映画館の閉館


 東京銀座三原橋地下街にある銀座シネパトスが、耐震性の問題から、この3/31をもって閉館するとのこと。(まちがいなくなにかエロっぽい映画を観ているはずなのに)ここで映画を観た記憶がたしかなものとしては残っていないので格別寂しい想いはないのだが、東京の「名画座」が無くなっていくことには感慨がある。浅草の洋画上映館であった大勝館が1971年、映画館としては閉館になったことの無念さは別として、1999年シネヴィヴァン六本木が閉館してから「いやつぎつぎに」無くなっていくのは無念である。
 http://www28.tok2.com/home/sammy/cinevivant.html(「シネヴィヴァン六本木に捧げるレクイエム」)
 さて、閉館記念ということか掉尾(ちょうび:とうび)を飾って、2/23(土)から『インターミッション』という作品が上映されている。監督は樋口尚文秋吉久美子ほか、なんと、ひし美ゆり子佐伯日菜子も出演している。これは見逃せないぞと思っていたところ、ある筋から特別鑑賞券が2枚送られてきた。ありがたい。近く出かけたい。
 http://www.thecinema.jp/sp/pathos/(「銀座シネパトス」)
 http://pathos-lastmovie.com/(「インターミッション」)

 秋吉久美子のデビュー作品『十六歳の戦争』は、かの松本俊夫監督作品であったとは。眠っていたビデオソフト(サンオフィス製作・エスピーオー発売)を発見。あとで観てみよう。

⦅写真(解像度20%)は、東京台東区下町民家の アセビ(馬酔木)の花芽 。小川匡夫氏(全日写連)撮影。⦆