60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

恵送御礼2


松田美佐さんからのいただきもの。
うわさ研究のレヴューとともに
ネット以降のメディア環境下でのwords of mouth論。
いや、本当にいちばん古くて新しいメディア。


唐突に爆風スランプに「うわさに、なりたい」って
あったようなと思い検索。そうだ、そうだ
シチズンのリビエールという時計のCMソングだったんだ。
http://www.youtube.com/watch?v=BjiSSzMviMo
爆風スランプのものはなかったが、白井貴子、懐かしい。
男の子がなぜか、浅田彰『逃走論』を読んでいる。
オレたちひょうきん族でのCFパロディも出てくる。
…いやぁ、やっぱり、なんか好かんな、80年代。
http://amjls.web.fc2.com/gakkai.html#2014-5


今日は子どもたちの将棋教室、
あとは田中康夫を読んだり…。


菅山真次『「就社」社会の誕生』名古屋大学出版会、2011


1972年に死んだ父親に関する思い出と言えば
(死亡時の肩書は、食堂などを経営する企業の総務次長)
こちらがまだ小学校6年だったので、あまり多くないのだが
「(田舎を中卒採用の仕事でまわってると)
人買いみたいな言われ方をしてかなわん」という愚痴だったり、
こちらからの、人事の仕事と経理の仕事はどっちが好き?
という質問に対する「人より金扱ってる方が気楽でいい」
という応答だったり。…けっこう血を受け継いでる気がする。


葬式の時に、父の会社の同僚たちが
「能吏だったのになぁ…」と語っていたことも記憶している。
急死しなければ、経営管理担当の平取くらいにはなったのかなぁ。
最近は「ひらとり」という言い方も、あまりしないんだろうけど。


それと、「人買い」ねぇ。
まだ「安寿と厨子王」みたいな童話がポピュラーだった時代。
さすがに「子取り」という言葉は、もうあまり聞かなかったけど。
1960年代は遠くなりにけりだが、
今の学生にっては、1980年代も太古の昔なんだと思う。