文系とか理系とか

文系理系の分け方って、科目でそうなってるのかもしれないけど、本来はどうあるべきなのか。
基本的に、数学みたいな理屈で成り立ってる学問があって、それをまず理解することで、共通の議論を出来る理論的土台を共有した上で、ある人たちは物理、化学、生物、その他の方向へ進み、ある人たちは法律その他の学問へ進む。これが文系理系のあるべき姿であって、そういう理屈で議論できる人たちばかりだったら、多少話もしやすくなるのかも知れないけど。
いつからか、文系の一部の人って、感情だけでモノを言うような人たちが増えてません? 比較的高学歴の文系の人に、感情的文系の人が増えてるような気がするんですが、どうでしょう。理論的に話が出来ない人。理系でもそういう人はいないでもないんだけど、理系の業界で理論的に話出来ない人は淘汰されるので、まあそれは置いといて。「文系だから、難しい理屈はわからないんで」みたいな発想は、本来あり得ないと思うんだがどうだろうか。ゆとりがイカンのか、それとも旧制高校の時代にまで戻って、高度一般教養教育をすべきなのか。理詰めで話を進めたら、最近医療とマスコミの間で問題になっているようなこと、殆ど無くなると思うんだけど。まあ、マスコミもすべて分かった上で現在の戦略を取ってるような気もするので、それならそれでタチが悪い、ということになるわけだが・・・・仕方ない、理系のマスコミの人が増えてくれれば、もう少し風通しもよくなるだろうか。この国は「美しい国」だから、それも望み薄かな。