スマートフォン用の表示で見る

大本営

一般

大本営

だいほんえい

大本営(大本營)とは、戦時における天皇直属の最高統帥機関のこと。

大本営会議、大本営陸軍部(参謀本部)および海軍部(軍令部)などで構成される。

大東亜戦争においては昭和20年8月14日最後の大本営発表までの3年9ヶ月の間、新聞・ラジオ大本営発表をそのまま報じた。大本営発表は、特に戦争後期には戦果を誇張し、被害を矮小化する傾向が顕著であったが、国民がその内容に公然と疑いをさしはさむことは許されなかった。

大本営を設置するための「戦時大本営条例」は明治26年(1893年)5月19日勅令52号として発布されたが、大本営の設置は日清戦争の開戦まで発表されなかった。同条例明治36年12月28日勅令293号により以下の通り改正された。

第一条 天皇ノ大纛下ニ最高ノ統帥部ヲ置キ之ヲ大本営ト称ス

第二条 大本営幕僚及各機関ノ高等部ヲ置ク其ノ編制ハ別ニ之ヲ定ム

第三条 参謀総長海軍軍令部長ハ各其ノ幕僚ニ長トシテ帷幄ノ機務ニ奉仕シ作戦ヲ参画シ終局ノ目的ニ稽ヘ陸海両軍ノ策応協同ヲ図ルヲ任トス

四条 陸海軍幕僚ハ各其ノ幕僚長ノ指揮ヲ受ケ計画及軍令ニ関スル事務ヲ掌ル

第五条 各機関ノ高等部ハ各其ノ幕僚長ノ指揮ヲ受ケテ当該事務ヲ統理ス