国語力

いつもおなじみミスリード新聞。意図的なのか、国語力がないのか。
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厚木市立病院:産婦人科再開へ 医師確保に「業務手当」 /神奈川:MSN毎日インタラクティブ メッセージ
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厚木市立病院:産婦人科再開へ 医師確保に「業務手当」 /神奈川
8月11日12時1分配信 毎日新聞
 ◇年収を県内最高水準に
 厚木市は10日、今月から診療を休止している市立病院産婦人科の再開に向け、同科の医師確保策を発表した。同科常勤医師だけを対象とした「病院業務手当」の創設などによる厚遇化で、年収を県内の病院勤務医の最高水準にするという。9月市議会に提案し、可決されれば専門誌の広告などで募集を始める。
 市病院事業局は、同手当の額を「調整中」として明らかにしなかったが、産婦人科常勤医が毎月、一度でも出産を担当すれば支払う。全国的にも珍しく、期間は採用されてから36カ月間。
 また「分べん介助手当」も設け、常勤産婦人科医、助産師・看護師を対象に出産回数ごとに支払う。さらに、同科以外の常勤医との均衡化のため、緊急手術をした場合などに医師らに支払う「救急医療等従事手当」や「診断書等作成手当」まで設ける。
 同局によると、県病院協会加盟の病院勤務医の年収は最高で2400万円弱。厚木市立病院産婦人科常勤医の年収はこの額を上回りそうだ。【佐藤浩

イイ話みたいだけど、タイトル読んだら、もうすぐにでも再開しそうだよね。でも実際は、全然予定はなくて、給料上げる条例案かなんかを議会通したら、その後募集かける、って話だよね。だったら、タイトル的には、「再開へ向け」くらいにしないと事実でないんでない? 国語力ないな〜
この記事の中の、「診断書等作成手当」は欲しかったな。勤務医時代、書けば書くほど病院の収入になるのが悔しかったもんで。下っ端だったからどんどん書類は増えてったし。で、患者さんからはなかなか出来てないって苦情来たりして。あれで3500円くらい取るんだよね。患者さんから用紙受け取ってから3日以内に書き上げた分については、一枚500円でもいいから医師に入るようにしてたら、ビンボー若手医師の間で「今夜の飲み代稼ぐぞ〜」とかいって必死に10枚くらい書き上げるとか、他の医師の患者さんの分まで書くとか、診断書の取り合いになるような状況になったかも知れないのに。今の研修医さんたちとかは高給取りだからもうそんな時代は来ないと思いますがね。

同科以外の常勤医との均衡化のため、緊急手術をした場合などに医師らに支払う「救急医療等従事手当」や「診断書等作成手当」まで設ける。

のところは、「まで」に悪意を感じますけど。「そんなことまでしなくてもいいのに」って感じね。そういう意図じゃなければやっぱり国語力の問題だな。