"TIGERS ATTACK"のYouTube動画の最後に映っていた音波銃

http://www.youtube.com/watch?v=Rhx-xQOky-A


上記、昨日紹介した"TIGERS ATTACK"のYouTube動画は、カーオーディオマニアの方がアップしたようで、カーステの解説以外の部分が省かれています。
ですが、最後に少しだけ音波銃が映っています。
ちなみに、Woody Norris によるLRADの超低周波音機能の説明があるのは、カーステの次のチャプターです。


この黒い機械は、番組内でカーステの部分より前に詳しく解説された兵器でして、敵を殺傷したり建物を破壊する音波銃と説明されています。
この音波銃を検査したところ、超低周波音が秒間10〜20の振動数になったところで検査室の壁が3cmも振動し始めるほどの威力があったということです。


【敵を殺傷したり建物を破壊する音波銃。1969年に特許が取得され、兵器としての有用性が記されている。CGでは大きさが分かりにくく、見方によっては車ほどの大きさにも見えるが、この音波銃を検査したことのある技師が番組内で「この小さな装置」と呼んでいることから、比較的小さなものであると思われる。実際、インタビューが行われていた「検査室がある部屋」も巨大なものではなく、普通の部屋の中に別施設として検査室が設置されているような大きさだった。そのような「小さな装置」が超低周波音を発して建物を振動させ、破壊する程の威力を有している】



ステルス機の開発が始まると三角形のUFOブームが訪れたりと、兵器の開発がオカルトに目くらましされる場合があります。
建物をも振動させるという音波銃など音響兵器は、その実験がオカルトとして処理された場合、さしずめ1960年代〜70年代に体験談や映画でブームとなったポルターガイスト(騒霊)といったところでしょうか。


カーステ解説の部分だけでも興味深い話は多く、超低周波音の周波数の変化により身体の振動する部位が変わり、鼻だけが振動することもあるそうです。
(※再生環境からか、縦横の縮尺比が変化しています)


【超低周波音による鼻の振動を身振り手振りで説明するカーオーディオマニア。超低周波音の周波数の変化により身体の振動する部位が変わるという】