大本営と厚労省

某巨大掲示板医療崩壊スレ「【首都】唯今医療崩壊進行中【決戦】その4」より
m3よりコピペらしい。

141 m3よりコピペ 2007/03/16(金) 14:10:41 i1kGoMHH0
 昨今の医療・厚生労働行政全般を見ていると、厚労省と太平洋戦争当時の大本営というものが非常によく似た組織体質をもっているのではないか、と考えざるを得ない。
 大本営は太平洋戦争を指導し、その存在目的を果たし得なかったばかりか、日本に決定的な敗北をもたらし、国民を多数犠牲にした失敗組織の代表格である。その大本営厚労省 とが実によく似た組織体質を持っているのではないか、と思われるのである。
例としてガダルカナル島争奪戦での様子と今の医療行政とを対比してみた。

  • 敵戦力の過小評価<…>医師不足の過小評価
  • 現場無視の命令乱発<…>現場無視の医療行政(看護師内診問題における堀医院の一件しかり)
  • 戦力の逐次投入(効果なし)<…>中途半端な医学部定員増(効果なし)
  • 現実論を言う司令官を更迭<…>現実論を語る本田先生を嫌う
  • 大本営発表は嘘だらけ<…>厚労省発表は嘘だらけ
  • 一見華々しい精神論の跋扈<…>現場にのみ精神論を期待(医師は聖職、楽してもうけるな…など)
  • 敗因は現場の敢闘精神の不足によるもの、と説明<…>医療衰退は現場が楽ばかりしようとしているから、と説明
  • 現場が血を持って償う<…>現場が血を持って償う

142 続き sage 2007/03/16(金) 14:11:20 i1kGoMHH0
 さらにガダルカナル争奪戦の帰結から、この国の医療政策の帰結を予想する

  • 最終的には撤退<…>国民皆保険制度からの撤退
  • 戦病死者、餓死者多数<…>医療不足の狭間で老人多数死亡、あるいは保険に入れない人多数、妊産婦死亡率増加、新生児死亡率増加
  • 大本営としては「撤退」と言わずに「転進」と発表<…>厚労省は「小さな政府」「集約化」を進めていると発表
  • 関係した兵士はすぐには内地に返さない(撤退がばれるため)<…>医者はマスコミ・世論にたたかれ生殺し
  • 大本営は責任とらず<…>厚労省は責任取らず

結局のところ、厚労省大本営も次の点で酷似している。

  • 合理的思考の欠如、停止

(産婦人科の減少の理由を出産数減少と言ってみたり…客観的データの黙殺、根拠無き楽観的予測)

  • 現場からのフィードバック無視(これは特に著しい)

(現場医師の意見を取り入れない)

  • 縦割り行政の弊害

(陸軍と海軍は最後まで協働作戦をとることが困難だった。文科省厚労省の綱引きも新臨床研修制度の遠因とされる)
 これら官僚組織の腐敗と悪弊により、この国はさらにおとしめられようとしている。

だそうで。医療ブログとか掲示板で、「今、平成19年3月だけど、昭和19年3月に酷似」と言われるのもわかるような気が。