大中駅は昭和57年(1982)に脇谷英康岩田ドラえもんの3人で下車し、
駅舎を撮影してからやはり美濃白鳥まで3.7キロを歩いた思い出があります。
大中駅も当時の駅舎から建て替えられていましたが、
簡易駅舎ながらもトイレも付いていて地元の人が寄贈したようです。
さすがにこれ以上歩くことはできず、日本土鈴館へ行くことはできませんでしたが。
大中から郡上八幡に戻ると、そのまま郡上八幡コミュティバスのまめバスが待機していたので、
市街まで歩くことをやめ、100円バスに頼ってしまいました。完全な歩き疲れです。
本日はみなみ子宝温泉が休館日だったため、帰りに『天徳湯』に寄り、
またまた郡上の夜を満喫してから旅装を解きました。

本日のグルメは朝食が喫茶『門』のアイスコーヒー400円(写真左)
チーズトースト400円(写真中央)です。
喫茶『門』は古池さんの方針で東海地方特有のモーニングサービスはなく、
そのためパンがつかないノーパン喫茶と呼ばれたこともあったと
WEBで紹介されていますが、さすがは古池さん、いいセンスしています。
いつもはコーヒーしか飲まなかったのですが、
初めて食したチーズトーストも花壇で栽培したハーブをのせて(゚Д゚)ウマー
ランチは『花まんま』のお好み焼きと焼きそばですが、
これは前回紹介したので写真は割愛します。
そして夕食は『花むら』で生ビールと4品ついた晩酌セット1500円(写真右)
風呂上がりのビールを(゚Д゚)ウマーしだあと、帰りにNさんJさんに会ったので、
3人で昨日も行った『玉のや』へ行きました。
『玉のや』のママKさんのお姉さんも来て4人で盛り上がりました。
お姉さんのSちゃんはソフトクリームの有名店『やなかこみち』を営んでおり、
ここは何度か店の前を通ったことがあったのですが、
若い女性客が多くて寄るのをためらってしまったのです。
次回の郡上訪問ではこのソフトクリームをぜひルポしたいと思います(つづく)


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